
脱毛の流れや様々な脱毛機器があることはみなさまなんとなくでもご存じだと思います。
ですが脱毛をしたはいいけど、どれくらいで抜けるのだろう、抜ける仕組みってそもそも何なんだろうなど施術後の不安があると思います。
今回そんな不安や疑問を解説いたします。最後まで読むことで、「正常な経過なのか」「相談したほうがよい状態なのか」を判断しやすくなります。
【この記事で分かること】
・医療脱毛後で毛が抜けるまでの流れ
・医療脱毛後の自己処理方法
・医療脱毛後の肌ケア方法
・医療脱毛後の肌トラブルで相談した方が良いこと
医療脱毛後に毛が抜けるまでの流れと理由
医療脱毛後の毛は、施術直後にすぐ抜け落ちるわけではありません。「異常かどうか」を判断するためにも、正常な経過を理解しておくことが大切です。
毛が抜け始めるのは施術後1〜3週間が目安

医療脱毛後の毛は、施術直後ではなく1〜3週間ほどかけて徐々に抜け落ちます。レーザーでダメージを受けた毛が、肌の生まれ変わりに合わせて自然に排出されるためです。
施術直後は毛が残って見えることがありますが、これは毛穴の中にある毛がすぐには排出されないためです。お風呂やタオルで体を拭いた際に、毛がスルッと抜ける感覚を実感する方もいます。
20代女性の患者さまは「1週間たっても変化がなく失敗したかと思った」と不安を感じていましたが、2週間ほどで自然に抜け始め、自己処理がかなり楽になったと話されていました。
一方で、焦って毛抜きで引っ張ると炎症や埋没毛の原因になるため、自然に抜けるのを待つことが大切です。
施術直後に毛が伸びたように見えることもある

医療脱毛後に毛が伸びたように見えても異常ではありません。レーザーで反応した毛が、毛穴の奥から表面へ押し出されるためです。
特に施術後数日〜1週間ほどは、「逆に濃くなった」「伸びるスピードが早い」と感じる方もいます。
しかし、実際には新しく毛が増えているわけではなく、反応した毛が表面へ出てきている状態です。
ただし、部位によって異なりますが、3回以上施術してもまったく変化がない場合は、出力設定や脱毛方式を確認したほうがよい状態です。詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
脱毛効果は成長期の毛へ反応しやすい

医療脱毛は、1回ですべての毛へ効果が出るわけではありません。レーザーは、成長期にある毛へ反応しやすいためです。
毛には「成長期」「退行期」「休止期」があり、施術時に成長期だった毛へ主に熱が届きます。成長期の毛は全体の10〜20%ほどしかありません。
さらに、毛周期は毛穴ごとにバラバラに進んでいるため、成長期の毛を一度にそろえることはできません。そのため、間隔を空けながら複数回照射する必要があります。
特にVIOやヒゲは変化を感じやすい部位ですが、全体を減らすには複数回の施術が必要です。一般的には5〜8回ほどで、自己処理頻度が大きく減る方が多いです。
「1回受けたのに全部残っている」と感じても、毛周期による正常な経過であることが多いです。毛周期について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
部位や毛質によって抜け方は変わる

医療脱毛後の毛の抜け方には、部位や毛質による差があります。レーザーは黒い色へ反応するため、太く濃い毛ほど変化を感じやすいためです。
ワキやVIOのような太い毛は、比較的ポロポロ抜ける感覚を得やすい傾向があります。一方で、顔や背中のように産毛が多い部位は反応がゆるやかなため、変化実感まで回数が必要です。
また、一方でヒゲやVIOのような濃い毛では、高出力で照射する熱破壊式レーザーのほうが変化を実感しやすい傾向があります。代表的な機種としてジェントルマックスプロプラスがあります。医療レーザーの仕組みについては以前投稿した関連記事をご覧ください。
回数を重ねることで自己処理が楽になる

医療脱毛は、回数を重ねることで毛量が減り、自己処理が楽になっていきます。毛が細くなり、生えるスピードもゆるやかになるためです。
患者さまからも、3回目前後から「毛が減ってきた」「剃る回数が減った」と実感する声を多くいただきます。
特にヒゲやVIO、ワキなど毛が濃い部位は、比較的変化を感じやすい傾向があります。
一方で、さきほどお伝えしたように、顔や背中の産毛は反応がゆるやかなため、変化実感まで回数が必要になることがあります。部位ごとに毛の太さや色素、毛周期が異なるため、同じ回数でも効果の出方には差があります。
医療脱毛後は刺激を避けた自己処理が必要
医療脱毛後の肌は熱ダメージを受けており、一時的に敏感な状態です。自己処理方法を間違えると、赤みや毛嚢炎、色素沈着につながることがあります。毛が抜けるまでの期間は、肌への刺激をできるだけ抑えることが大切です。
自己処理は電気シェーバーを使う

医療脱毛後の自己処理には、電気シェーバーがおすすめです。肌表面への刺激が少なく、炎症リスクを抑えやすいためです。
カミソリでは角質まで削りやすく、乾燥やヒリつきの原因になることがあります。特に施術後の肌は敏感なため、強い刺激を与えるT字型のカミソリなどはおすすめできません。
自己処理する際は、刃を強く押し当てず、やさしく滑らせるように使います。処理後は保湿も忘れないようにしましょう。
また、毛抜きは避ける必要があります。毛根ごと抜いてしまうと、次回レーザーが反応しにくくなるためです。詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
関連記事:医療脱毛期間中に毛抜きはNG!その理由と正しい自己処理方法を解説
脱毛直後は肌を休ませる

施術直後は無理に自己処理せず、まず肌を休ませることが大切です。レーザー照射後の肌は熱を持ち、一時的に刺激へ敏感になっているためです。
特に赤みやヒリつきがある間は、自己処理だけでなく、サウナや長時間の入浴、飲酒も控える必要があります。施術後は熱がこもりやすく、刺激によって赤みが強くなることがあるためです。
実際に、施術当日にナイロンタオルで強くこすってしまい、赤みが悪化して相談されるケースもあります。違和感がある場合は、保冷剤をタオルで包んでやさしく冷やしましょう。
赤みやヒリつきは数時間〜2日ほどで落ち着くことが多いですが、3日以上続く場合や、水ぶくれ・強い痛みがある場合はクリニックへ相談が必要です。
毛がポロポロ抜けても無理に引っ張らない

毛がポロポロ抜け始めても、無理に引っ張ることはNGです。強い刺激によって肌トラブルにつながるためです。
医療脱毛後は、反応した毛が自然に抜け落ちていきます。
特に毛抜きで強く抜くと、毛穴の炎症や埋没毛につながることがあります。スクラブやピーリングも、施術直後は刺激になりやすいため使用は控えましょう。
「抜けそうで気になる」と感じても、自然に抜け落ちるのを待つことが肌トラブル予防につながります。
医療脱毛の効果を高めるには肌管理が重要
医療脱毛の効果を引き出すには、施術だけでなく日常の肌管理も重要です。乾燥や日焼けを防ぎ、肌状態を整えることで、施術後のトラブル予防や照射時の刺激軽減につながります。
脱毛前後は保湿を徹底する

医療脱毛期間中は、保湿を徹底することが重要です。乾燥した肌はバリア機能が低下し、レーザー刺激を受けやすくなるためです。
乾燥によって角質が硬くなると、毛が抜けにくく感じやすくなります。化粧水だけでなく、乳液やクリームで水分を閉じ込めることが大切です。
30代女性の患者さまは、毎日保湿を意識するようになってから、施術後の赤みやかゆみが軽減したと話されていました。特に秋冬は乾燥しやすいため、入浴後すぐに保湿する習慣をつけることがポイントです。
日焼け対策を徹底する

脱毛期間中は、季節を問わず紫外線対策が欠かせません。紫外線は冬や曇りの日でも降り注いでおり、日焼けした肌はレーザーの熱が集中しやすく、やけどや色素沈着リスクが高まるためです。
特に夏場や屋外活動が多い方は、施術延期になるケースもあります。外出時はSPF30〜50・PA+++以上の日焼け止めを使用し、顔や首は2〜3時間ごとに塗り直すことが大切です。乾燥しやすい方は、ミルクタイプやジェルタイプなど低刺激の日焼け止めを選ぶと使いやすくなります。
さらに、帽子や日傘、長袖も活用しながら紫外線ダメージを減らしましょう。「少し焼けたくらいなら大丈夫」と自己判断せず、通年で対策を続けることが重要です。脱毛時に日焼けがNGな理由について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
睡眠や食事で肌の回復を支える

睡眠や栄養バランスを整えることは、脱毛後の肌回復を支えるうえで重要です。睡眠不足や栄養不足は、肌のバリア機能低下につながるためです。
日本皮膚科学会でも、生活習慣の乱れは皮膚状態悪化につながるとされています。
また、海外の皮膚研究では、慢性的な睡眠不足によって皮膚バリア機能や回復力が低下したと報告されています。
夜更かしが続くと、乾燥や赤みが出やすくなり、施術後の刺激を感じやすくなることがあります。
例えば、睡眠は1日8時間以上取ることやタンパク質やビタミン類を意識した食事を摂ることは、肌状態を整えることにつながります。
生活習慣だけで脱毛効果が決まるわけではありませんが、肌状態を整えることは施術後のトラブル予防につながります。
毛周期に合わせて通う

医療脱毛は、毛周期に合わせて通うことが一番おすすめです。レーザーは、先ほども説明させていただいたように、成長期にある毛へ反応しやすいためです。
一般的には、成長期の毛が生えそろうタイミングに合わせて、2〜3か月ほど間隔を空けて施術を行います。毛周期は部位ごとに異なるため、ヒゲや顔はやや短め、体やVIOは長めの間隔になることもあります。
「早く終わらせたい」と短期間で通いすぎても、成長期の毛が少ないタイミングでは十分な反応が出にくくなります。反対に、間隔が空きすぎると脱毛完了まで長引く原因になります。
予約間隔に迷う場合は、自己判断せずクリニックへ相談することが大切です。脱毛間隔について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
医療脱毛後に相談したほうがよい症状もある
医療脱毛後の経過には個人差がありますが、中にはクリニックへ相談したほうがよいケースもあります。照射漏れや炎症などの肌トラブルが隠れていることもあるため、気になる症状は早めに確認することが大切です。
特に照射漏れは、再照射対応の期限が決まっているクリニックも少なくありません。そのため、「おかしいかも」と感じた時点で早めに相談することが重要です。ここからは、医療脱毛後の相談した方が良い代表的事例をご紹介させていただきます。
2〜3週間たってもほとんど毛が抜けない

施術後2〜3週間たってもほとんど毛が抜けない場合は、一度クリニックへ相談したほうが安心です。出力設定や脱毛方式の影響も考えられるためです。
特に1〜2回施術を受けてもまったく変化を感じない場合は、使用している医療機器が自分の毛質へ合っていないケースもあります。
ヒゲやVIOなど濃い毛へしっかり反応を期待したい場合は、熱破壊式レーザーを導入しているクリニックを検討する方法もあります。
線状やかたまりで毛が残っている

参考画像にあるように、一部分だけ線状やかたまりで毛が残る場合は、照射漏れの可能性があります。
施術者の技術不足や均一にレーザーが当たっていない場合に起こることがあるためです。「そこだけ帯状に生えている」と感じた場合は、写真を撮ってすぐに施術を受けたクリニックへ相談しましょう。保証期間内で再照射対応しているクリニックもあるため、早めに確認することが大切です。
※無理に毛を抜いたり、強くこすったりすると肌へ負担がかかるため絶対NGです
赤みやかゆみが長引いている

赤みやかゆみが3日以上続く場合は、早めにクリニックへ相談しましょう。炎症や毛嚢炎などの肌トラブルが起きていることがあるためです。
軽い赤みは施術後によく見られ、数時間〜2日ほどで落ち着くことが多くあります。一方で、強い痛みや熱感、水ぶくれ、膿を伴う場合は注意が必要です。
自己判断でスクラブやピーリングを使うと、さらに刺激になることがあります。患部を冷やし、摩擦を避けながら過ごすことが大切です。クリニックによっては、炎症を抑える塗り薬を無料で処方している場合もあります。
以上の点も踏まえ、医療脱毛は契約前のクリニック選びが重要です。
・どの医療脱毛機器を導入しているか
・契約プラン内で希望する機器を使用できるか
・照射漏れ時の再照射保証があるか
・肌トラブル時の診察代や薬代が無料か
このような点まで事前に確認しておくことが大切です。表面上の料金だけで判断すると、「希望機器が使えなかった」「追加費用がかかった」と後悔するケースもあります。安心して通うためには、施術後の対応体制まで含めて比較しながらクリニックを選ぶことがポイントです。
まずは無料カウンセリングを

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。医療脱毛機器を使い分けてお肌へ不安がある方も安心して脱毛を受けていただいています。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適な脱毛プランをご提案させていただきます。
ハートライフクリニックの医療脱毛の口コミ
ハートライフクリニックでは脱毛だけでなく、ニキビ治療前の下準備として脱毛される方など併用治療を行っている方も多いです。
また、蓄熱式かつ熟練の看護師が施術を行うので痛みも少なく多くの方からご好評の声をいただいております。

脱毛で通っていますが、少しずつ毛が薄くなっている感じがして嬉しいです!スタッフの方たちも気軽に話しかけてくださってとても通いやすいです!来るのが楽しみです!
2024/07

髭脱毛で2か月に1回程度通わせていただいています。
応対が丁寧です。効果に関してはまだ施術2回目なので少し毛が細くなったかな?程度ですが、通い続ければ期待する効果が得られるだろうという感触があります。
価格に関しては相場と同じか少し安い程度かな?と思います。
2024/05

肌管理、脱毛でお世話になっています。思ってたより効果がすぐ出てうれしいです。おすすめです。
2024/03
まとめ
医療脱毛で毛が抜けるまでは、1〜3週間ほどかかるのが一般的です。照射後すぐに変化がなくても、毛穴の中でダメージを受けた毛が少しずつ自然に抜け落ちていきます。
重要なポイントは以下の通りです。
・毛が抜け始める時期は施術後1〜3週間が目安
・毛周期の関係で1回ではすべての毛へ効果が出ない
・毛が抜けない場合でも無理に引き抜かないことが大切
・日焼けや乾燥対策が肌トラブル予防につながる
・線状に毛が残る場合は照射漏れの可能性もある
一方で、2〜3週間たってもほとんど抜けない場合や、赤み・かゆみが長引く場合は、照射設定や肌トラブル確認が必要なこともあります。
「自分の経過が正常かわからない」「なかなか効果を感じない」と不安な方は、まずは医療脱毛を行うクリニックで相談してみてください。
このページの監修医師

記事医師監修
土屋 皓大
ハートライフクリニック院長
・日本形成外科学会認定専門医
・日本医師会認定産業医
・乳房インプラント責任医師
・臨床研修指導医
・日本形成外科学会
・日本形成外科学会(JSAPS)
・日本美容皮膚科学会
・日本創傷外科学会
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会




