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シミ?ニキビ跡?原因別にケアと治療を整理

シミ?ニキビ跡?原因別にケアと治療を整理

ニキビが治ったのに、あとに残る茶色い跡や赤みがなかなか消えない――それは「シミ」なのか「ニキビ跡」なのか、見分けがつかず悩む人は少なくないと思います。見た目は似ていますが、原因もケアの方法も全く異なります。そこで今回は、シミとニキビ跡の違いを整理し、それぞれに合った自宅ケアと治療法を解説します。

シミとニキビ跡の違いは「色・凹み・経過」で判断できる

シミとニキビ跡の違いは「色・凹み・経過」で判断できる

シミとニキビ跡は見た目が似ていますが、「色」「凹み」「経過」の3つで見分けることができます。
赤や紫の跡なら炎症後のニキビ跡茶色く色づく場合はシミである可能性が高く、さらに凹みがある場合はクレーター型の跡です。時間の経過で薄くなるかどうかも大切な判断ポイントです。ここでは、その3つの違いを順にわかりやすく解説します。

見た目だけで判断せず原因と経過を見ることが重要

シミとニキビ跡を正しく見分けるには、見た目だけでなく「原因」と「経過」を確認することが重要です。
たとえば、同じ茶色っぽい跡でも、紫外線でできたシミと、炎症後の色素沈着によるニキビ跡では、原因がまったく異なるため対処法も変わります。
判断の目安として、「いつ発生したか」「どんな肌トラブルのあとに残ったか」「時間の経過で薄くなっているか」を整理してみましょう。

1.いつ発生したか
ニキビが治った直後から赤みや茶色が出たなら、ニキビ跡の可能性が高いです。時間をおいてからぽつぽつ増えてきた場合は、シミ(紫外線や加齢が影響)の可能性があります。

2.どんな肌トラブルのあとに残ったか
炎症を起こしたニキビやかき壊した部分に残ったものは、炎症後の色素沈着(ニキビ跡)です。特に赤みやうっすら茶色の跡が特徴です。一方、傷や炎症とは関係なく出てきた場合はシミが考えられます。

3.時間の経過で薄くなっているか
ニキビ跡は肌の再生とともに、3〜6か月ほどで少しずつ薄くなることが多いです。逆に、時間がたっても濃くなったり、新しい箇所に出てくる場合は、シミを疑いましょう。

見た目だけで自己判断してしまうと、誤ったケアを続けてかえって悪化させることもあります。不安な場合は、早めに皮膚科で診てもらうことが正確な見極めにつながります。

シミとニキビ跡は何が違うのか?

シミとニキビ跡はどちらも「肌に残る跡」ですが、原因も仕組みも異なります。
シミは紫外線などによってメラニンが増えた、色素沈着の総称です。一方、ニキビ跡は炎症のあとに残る赤み・茶色・凹みなどを指します。特に茶色い跡は「炎症後色素沈着」と呼ばれるものです。

シミの特徴

老人性色素斑(日光性色素斑)の特徴と発症パターン

シミは、主に紫外線の影響でメラニンが増えてできる「色のついた斑点」です。
色は薄い茶色〜こげ茶色で、輪郭が比較的くっきりしていることが多く、1枚のシールを貼ったように見えることもあります。頬骨のあたり、こめかみ、鼻の上、手の甲など、日焼けしやすい部分に多くあらわれます。色の濃さは均一か、中心がやや濃く周りが淡い程度で、赤みよりも「茶色さ」が目立つのが特徴です。また、毎年夏の終わりに濃くなったり、年齢とともに少しずつ増えたりする場合もシミの可能性が高くなります。
シミには種類があることも特徴です。シミの種類について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:シミの種類と見分け方|原因別の特徴・治療法・予防法を徹底解説

ニキビ跡の特徴

ニキビビフォー

ニキビ跡は、ニキビが治ったあとに肌に残る炎症の影響です。主に「赤み」「茶色の色素沈着」「凹み(クレーター)」の3種類があります。赤みが残るタイプは、炎症によって毛細血管が広がった状態で、皮膚の再生とともに少しずつ薄くなります。茶色く見える場合は、炎症後にメラニンが増える「炎症後色素沈着」によるもので、紫外線を浴びるとより濃くなりやすい傾向があります。さらに、深い炎症で皮膚組織が壊れると、凹みや毛穴の開きのような凸凹が残ることもあります。これらの跡は、同じ“ニキビ跡”でも原因が異なるため、ケアや治療方法もそれぞれに合わせることが大切です。
ニキビ跡の原因について詳しく知りたい方は以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:ニキビ跡クレーター改善|原因と治療法を徹底解説

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着は、ニキビ跡の「茶色い跡」とシミの中間にあたる状態です。
ニキビなどの炎症が起こると、肌は刺激から守ろうとしてメラニンを過剰に作ります。本来、このメラニンはターンオーバーによって古い角質と一緒に少しずつ排出され、時間とともに薄くなっていきます。
しかし、紫外線を浴びたり、患部をこすったりすると、再びメラニンが増えて沈着が長引くことがあります。たとえるなら、紙の上に一度ついたインクが、擦るたびに広がって消えにくくなるような状態です。炎症後色素沈着は放置しても数か月で薄くなることが多いものの、紫外線対策と刺激を避けるケアを意識することで、より早い改善が期待できます。

色で見分けるシミとニキビ跡の特徴

色の違いから炎症の深さを判断する

シミとニキビ跡は、「色の違い」を見ることで状態をある程度判断できます。赤・紫・茶のそれぞれは炎症の深さや経過を示しており、対処法も異なります。鏡を見たときに今の色を知れば、改善に向けて何を優先すべきかが見えてきます。ここでは、色別の特徴と注意すべきポイントを整理して解説します。

赤みが残る場合

ニキビの赤みが残っている場合は、炎症が完全に治りきっていないか、毛細血管が拡張して血流の反応が続いていることが考えられます。
これはまだ「治る途中の肌」であり、きちんとケアすれば自然に改善する可能性があります
ただし、この段階の肌はとてもデリケートです。触ったり押したりすると刺激で炎症が再燃し、赤みが長引く原因になります。保湿で肌の回復を助け、紫外線を避けることで治りが早くなります。赤みが2〜3か月続く、あるいは痛みやしこりを感じる場合は、炎症が深部に残っている可能性があるため皮膚科の受診をおすすめします。早めに治療すれば、跡が残りにくくなります。

紫色

紫色に見えるニキビ跡は、炎症によって皮膚の奥の血管が傷つき、内出血のように血液の色が透けて見えている状態です。
赤みよりも深い場所で起きているため、青紫や赤紫のように見えるのが特徴です。血管が修復されるまでに時間がかかり、消えるまで数か月ほどかかることもあります。この段階の肌はとても敏感で、強く押したりこすったりすると血管のダメージが悪化し、跡がより長引く原因になります。色が濃くなる、痛みが続く、しこりのように硬い場合は、炎症や血管の損傷が強い可能性があるため、自己判断せず皮膚科での診察を受けましょう。適切な治療を受けることで、跡を残さず回復しやすくなります。

茶色

茶色いニキビ跡は、炎症の刺激で増えたメラニンが肌に残った「色素沈着」です。
赤みだった跡が時間とともに茶色く変わるのは、炎症後にメラニンが過剰に作られるためです。紫外線を浴びるとさらに濃くなったり、長引いたりするので注意が必要です。改善の基本は、日焼け止めと摩擦を避けるケアです。外出時はSPF30以上の日焼け止めを塗り、洗顔はこすらずやさしく行いましょう。
ただし、この段階まで進んだ色素沈着は自然には消えにくく、保険診療の薬だけでは改善が難しいこともあります。より早い改善を目指すなら、美容皮膚科での治療が効果的です。

形状で判断するポイント

クレーターの種類

シミやニキビ跡は、色だけでなく「形」にも注目することで状態を見極めやすくなります。肌が平らで色だけ残っている場合は、セルフケアでも改善が期待できます。しかし、凹みや凸のある跡は皮膚の構造そのものが変化しているため、自己ケアでは難しく医療的な治療が必要になることがあります。ここでは、その判断のポイントを解説します。

平らで色だけ残る場合

肌が平らで、色だけが残っている場合は「色素沈着」が中心です。表面がなめらかで指先に凹凸を感じないなら、皮膚の構造は保たれており、時間をかけて自然に薄くなる可能性があります。
しかし、メラニンが肌の奥にたまっているため、改善には数か月単位の時間が必要です。まず優先すべきは、日焼け止めで紫外線を防ぐこと保湿でターンオーバーを整えること、そして刺激を避けることです。強くこすったり、角質ケアを頻繁に行ったりすると、かえって色が濃くなることもあります。丁寧なケアを続ければ、少しずつトーンが明るくなっていきます。

凹みがある場合

ニキビの跡に凹みが残っている場合は、「クレーター型ニキビ跡」と呼ばれる状態です。
これは炎症が皮膚の奥の真皮まで達し、組織がダメージを受けてしまった結果、再生のときにふくらまず凹んでしまうことが原因です。凹みは化粧品やセルフケアだけで改善するのは難しいです。
しかし、美容皮膚科では、レーザー治療やピーリング、ダーマペンなどお肌の専門治療を用いて凹みをなだらかに戻していく治療を受けることができます。気になる場合は放置せず、肌の状態に合った治療方法を相談することが回復への近道です。

自然に薄くなりやすいケース

赤みや薄い茶色の跡で、肌の表面が平らな状態であれば、自然に薄くなりやすいケースの跡です。
これは炎症が落ち着いたあとにできる「炎症後色素沈着」の段階で、肌のターンオーバー(生まれ変わり)によって、古い角質とともに余分なメラニンが少しずつ排出されていきます。
個人差はありますが、早ければ3か月、長くても半年ほどで目に見えて薄くなることが多いです。
ただし、紫外線を浴びるとメラニンが再び活発に作られ、色が濃くなることがあります。また、洗顔やメイク時にこするなどの摩擦も悪化の原因になります。刺激を避け、日焼け止めと保湿を習慣づけることで、肌本来の回復力が働きやすくなります。

ニキビ跡がシミになる主な原因

ニキビ跡が茶色く残って「シミのように見える」のは、炎症や刺激によってメラニンが過剰に作られるためです。特に、炎症が強いほど色が濃くなりやすく、紫外線や摩擦によってさらに長引くこともあります。ここでは、ニキビ跡がシミへと変わってしまう主な原因を3つに分け、予防につながるポイントを解説します。

1.強い炎症

ニキビ跡がシミになってしまう最大の原因は、炎症の強さです。
炎症が強くなると、肌の防御反応としてメラノサイト(色素を作る細胞)が刺激され、メラニンを過剰に作り出します。その結果、赤いニキビ跡が時間の経過とともに茶色く残ってしまうのです。
特に、ニキビを潰したり痛みや腫れを我慢して放置したりすると、炎症が深く長引き、色が濃くなる傾向があります。
触れたときに熱っぽさが残る、押すと痛い、赤みが数週間引かない場合は要注意です。早めに炎症を抑えることで、メラニンの生成を防ぎやすくなります。悪化させないためには、刺激を与えず、清潔と保湿を心がけることが大切です。

2.紫外線

炎症が治ったばかりの肌は、とても紫外線の影響を受けやすい状態です。
この時期に紫外線を浴びると、肌が刺激されてメラニンがさらに作られ、茶色い跡が濃く定着してしまいます。
たとえ外出の予定がない日でも、室内の窓際や車内では紫外線が入り込むため、日焼け止めを塗ることが大切です。顔全体でパール粒2個分を目安に塗り、汗をかいたりマスクを外したあとはこまめに塗り直しましょう。さらに、帽子や日傘を併用するとより効果的です。紫外線は一年中降り注いでいるため、「夏だけの対策」では不十分です。特に炎症後の肌は紫外線ダメージを受けやすいので、日常的な防御が色素沈着を防ぐ鍵になります。

3.摩擦や刺激

ニキビ跡がなかなか薄くならない原因のひとつが、摩擦や刺激です。
炎症が治りきっていない肌を触ったりこすったりすると、刺激で炎症が再び起こり、メラニンの生成が続いて色素沈着が長引いてしまいます
たとえば、マスクの擦れや髭そりの刺激、メイク落としの際の強いこすり洗いなど、日常の中に原因が潜んでいます。改善のためには、肌に摩擦を与えないことが大切です。マスクは肌あたりのやわらかい素材を選び、洗顔は泡で包むようにやさしく行いましょう。クレンジングも短時間で済ませ、タオルで拭く際は押さえるように水分を取ります。肌を「できるだけ触らない」ことが、跡を悪化させない一番の近道です。

セルフケアでできる対処と注意点

ニキビ跡の色素沈着を防ぐには、高価な治療よりもまず日々のセルフケアが重要です。中でも最優先は紫外線対策。日焼け止めを習慣にするだけで、シミ化のリスクを大きく減らせます。さらに、刺激の少ない洗顔としっかりした保湿で肌を守り、無意識に触れるクセをなくすことが再炎症を防ぐ鍵です。今日からすぐ始められるケアで、肌の回復力を味方につけましょう。

紫外線対策は毎日の基本ケア

UV-AとUV-Bの違いと肌ダメージの種類

紫外線対策は、色素沈着を進ませないための毎日の基本ケアです。
日焼け止めを塗ることで、炎症後の肌にさらなる刺激が加わるのを防げます。SPFは主に「赤くなる日焼け(UVB)」を防ぐ指標で、PAは「シミやたるみの原因になる紫外線A波(UVA)」を防ぐ目安です。普段使いならSPF30・PA+++程度で十分ですが、汗や摩擦で落ちるため、2~3時間おきの塗り直しが効果的です。室内でも窓越しの紫外線が入り込むため、朝のケアは欠かせません。敏感肌の方は、紫外線吸収剤を使っていない「ノンケミカルタイプ」や保湿成分配合のものを選ぶと続けやすいです。肌になじむ軽いテクスチャーのものを選べば、毎日無理なく習慣にできます。

洗顔と保湿で刺激を最小限に抑える

洗顔と保湿

炎症跡を悪化させないためには、洗顔と保湿で「刺激を減らす」ことが基本です。
洗顔はゴシゴシこすらず、泡を転がすように短時間で行い、すすぎ残しがないようにぬるま湯で丁寧に流します。強く洗いすぎると必要な皮脂まで落ち、乾燥して肌のバリア機能が低下します。すると外からの刺激を受けやすくなり、炎症や色素沈着が長引く原因に。ニキビがあると保湿を控えたくなりますが、乾燥した肌ほど皮脂が過剰に分泌され、結果的に悪化しやすくなります。化粧水だけでなく乳液やジェルで水分を閉じ込めることが大切です。清潔・保湿・やさしく、を意識するだけで肌の回復力は大きく変わります。

触る・こする習慣を避ける

触る

肌を触る・こする習慣は、炎症を長引かせて色素沈着を悪化させる大きな原因です。
手には雑菌が多く、無意識にニキビ跡を触ることで炎症が再発し、跡が濃く残りやすくなります。掻いたり潰したりするのはもちろん、硬いタオルでゴシゴシ拭くのもNGです。刺激が重なることで肌の修復が追いつかず、赤みや茶色い跡が続いてしまいます。どうしても触る癖がある人は、清潔なティッシュで軽く押さえる、鏡を見る回数を減らす、ハンドクリームで手の感覚を意識するなどの工夫をしましょう。肌に「できるだけ触れない」ことが、シミ化を防ぐいちばんの近道です。

美容皮膚科で行われる主な治療の考え方

セルフケアを続けても色がなかなか薄くならない場合は、美容皮膚科での治療を検討すると効果的です。肌の状態や原因によって治療の方向性は異なり、患者さまの希望に合わせた方法を選ぶこともできます。ここでは、その治療を選ぶ際のポイントをご紹介します。

治療の痛みやダウンタイムはどの程度か

治療の痛みやダウンタイムはどの程度か

美容皮膚科の治療と聞くと「痛そう」「赤くなるのでは」と不安を感じる方も多いですが、実際には多くの治療が我慢できる程度の軽い刺激で行われます。
治療によって感じ方は異なり、たとえば光治療やピーリングのようにピリッと温かみを感じる程度のものから、ほとんど痛みのない治療までさまざまです。レーザーの場合でも、必要に応じて冷却や麻酔クリームを使うことで痛みを最小限に抑えられます。
施術後は一時的に赤みや軽いヒリつきが出ることがありますが、数時間〜翌日には落ち着くことがほとんどで、日常生活に支障が出るケースは少ないです。無理なく続けられる治療が多いので、安心して相談して大丈夫です。

関連記事:シミ取りレーザーのダウンタイム期間と症状・過ごし方完全ガイド

1回で終わらないことが多い理由

シミ取りは何回で効果が出る?まず理解しておくべき基本

色素沈着の治療は、1回で完全に消えるものではなく、段階的に薄くしていくのが一般的です。
というのも、沈着しているメラニンの量や深さには個人差があり、肌の奥にある色素ほど反応に時間がかかるためです。
無理に強い刺激を与えると、かえって炎症や新たなシミが生じることもあるため、少しずつ安全にアプローチしていくことが大切です。例えば、光治療やレーザーは3~5回ほど繰り返すことで、徐々にトーンが整っていきます。医師は肌の状態を見ながら出力を調整し、毎回の負担を最小限に抑えています。時間をかけることで、より自然で安全に美しい肌を目指すことができます。

レーザーや光治療

フォトフェイシャル(IPL)との違いとシミ取りレーザーの優位性

レーザーや光治療は、色素沈着に直接働きかける代表的な方法です。
レーザーはメラニンだけに反応し、ピンポイントで沈着部を狙って照射するのに対し、光治療(IPLなど)は肌全体に広く光を当て、くすみや赤みもまとめて整えます。痛みは「パチッ」と輪ゴムではじかれるような軽い刺激程度で、表面を冷やしながら行うため我慢できる範囲です。治療後は軽い赤みやほてりが出る場合がありますが、数日で落ち着き、メイクも翌日から可能なことがほとんどです。1回で劇的に変わるより、数回を重ねて少しずつ薄くするのが一般的です。施術後は紫外線で再び色素が沈着しやすくなるため、日焼け止めなどの紫外線対策を徹底することが欠かせません。

関連記事:【最新】シミ取り治療の種類と選び方|レーザー・光治療・内服薬・外用薬まで徹底解説

ピーリングや外用薬

メラニンを排出する原理

ピーリングや外用薬による治療は、肌の生まれ変わりを助けながら色素沈着を改善していく方法です。
ピーリングは、古い角質をやさしく取り除いてターンオーバーを整え、肌の奥にたまったメラニンを少しずつ排出しやすくします。
外用薬では、ハイドロキノンやトレチノインなどがメラニンの生成を抑えたり、沈着した色素を薄くしたりといった働きをします
ただし、これらの治療は刺激を感じる場合があり、使い方を誤ると赤みや乾燥を起こすことがあります。市販のピーリング剤や強い美白剤を自己判断で使うのは避け、医師の指導のもとで適切な濃度や頻度を守ることが大切です。肌の反応を見ながら調整することで、安全に効果を引き出せます。

関連記事:シミ取りにピーリングは効果的?原因別の最適治療と注意点を解説

受診を検討する目安

ニキビ跡の赤みやシミが「1〜2か月以上」続いても薄くならない場合は、美容皮膚科の受診を検討しましょう。
通常、軽い炎症後の赤みは数週間で落ち着きますが、それ以上続くと色素沈着が定着しはじめている可能性があります。また、跡がどんどん濃くなる、広がっている、乾燥や刺激で悪化している場合も早めの受診がおすすめです。初期段階で適切な治療を行えば、改善のスピードも格段に変わります。

赤みや凹みが強い場合

ニキビ跡の赤みが強く続いたり、触れると熱っぽさや痛みを感じたりする場合は、炎症がまだ治まりきっていないサインです。
さらに、ニキビ跡がへこんで見えるようになっている場合は、炎症が皮膚の奥まで広がり、組織が傷ついている可能性があります。こうした状態を放置すると、時間が経つほど回復が難しくなり、選べる治療法も限られてしまいます。そのため少しでもこういった症状を感じたら早めに受診しましょう。
早い段階で受診すれば、炎症を抑える処置や、肌の回復を促す治療が行え、跡を残さず改善できる可能性が高まります。赤みや凹みが気になりはじめた時点で相談することが、悪化を防ぐ一番の近道です。

シミの症例写真【当院症例】

施術名シミ取り(ピコスポット)
費用44,000円
医師コメント初診時の肌分析では、両頬を中心に濃い茶色の反応(シミ)が広く見られます。このことからメラニンが過剰に作られている肝斑の状態と判断しました。刺激で悪化しやすいため、まずは肌を安定させる治療と内服でメラニンを抑制。その後、負担の少ない光・レーザー治療を段階的に追加しました。結果、茶色い反応(シミ)が減少し、色むらの少ない明るい肌へ改善しています。
施術名ケミカルピーリング4回、ライムライト7回、ケアシス26回、ピコトーニング2回、内服薬
費用93,500〜111,705円
医師コメント肌分析で、両頬を中心に左右対称に広がる濃い茶色(シミ)の反応が確認されました。これは肝斑による色素沈着と判断できます。刺激で悪化しやすいため、トラネキサム酸を中心に内服と薬剤導入を組み合わせ、内側・外側からメラニンの産生をコントロール。治療を継続することでシミ反応(濃い茶色)は軽減し、肌全体のトーンが均一で明るい印象へと改善しています。
施術名ケアシス18回、内服薬
費用16,500〜499,400円
施術名シミ取り放題(ピコスポット)
費用165,000円
施術名シミ取り放題(ピコスポット)
費用165,000円
医師コメント初診時の肌分析では、濃い茶色の反応(点)が左右差を伴って広く見られます。これは肝斑と通常のシミが混在し、メラニンが過剰に蓄積している状態と判断できます。刺激で悪化しやすいため、まずはピーリング・ケアシスと内服で肌を安定化。その後、光治療やピコトーニングを段階的に追加しました。結果、肌分析でも濃い茶色の反応(点)が減少し、色むらの少ない明るい肌へ改善しています。
施術名ケミカルピーリング11回、ライムライト8回、ピコトーニング3回、ケアシス25回、内服薬
費用88,550〜1,191,850円
医師コメント肌分析で、肌の奥にたまった紫外線シミ(黒い点)が顔全体に多く確認できます。これは今後シミとして表面化しやすい「隠れシミ」状態でした。そこで、ピーリングで不要な角質を整え、光治療とケアシス、内服を組み合わせてメラニンの生成を抑制。治療後は黒い点で示されている箇所が減少し、将来のシミを防ぐ明るく均一な肌へ改善しています。
施術名ピーリング24回・ライムライト16回・ケアシス30回・内服薬
費用71,500~1,518,000円
施術名ケミカルピーリング6回、ライムライト6回、アクシダーム6回、美白内服6ヶ月分、クリアホワイトクリーム・トレチノインクリーム各2本
費用327,600円
施術名ライムライト・ケミカルピーリング各8回
費用193,940円

まずは無料カウンセリング

VISIA

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。目視だけでなく、最新肌診断機器を活用し、正しくシミの種類をチェックいたします。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。

まとめ

ニキビ跡とシミはよく似ていますが、「色・凹み・経過」で見分けることができます。赤みや茶色の跡は炎症や紫外線、摩擦が原因で起こることが多く、早めのケアで悪化を防ぐことが可能です。セルフケアの基本は、紫外線対策と刺激を与えない洗顔・保湿、そして触らないこと。これらを続けるだけでも肌の回復力が高まります。一方、1〜2か月経っても跡が薄くならない、赤みや凹みが強い場合は美容皮膚科へ相談を。原因に応じた治療で、より早く安全に肌を整えることができます。

このページの監修医師

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医

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