
先日のカウンセリングで、患者さまから「鼻毛も医療脱毛できるの?」「鼻の中にレーザーを当てても大丈夫?」というご質問をいただきました。
鼻毛は自分で処理している方も多い一方で、「何度もカットするのが面倒」「毛抜きで抜き続けても大丈夫?」と悩んでいる方も少なくありません。そこで今回は、鼻毛の医療脱毛で照射できる範囲や痛み、メリット・デメリット、必要な回数・期間、浜松市内の料金相場まで詳しく解説します。鼻毛の自己処理を続けるか、医療脱毛を受けるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事で分かること】
・鼻毛は脱毛できるか?
・鼻毛脱毛の範囲は?
・鼻毛脱毛のメリット・デメリットは?
・鼻毛を処理する方法とは?
・鼻毛の医療レーザー脱毛に必要な回数と期間とは?
・鼻毛の医療レーザー脱毛を受けるときの注意点とは?
鼻毛は脱毛できる?
鼻毛は医療脱毛できます。
しかし、鼻の中に生えている毛をすべてなくすわけではありません。鼻毛には本来の役割があり、レーザーを照射できる場所にも限りがあります。まずは「なぜ鼻毛を残す必要があるのか」「実際にどこまで脱毛できるのか」の2点から確認していきましょう。
鼻毛の役割

鼻毛には、鼻から入ってくるほこりや微粒子などを受け止めるフィルターのような役割があります。
そのため、鼻の奥にある毛まで取り除くと、空気と一緒に入ってくる異物(ウィルスや花粉など)を受け止める働きが弱くなります。なので、見た目が気になるからといって、すべての鼻毛を処理するのは避けた方がよいでしょう。
実際に2026年に発表された鼻腔モデルを用いたシミュレーション研究では、鼻毛がある場合は、ない場合と比べて、空気中の微粒子をキャッチする割合が12~38%高まったと報告されています。
鼻毛脱毛で照射できる範囲

鼻毛の医療脱毛では、鼻の穴のふちから約5mm程度の奥まで、入口の内側を一周するように照射できます。
正面や下から見たときに目立つ鼻毛を中心に減らすため、伸びるたびにカットしている入口付近の毛にも照射が可能です。
一方、鼻の奥は粘膜に近くなるため、レーザーを照射できません。鼻毛をすべてなくすのではなく、外から見えやすい範囲を整える施術です。鼻の形や毛の生え方によって照射範囲は異なるため、施術前に実際の鼻の状態を確認して範囲を決めます。
鼻毛脱毛のメリット・デメリット
鼻毛脱毛は自己処理の負担を減らせる一方、施術に伴う刺激や肌トラブルについても知っておく必要があります。「処理が楽になる」という点だけで決めるのではなく、実際にどのようなメリットがあり、どんな症状が起こり得るのかを分けて確認しましょう。
鼻毛脱毛のメリット

鼻毛脱毛のメリットは、繰り返す自己処理の負担を減らし、鼻毛が外から見える心配を減らせることです。
2018年にパナソニックが20~50代の会社員男女500名を対象に行った調査では、他人の身だしなみで気になることの1位が「鼻毛が出ている」で59%、78%が他人の鼻毛を気にした経験があると回答しています。
当院でも「定期的な処理が面倒」「人と近い距離で話すときに鼻毛が気になる」「仕事中も清潔感を保ちたい」といったことからご相談に来られる患者さまが多いです。特に営業職など人と対面する機会が多い患者さまから、商談前の自己処理や確認を減らしたいという方が多いです。
また、当院で鼻毛脱毛を受ける方は女性だけではありません。約60%が女性、約40%が男性です。また年代としては、30~40代がもっとも多く、次いで20代となっています。
鼻毛脱毛のデメリット

鼻毛脱毛では、照射時に熱さや痛みを感じたり、施術後に赤みやヒリつきが出たりすることがあります。特に鼻の皮膚に対してレーザーの出力が強すぎると、熱によって炎症が強くなり、まれにやけどや水ぶくれ、かさぶたなどにつながることがあります。鼻の入口は粘膜に近いデリケートな部位のため、脱毛効果だけを優先して出力を上げるのではなく、肌状態に合わせた照射が必要です。
そのため当院では、鼻毛脱毛にソプラノアイスプラチナムを使用し、肌への負担や痛みに配慮しながら照射しています。実際に当院の鼻毛脱毛では、強い痛みを訴える方は多くなく、麻酔を使用するケースもほとんどありません。
ただし、痛みや赤みの出方には個人差があるため、施術中に強い熱さや痛みを感じた場合は我慢せずスタッフへお伝えください。ソプラノアイスプラチナムについて詳しくは関連ページをご覧ください。
鼻毛を処理する方法
鼻毛の処理方法は、「一時的に見た目を整えたいのか」「繰り返す自己処理の負担を減らしたいのか」によって異なります。
数本の鼻毛を整える程度であれば、ハサミや鼻毛シェーバーで十分です。一方、伸びるたびに処理するのが面倒な方や、日常的な自己処理を減らしたい方には医療脱毛が向いています。以下では、それぞれの処理方法の特徴や注意点を説明します。
ハサミ・鼻毛シェーバー【あまり気にならない方】

たまに鼻毛が出る程度であれば、鼻毛用のハサミやシェーバーで十分です。
費用を抑えて自宅ですぐ処理できるため、鼻毛の量が少なく、定期的なカットを負担に感じていない方なら無理に脱毛する必要はありません。
一方、カットしても毛そのものが減るわけではないため、伸びるたびに処理が必要です。「数日に1回確認している」「人と会う前に毎回チェックしている」といった手間を減らしたい場合は、医療脱毛との違いを比較してみてください。
医療レーザー脱毛【手間を無くしたい方】

鼻毛を何度も処理する手間を減らしたい方には、医療レーザー脱毛がおすすめです。
ハサミや鼻毛シェーバーは伸びた毛を短くするだけなので、毛が伸びるたびに繰り返し自己処理が必要になります。
一方、医療レーザー脱毛は施術を重ねることで黒い鼻毛の量を減らせるため、自己処理の頻度も少なくなります。
当院では、鼻毛脱毛を受けた患者さまから「以前は定期的にカットしていたものの、脱毛後は3か月に1回程度の処理で気にならなくなった」という声も多く聞かれます。
毛抜き・ワックス脱毛【NG】

鼻毛を毛抜きやワックスで抜く処理はNGです。
鼻毛を根元から無理に引き抜くと毛穴の周囲に小さな傷ができ、赤みや腫れ、痛みなどの炎症を起こすことがあるからです。さらに、鼻の中には細菌が存在するため、傷ついた部分から細菌が入り、化膿することもあります。
当院でも、鼻毛脱毛を始める前に「伸びるたびに毛抜きで抜いていた」という患者さまがみられますが、鼻毛が気になる場合は抜かず、鼻毛用のハサミやシェーバーで外から見える部分だけを短くカットするようご案内しています。
鼻毛の医療レーザー脱毛に必要な回数と期間
**当院では鼻毛脱毛を5回程度受ける方が多く、施術完了までには10か月以上かかります。**1回ごとの変化だけで判断するのではなく、どの程度の回数が必要なのか、どのくらいの間隔で通うのかを分けて確認しましょう。
必要な回数の目安

鼻毛の医療脱毛は、5回程度をひとつの目安として考えるとよいでしょう。
2024年に医療脱毛経験者を対象としたアンケートでは、3回目で効果を実感した方がもっとも多い一方、満足した回数は5回目が最多という結果でした。
そのため、鼻毛脱毛についても、5~10回程度がひとつの目安とされています。
実際、当院では5回程度受ける患者さまが多く、5回終了後に追加照射を受ける方は少数です。5回程度受けると「鼻毛を処理する頻度が減った」と感じる方が多いです。
施術間隔と期間の目安

鼻毛の医療レーザー脱毛は、2か月に1回程度の間隔で受け、5回の施術で約10か月が期間の目安です。
鼻毛には毛が生え変わる「毛周期」があり、レーザーが反応しやすい成長期の毛は全体の一部に限られます。
1回照射した後に期間を空けることで、前回の施術時には休止期などでレーザーが反応しにくかった毛が成長期に移ります。
そのタイミングで次の照射を行い、回数を重ねながら鼻毛を減らしていきます。
そのため、短期間に何度も照射するのではなく、鼻毛の毛周期に合わせて施術間隔を空ける必要があります。毛周期について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
鼻毛脱毛の料金相場
鼻毛の医療脱毛は、1回あたり約7,700~16,500円が料金の目安です。ただし、鼻毛脱毛は1回で完了する施術ではなく、当院では5回程度受ける方が多いため、1回の料金だけでなく複数回受けた場合の総額も確認しておく必要があります。
そこで今回は、当院のある浜松市内で鼻毛の医療脱毛を受けられるクリニックの料金を調査しました。1回プランに加えて、5回程度通った場合にどのくらいの費用がかかるのかも含めて紹介します。
1回あたりの料金相場
浜松市内の鼻毛脱毛を調査すると、1回プランは約7,700~16,500円、5回コースは総額約19,500~74,000円台が目安です。
| プラン | 料金相場 |
|---|---|
| 1回プラン | 約7,700~16,500円 |
| 5回コース | 約19,500~74,000円台 |
5回コースは1回あたりに換算すると約3,900~14,800円ですが、安いプランの中には、鼻毛単独では契約できず、ほかの部位とのセットや追加契約が条件になっているものもあります。
そのため、料金を比較するときは「鼻毛だけで契約できるか」「何回受けられるか」「剃毛代や薬代などの追加費用があるか」まで確認してください。
※料金は2026年9月時点で、浜松市内の複数の医療機関が公開している料金をもとに算出しています。
鼻毛の医療レーザー脱毛を受けるときの注意点
鼻毛脱毛では、施術前の鼻の状態や毛の色、施術後の過ごし方によって確認するポイントが異なります。「鼻炎があっても受けられる?」「白髪も脱毛できる?」「施術後はどう過ごす?」といった疑問を、順番に確認していきましょう。
鼻炎や炎症がある場合は事前に相談する
鼻炎の症状が強いときや、鼻の入口に傷・腫れ・できものがあるときは、施術前に医師へ伝えてください。
炎症が起きている部分へレーザーの熱が加わると、赤みやヒリつきが強く出る場合があるためです。
たとえば、花粉症で何度も鼻をかんで入口が赤くなっている、鼻を触って傷ができている、毛穴の周囲に痛みを伴うできものがある、といった状態です。その日の状態によっては、炎症が落ち着くまで照射を延期する場合があります。一方、鼻炎があるだけで一律に鼻毛脱毛ができなくなるわけではありません。鼻の入口にレーザーを照射できる状態か、ということが重要です。
白髪にはレーザーが反応しにくい

白くなった鼻毛には、医療レーザーが十分に反応しません。
レーザーは黒い毛を目印に熱を発生させるため、黒い色素が少ない白髪では発毛に関わる組織まで十分な熱を届けにくいためです。
当院でも、40代以降の患者さまでは黒い鼻毛の中に白髪が混じっているケースがみられます。この状態でレーザー脱毛を受けると、黒い鼻毛は減っても白髪だけが残ることがあります。
そのため、白髪になる前に鼻毛脱毛を始めると、レーザーが反応する黒い毛を処理しやすくなります。すでに白髪がある方は、施術前に黒い毛と白い毛の割合を確認してもらいましょう。
詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
施術後は鼻の中を刺激しない
鼻毛脱毛を受けた後は、照射した部分を指で触る、こする、残った毛を毛抜きで抜くといった刺激を避けてください。
レーザー照射直後は毛穴の周囲に赤みや熱感が出ることがあり、刺激を重ねるとヒリつきや炎症が強くなるためです。施術当日に鼻をかむ必要がある場合も、入口を強くこすらずやさしく行います。照射後に残っている毛が気になっても、毛抜きで引っ張る必要はありません。強い痛みや腫れ、水ぶくれが出た場合や、症状が長引く場合は、施術を受けた医療機関へ連絡してください。
まずは無料カウンセリングを

当院は開院20年以上、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。鼻毛の医療脱毛にも対応しており、鼻の状態や毛量を確認したうえで施術をご案内します。口コミ評価も4.6と高い評価をいただいています。「鼻毛はどこまで脱毛できる?」と気になる方も、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
まとめ
鼻毛の医療レーザー脱毛は、鼻の奥にある毛まですべてなくすのではなく、主に鼻の入口付近にある見えやすい毛を減らす施術です。定期的な鼻毛カットや毛抜きが負担になっている方は、施術を重ねることで自己処理の回数を減らせます。重要なポイントは以下の通りです。
- ・鼻毛脱毛では主に鼻の入口付近を照射する
- ・当院では強い痛みを訴える方は多く、麻酔を使用するケースもほとんどない
- ・当院では5回程度受ける方が多く、5回後に追加照射を受ける方は少数
- ・黒い鼻毛にはレーザーが反応するが、白髪には十分に反応しない
- ・浜松市内では料金だけでなく、単独契約・セット契約などの条件にも違いがある
- ・鼻に傷や強い炎症がある場合は、状態によって施術を延期することがある
「自分の場合はどこまで脱毛できる?」「5回でどの程度減らせる?」と気になる方は、カウンセリングで実際の鼻毛を確認しながらご相談ください。
このページの監修医師

記事医師監修
土屋 皓大
ハートライフクリニック院長
・日本形成外科学会認定専門医
・日本医師会認定産業医
・乳房インプラント責任医師
・臨床研修指導医
・日本形成外科学会
・日本形成外科学会(JSAPS)
・日本美容皮膚科学会
・日本創傷外科学会
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会




