
金属アレルギーがある方の中には、医療脱毛に興味はあるものの「レーザーが金属に反応してやけどしないか」「そもそも施術を断られないか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。実際にカウンセリングでもそういったご質問をいただくことは少なくありません。そこで今回は、医療脱毛のレーザーと金属アレルギーの関係から、体内金属がある場合の確認事項、施術前後の注意点、安心して通えるクリニックの選び方までを解説します。
【この記事で分かること】
・金属アレルギーでも医療脱毛は受けられるか?
・医療脱毛前に確認したいこと
・金属アレルギーの方が医療脱毛を受ける際の注意点
・金属アレルギーの方のクリニックの選び方
金属アレルギーでも医療脱毛は受けられる?
金属アレルギーがあっても、医療脱毛は受けられるケースが多いです。医療レーザーは金属ではなく毛のメラニンに反応するため、金属アレルギーそのものが施術の妨げになるわけではありません。詳しい理由について、以下で説明します。
医療レーザーと金属アレルギーの関係

医療レーザーと金属アレルギーに直接の関係はなく、金属アレルギーがある方でも医療脱毛を受けられます。
医療脱毛のレーザーは金属ではなく、毛に含まれるメラニンに反応して熱を発生させるため、ピアスやネックレスなどで金属アレルギーを起こした経験があっても、レーザーが原因で同じアレルギー反応を起こすわけではありません。
医療脱毛を受けられない場合

照射する部位に画像のような湿疹や皮膚炎、強い赤み・かゆみなどがある場合は、症状が落ち着くまで施術を見合わせます。
すでに炎症が起きている肌へレーザーを照射すると、赤みやヒリヒリ感などの症状が強くなる可能性があるためです。
特に、金属アレルギーによる湿疹が照射部位に出ている場合は、隠さず施術を受ける前に医師に確認しましょう。
医療脱毛前に確認したいこと
医療脱毛を受ける前に、金属アレルギーの出やすい部位や銀歯やインプラントなど体内に金属が入っているか、過去の脱毛時の反応、服用中の薬を伝えておきましょう。これらの情報があることで、医師が肌状態や体質をより正確に確認し、施術できるかどうかや適した照射方法を判断しやすくなります。具体的に確認しておきたいことを、以下で詳しく説明します。
金属アレルギーの症状が出た部位を確認する

過去に金属アレルギーの症状が出た部位を脱毛する場合は、現在の肌状態を確認してから照射する必要があります。
金属アレルギーによる赤みやかゆみ、湿疹が現在も残っている場合、レーザーによる刺激を加えることで肌状態を悪化させるおそれがあるためです。
たとえば、ネックレスで首に湿疹が出たことがあり、首の脱毛を予定している場合は、カウンセリングで伝えてください。過去に症状があっても現在は肌に異常がなければ照射できることがありますが、赤みやかゆみなどが残っている場合は施術を見合わせる必要があるからです。
銀歯やインプラントなど体内金属の有無

銀歯やインプラント、人工関節、骨折治療のプレートなどが体内にあっても、それだけを理由に医療脱毛を受けられないわけではありません。
ただし、金属の位置によっては、その周辺を避けて照射することがあります。
たとえば、銀歯や歯科インプラントは顔の皮膚から離れた位置にあるため、通常は顔の脱毛に大きな影響はありません。一方、骨折治療のプレートなどが照射部位の近くにある場合は、金属の位置を確認し、必要に応じてその周辺への照射を避けて脱毛を行います。体内金属がある方は、カウンセリング時に種類や入っている場所を伝えておきましょう。
過去の脱毛歴や服用中の薬

過去の脱毛で赤みや腫れが強く出た方は、その経験を事前に伝えてください。過去の反応を踏まえて、肌への負担を抑えられるよう照射出力を調整する材料になります。
また、服用中の薬によっては、レーザー照射後に強い赤みや炎症が起こりやすくなるものがあります。特に光に対する反応を強める薬を服用している場合は、施術を見合わせることもあるため、薬の名前を正確に伝えることが必要です。脱毛できない薬の種類など詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
関連記事:脱毛中に薬を飲んでも大丈夫?注意したい薬と休薬期間を解説
金属アレルギーの方が医療脱毛を受ける際の注意点
金属アレルギーがある方も医療脱毛を受けられますが、安全に施術するためにいくつか確認しておきたいことがあります。特に、施術時の金属アクセサリーの扱いや、肌にレーザーを照射した際の反応について、事前に確認しておくことが大切です。
施術前に金属アクセサリーを外す

ピアスやネックレス、指輪などの金属アクセサリーは、レーザー照射前に外しましょう。
アクセサリーが照射の妨げになったり、レーザーが意図しない場所に当たったりするのを防ぐためです。特に照射部位やその周辺にアクセサリーがある場合は、事前に外しておくとスムーズです。外せないピアスなどがある場合は、自己判断で残したままにせず、施術前にスタッフへ確認してください。
必要に応じてテスト照射を受ける

レーザー照射後の肌反応が心配な方は、テスト照射で実際の肌の反応を確認してから施術を受けるのがおすすめです。
テスト照射とは、狭い範囲にレーザーを照射し、赤みや腫れなどが強く出ないかを確認する方法です。特に、過去の脱毛で強い肌トラブルがあった方は、実際に使用する医療脱毛機器で試し打ちを受けておくと、照射後の肌状態を確認したうえで契約を検討できます。
テスト照射を行っているか、また反応を確認する期間はクリニックによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

■患者さまの声
テスト照射を受けたところ、腕の内側だけ赤みが少し強く出てしまいました。その部分は出力を調整してもらい、他の部位は問題なく照射できています。最初にテスト照射をしておいたことで、自分の肌の反応が事前にわかって安心でした(30代女性)
金属アレルギーの方のクリニックの選び方
金属アレルギーがある方は、肌治療の実績があり、施術後の肌トラブルにも対応できるクリニックを選ぶことが大切です。料金だけで決めず、自分の肌状態を相談できるか、万が一トラブルが起きた場合に医師の診察を受けられるかも確認しておきましょう。
アレルギーに対応できる診療体制か

金属アレルギーについて相談した際に、肌状態を確認したうえで施術の可否を判断してくれるクリニックを選びましょう。
対応できるか判断するには、実際にカウンセリングを受けてみるのが一番です。
カウンセリングで「金属アレルギーの症状や現在の肌状態について確認しているか」、「医師が診察したうえで施術の可否を説明しているか」これらをチェックしましょう。さらに、テスト照射へ対応しているかも確認しておくと安心です。単に「金属アレルギーでも脱毛できます」と案内するだけでなく、自分の肌状態を確認してから施術を判断しているかがポイントです。
施術後の肌トラブルに対応できるか

肌治療の実績が多く、医療脱毛後の肌トラブルにも対応できるクリニックを選びましょう。医療脱毛後に強い赤みや腫れなどが出た場合、肌状態を確認して必要な処置を行う必要があるためです。特に、肌トラブルが起きた際の診察や処置を無料で受けられるクリニックもあります。
公式サイトで肌治療の症例や診療内容を確認するほか、実際に施術を受けた方の口コミから、トラブルが起きた際の対応について確認するのもおすすめです。
契約変更や途中解約に対応しているか

肌トラブルなどで施術を続けられなくなった場合に備え、契約前に解約条件や未消化分の返金について確認しておきましょう。
医療脱毛では、一般的に解約手数料がかかっても、残りの施術回数に応じた未消化分が返金されるクリニックが多いです。
一方で、未消化分が返金されないクリニックもあります。そのため、契約時に「途中解約できるか」「未消化分は返金されるか」「解約手数料はいくらか」を確認しておくことが重要です。
まずは無料カウンセリングを

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。医療脱毛機器を使い分けてお肌へ不安がある方も安心して脱毛を受けていただいています。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適な脱毛プランをご提案させていただきます。
まとめ
金属アレルギーがあっても、金属アレルギーそのものを理由に医療脱毛を受けられないわけではありません。ただし、照射部位に赤みや湿疹などの症状がある場合は、施術を見合わせることがあります。重要なポイントは以下の通りです。
・金属アレルギーがあっても医療脱毛を受けられるケースがある
・体内金属や過去の脱毛での肌トラブルは事前に伝える
・不安がある場合はテスト照射で肌の反応を確認する
・肌トラブルへの対応や解約条件まで確認してクリニックを選ぶ
「金属アレルギーがあるけれど、自分も医療脱毛を受けられる?」と不安な方は、現在の肌状態やアレルギーの経験を確認したうえで、施術の可否を判断してもらうことが大切です。まずはカウンセリングで自分の肌状態について相談してみましょう。
このページの監修医師

記事医師監修
土屋 皓大
ハートライフクリニック院長
・日本形成外科学会認定専門医
・日本医師会認定産業医
・乳房インプラント責任医師
・臨床研修指導医
・日本形成外科学会
・日本形成外科学会(JSAPS)
・日本美容皮膚科学会
・日本創傷外科学会
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会




