
シミやくすみ、赤ら顔の改善を目的に行われる光治療(IPL)は、比較的ダウンタイムが短い美容治療として知られています。ただし施術後には赤みやほてり、シミが濃く見えるなど一時的な肌の変化が起こることがあります。
実際、患者さまでも「仕事はいつからできますか?」「シミが濃く見えるのは大丈夫ですか?」といった質問を多くいただきます。
そこで今回は、光治療(ライムライト)のダウンタイムの期間や症状、施術後の過ごし方について、実際の患者さまの経過も交えながら解説します。
IPL(光治療)のダウンタイムとは?

IPL(光治療)のダウンタイムとは、施術後に一時的に現れる赤みやほてり、シミが濃く見えるなどの肌反応の期間を指します。
ただ、レーザー治療と比べると肌への刺激が比較的穏やかなため、ダウンタイムはほとんどなく、当日からメイクが可能なケースが一般的です。光治療の代表的な治療「ライムライト」の効果について詳しくは関連ページをご覧ください。
IPL光治療のダウンタイムの経過
IPL光治療のダウンタイムは、先ほど説明したようにほとんどありません。ただし個人差があり、軽い赤みや肌の変化が数日ほど見られることがあります。
特にシミの部分は一時的に濃く見えることがあり、初めて施術を受ける方は驚くこともあります。しかしこれは光がシミの原因に反応しているために起こる変化で、一般的には正常な経過とされています。時間の経過とともに落ち着いていくケースが多いです。
施術直後

施術直後は光の刺激によって、肌に軽い赤みやほてりを感じることがあります。多くの場合は数時間ほどで落ち着き、強い痛みや腫れが出るケースは比較的少ないとされています。
例えば30代女性の患者さまは「少し日焼けしたような感じがする程度でした」と話をされていました。
多くのクリニックでは施術後に肌を冷やすケアを行うため、クーリングによってほてりが落ち着きやすくなります。
施術直後の赤みは一時的な反応であることが多く、過度に心配する必要はありません。多くの方はその日のうちに赤みが落ち着き、メイクも可能なため、普段どおり過ごせるケースが見られます。
当日〜翌日

施術当日から翌日にかけては、軽い赤みやほてりが残ることがあります。また、シミの部分が少し濃く見えることがありますが、これは光がシミの原因に反応しているサインであることが多いです。
実際に40代女性の患者さまは「シミが濃くなったように見えて少し驚きましたが、事前に説明を聞いていたので安心できました」とお話いただけました。
この時期はまだ肌が敏感な状態のため、摩擦を避けて優しくスキンケアを行うことが大切です。
2〜3日後

施術から2〜3日ほど経つと、シミの部分がさらに濃く見えることがあります。これはメラニンが表面に浮き上がることで起こる反応で、細かなかさぶたのように見えることがあります。
30代女性の患者さまも「シミがポロポロ取れるような感じになりました」と話されていました。この反応は光治療の特徴的な経過のひとつです。
無理にこすったり剥がしたりすると色素沈着の原因になることがあるため、自然に剥がれるのを待つことが大切です。
1週間後

1週間ほど経つと、濃く見えていた部分が自然に剥がれ落ち、肌のトーンが整ってくる方が多いです。赤みなどの症状も落ち着くことが多く、ここから見た目の変化を感じ始める方もいます。
40代女性の患者さまは「ファンデーションのノリが良くなった感じがしました」と話されていました。
この頃になるとダウンタイムによる症状はほとんど気にならなくなる方が多いです。
IPL光治療のダウンタイム中に見られる症状
さきほど説明させていただいたように、IPL光治療のダウンタイム中には、赤みやほてり、シミが濃く見えるなどの反応が見られることがあります。これらは光がシミや血管などに反応することで起こる一時的な変化です。
赤み・ほてり

施術後は光の刺激によって、画像のように肌に軽い赤みやほてりを感じることがあります。多くの場合は数時間から1日ほどで落ち着くことが多いです。
敏感肌の方では少し長く続くこともありますが、冷却や保湿を行うことで落ち着きやすくなります。
実際に20代女性の患者さまは「夕方には赤みがほとんど気にならなくなりました」と話されていました。多くの場合、日常生活に大きな影響が出るほどの赤みになるケースは少ないとされています。
腫れ
施術部位によっては軽い腫れを感じることがありますが、強い腫れになるケースは比較的少ないとされています。特にシミが多い部分では、わずかなむくみのように感じることがあります。
30代女性の患者さまも「少しむくんだような感じがありましたが、翌日には気にならなくなりました」と話されていました。
多くの場合、腫れは施術当日から翌日頃までに落ち着くことが多く、長くても2〜3日ほどで自然に改善するケースが一般的です。気になる場合は無理に触らず、様子を見ながら過ごすことが大切です。
かさぶた(マイクロクラスト)

ダウンタイムの経過の部分で説明させていただいたように、シミの部分が一時的に濃くなり、細かなかさぶたのように見えることがあります。これをマイクロクラストと呼びます。
メラニンが表面に浮き上がることで起こる反応で、光治療では比較的よく見られる経過です。
40代女性の患者さまも「洗顔のときに少しずつ取れていきました」と話されていました。通常は数日から1週間ほどで自然に剥がれ落ちるため、無理に触らないようにすることが大切です。
乾燥
施術後は肌のバリア機能が一時的に弱くなるため、乾燥を感じやすくなることがあります。
特に季節によってはつっぱる感じが出ることもありますが、保湿ケアをしっかり行うことで落ち着きやすくなります。
実際に患者さまからも「保湿を意識したら肌が落ち着きました」という声をよく聞きます。ダウンタイム中は普段よりも保湿を意識したスキンケアが大切です。
IPL光治療のダウンタイム中の過ごし方
ダウンタイム中は肌が一時的に敏感になっているため、紫外線や摩擦などの刺激を避けることが大切です。
施術後の過ごし方によって、肌の回復のスピードやトラブルの起こりやすさが変わることがあります。難しいケアは必要ありませんが、基本的なスキンケアを丁寧に行うことで、肌を守りながら回復をサポートすることにつながります。
紫外線対策を徹底する

施術後の肌は紫外線の影響を受けやすくなっているため、外出時は日焼け止めや帽子などで紫外線対策を行うことが大切です。強い紫外線を浴びると、炎症後色素沈着の原因になることがあります。
紫外線は夏だけでなく、冬や曇りの日でも一年を通して降り注いでいます。施術後の肌は刺激に敏感になっているため、季節に関係なく日常的に紫外線対策を行うことが重要です。
施術後しばらくは、普段以上に紫外線対策を意識して過ごすことが大切です。
紫外線のシミへの影響について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
保湿ケアを行う

ダウンタイム中は肌が乾燥しやすくなるため、普段よりもしっかり保湿ケアを行うことが大切です。
化粧水や乳液で水分と油分を補うことで、肌のバリア機能を保ちやすくなり、刺激を受けにくい状態を維持しやすくなります。肌トラブルが気になる方は、毛穴詰まりを起こしにくいノンコメドジェニック処方のスキンケアを選ぶのも一つの方法です。
40代女性の患者さまも「保湿を意識したらつっぱりが落ち着きました」と話されていました。シンプルでも丁寧なスキンケアを続けることが、肌の回復をサポートすることにつながります。
肌への刺激や血行が良くなる行動を避ける

ダウンタイム中は肌が敏感になっているため、摩擦や刺激を避けることが大切です。洗顔やスキンケアの際も、こすらず優しく触れるようにしましょう。
また、サウナ・長時間の入浴・激しい運動・飲酒など血行を強める行動は赤みを悪化させる可能性があります。施術当日から2〜3日ほどは控えるのが目安です。入浴は湯船につかるのではなく、ぬるめのシャワーで済ませると安心です。
運動は軽い散歩程度であれば翌日から可能とされることが多いですが、汗を大量にかくトレーニングやランニングは数日控えるのが望ましいでしょう。飲酒も同様に、施術当日は控え、翌日以降は少量から様子を見て再開することが一般的です。
IPL光治療のリスクや副作用
IPL光治療は比較的ダウンタイムが少ない治療とされていますが、まれに副作用が起こる可能性もあります。施術前にリスクを理解しておくことで、治療を受ける際の不安を減らすことにつながります。多くの場合は適切なアフターケアを行うことで防げるケースが多いため、施術後のスキンケアや紫外線対策を意識することが大切です。
色素沈着
施術後の肌はナイーブなため、紫外線を強く浴びたり、肌に強い刺激を与えたりすると炎症後色素沈着が起こる可能性があります。
特に摩擦や日焼けが重なると色素沈着のリスクが高くなることがあります。
実際の診療でも「日焼け止めを意識していたら問題ありませんでした」と話される患者さまが多く見られます。先ほど説明させていただいたように、紫外線対策を行うことが色素沈着の予防につながります。
まずは無料カウンセリングを

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。目視だけでなく、最新肌診断機器を活用し、最初だけでなく途中の段階でも正しくシミの状態をチェックいたします。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。
IPL光治療のダウンタイムに関するよくある質問
メイクはいつからできる?
メイクは基本的に施術当日から可能とされることが多いです。
IPL光治療はダウンタイムが少ない施術のため、ほとんどの方は大きな肌トラブルが出ることなく、当日から普段に近いメイクを行えるケースが一般的です。
実際の患者さまの中には「軽いメイクであれば当日でも問題ありませんでした」と話される方もいます。
ただし肌の状態には個人差があるため、施術後に赤みやヒリつきがある場合は無理をせず、医師の指示に従ってメイクを行うことが大切です。
シャワー・入浴はいつから?
シャワーは施術当日から可能です。ただし長時間の入浴やサウナは血行が良くなり、赤みを強める可能性があります。
そのため2日~3日ほどは短めのシャワーに切り替えることをおすすめしています。患者さまの中にも「数日だけ気をつけたら問題ありませんでした」と話される方が多くいです。
まとめ
IPL光治療は比較的ダウンタイムがほとんどない美容治療ですが、施術後には赤みやほてり、シミが濃く見えるなどの変化が稀に一時的に現れることがあります。こうした反応の多くは正常な経過であり、数日から1週間ほどで落ち着くケースが一般的です。施術後は紫外線対策や保湿ケアを意識し、肌への刺激を避けることが大切です。正しいアフターケアを行うことで、肌トラブルを防ぎながら回復をサポートすることが期待できます。
このページの監修医師

記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医



