ニキビ跡にレーザーは効く?種類別に解説 – ハートライフクリニック(静岡県浜松市の美容皮膚科・美容外科)

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ニキビ跡にレーザーは効く?種類別に解説

ニキビ跡にレーザーは効く?種類別に解説

ニキビが治まった後も、赤みや茶色い色素沈着、肌のへこみが残ってしまうことがあります。「スキンケアを続けているのに変わらない」「コンシーラーで隠す日々から抜け出したい」とお悩みの方も多く、実際のカウンセリングでもよくご質問をいただきます。
ニキビ跡の治療には、レーザーをはじめさまざまな方法があります。ただし、どの治療が合うかは、ニキビ跡の種類や状態によって異なります。そこで今回は、ニキビ跡のタイプ別に適した治療法と費用・リスクの目安をわかりやすく整理しています。治療を検討する際の参考にしてみてください。

>ニキビ治療について詳しくはこちら

ニキビ跡の種類とそれぞれに向いている治療

ニキビ跡といっても、赤み・色素沈着・クレーター・しこりなど、見た目も原因もまったく異なります。状態を正しく把握することが、治療選びの出発点です。まずは自分のニキビ跡がどのタイプに当てはまるかを確認してみましょう。

赤みのニキビ跡には、ピコレーザーがおすすめ

赤みは血管による変化

赤みのあるニキビ跡は、炎症が収まった後も患部周辺の毛細血管が増えたままになっている状態です。肌の表面から赤く透けて見えるのはそのためで、炎症そのものが残っているわけではありません。
時間が経つにつれて自然に落ち着くこともありますが、長引く場合はレーザー治療がおすすめです。当院では赤みのニキビ跡にピコレーザーのフラクショナルモードを用いることがあります。微細なレーザーを点状に照射しコラーゲンの生成を促すことで、赤みや肌質の改善を目指す治療です。ダウンタイムが比較的少なく、日常生活への影響を最小限にしたい方にも選ばれやすい治療です。
「赤みが消えれば、目立たなくなるかと思って市販のケアを続けていたが半年以上変わらなかった。レーザーを数回受けてから、ファンデーションの量が減った」とおっしゃる患者さまもいらっしゃいます。セルフケアで変化が出にくいと感じたら、一度医師に相談してみることをおすすめします。赤みのあるニキビ跡の治し方について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:ニキビ跡の赤みの原因と治し方|自然に治る?対策と治療法

茶色い色素沈着には、メラニンを分解するレーザーがおすすめ

ニキビ跡が茶色くなる原因

炎症後に茶色く残るニキビ跡は、メラニンが過剰に産生されて表皮に蓄積した状態(炎症後色素沈着)です。紫外線を浴びると悪化しやすく、ケアをしないまま放置すると長引くこともあります。
日焼け止めや美白成分の外用薬で変化しにくい場合、メラニンに反応するレーザー治療がおすすめです。なかでもピコレーザーのトーニングモードが推奨されており、ピコトーニングは、低出力のレーザーを顔全体に均一に当てることでメラニンを少しずつ分解する方法で、ダウンタイムが比較的少ない点が特徴です。1回で大きく変わるというより、回数を重ねながら肌のトーンを均一に近づけていく治療です。茶色のニキビ跡の治し方について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:ニキビ跡が茶色になる原因とは?治るまでの期間と消す方法

浅いクレーターにはピコフラクショナルがおすすめ

凹凸が残るニキビ跡(クレーター)

クレーター状のニキビ跡は、炎症が真皮まで及んで肌の組織が部分的に傷ついた結果です。形状によって「アイスピック型(細くて深い)」「ボックス型(縁が角ばっている)」「ローリング型(なだらかな波状)」に分類されます。
浅いクレーターには、ピコレーザーのフラクショナルモード(ピコフラクショナル)がおすすめです。肌の表面に目に見えないほど微細な穴を形成し、その修復過程でコラーゲンの産生を促すことで、凹凸を段階的に改善することができます。ダウンタイムが比較的短い傾向があり、仕事や日常生活への影響を抑えたい方にも選ばれやすい点が特徴です。
ただ、1回の施術で劇的に変わることは少なく、定期的に通院しながら経過を見ていくことが大切です。クレーター肌について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:クレーター肌(ニキビ跡の凹み)は治せる?原因と治療方法を解説

しこり・ケロイド状の跡は医師の診断をしましょう

盛り上がるニキビ跡(しこり・ケロイド)

炎症後に皮膚が過剰に修復されると、盛り上がったニキビ跡になることがあります。日本皮膚科学会によると、ケロイドや肥厚性瘢痕は「傷の治癒過程でコラーゲンが過剰産生されることで起こる」とされており、通常のニキビ跡とは性質が異なります
しこりやケロイド状のニキビ跡は、一般的なレーザー照射だけでは対応が難しいことも多く、ステロイドの局所注射や内服薬を組み合わせるケースも少なくありません。自己判断でのセルフケアは症状を悪化させることもあるため、まず医師に診てもらうことが先決です。ケロイドになる原因や治療法について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:ニキビ跡がケロイド状になる原因と治療法

レーザー以外のニキビ跡治療

ニキビ跡の治療はレーザーだけではありません。針・薬剤・外用薬など、症状の深さや肌質に応じて複数の選択肢があります。特に深いクレーターに対しては、レーザー単独よりも適した治療法がある場合もあります。

ダーマペンはクレーターの凹凸改善におすすめ

ダーマペン4

クレーター状のニキビ跡、特にローリング型やボックス型には、ダーマペンがおすすめです。

ダーマペンは、極細の針(通常16〜36本)を皮膚に対して垂直に当て、肌に微細な穴(マイクロチャンネル)を形成します。この「小さな傷を作って治す」過程が自然な修復反応を引き出し、コラーゲン・エラスチンの産生につながります。2008年にFDA(アメリカ食品医薬品局)がダーマペンによる瘢痕治療デバイスとして認証して以降、臨床での使用が広まり、現在ではニキビ跡への有効性を示す複数の臨床研究が報告されています

針の深度をミリ単位で調整できるため、クレーターの深さや部位に合わせた施術が可能です。ただし、この調整が治療精度に直結するため、肌治療の実績のあるクリニックを選ぶことが重要になります。

クリニック選びで確認したいこと

ダーマペンは調整の幅が広い分、施術者の技術力が結果に大きく影響します。カウンセリング時に、クリニックの症例数皮膚の構造を熟知しているかどうかとして担当医の資格を確認することが、満足のいく結果につながりやすくなります。なお、ダーマペンはレーザーと同様、美容皮膚科での施術が前提です。ダーマペンについて詳しくは関連ページをご覧ください。

関連ページ:ダーマペンとは?

深いクレーターにはサブシジョンがおすすめ

サブシジョンの施術方法

深いクレーター(特にローリング型)には、レーザー単独よりも大きな改善が期待できる治療として、サブシジョン(皮下切開術)がおすすめです。
皮膚の下に専用の針を挿入し、へこみを引っ張っている繊維状の組織(瘢痕索)を切り離すことで、皮膚を内側から持ち上げる効果があります。Journal of Drugs in Dermatologyをはじめとする複数の皮膚科系論文で、サブシジョンはローリング型クレーターに対して有効性が確認されており、ダーマペンやヒアルロン酸と組み合わせることで相乗効果が期待されるとされています
ただ、サブシジョンも皮膚の下の見えない組織を正確に操作する必要があるため、解剖学的な知識と豊富な施術経験が求められます。「どのクリニックでも同じ結果が出る」治療ではないため、実績の多い美容皮膚科を選ぶことが特に重要です。サブシジョンについて詳しくは関連ページをご覧ください。

関連ページ:サブシジョンとは?

色素沈着や軽いニキビ跡にはピーリングや外用薬がおすすめ

薄くなる仕組み

ピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を使って古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促す治療です。軽い色素沈着や毛穴詰まりの改善を目指す際に用いられることがあります。
外用薬では、トレチノイン(ビタミンA誘導体)やハイドロキノン(美白成分)が色素沈着のケアに使われることがあります。新しいニキビを繰り返さないための予防ケアと組み合わせることで、より総合的なアプローチが取れます
ただし、ピーリングや外用薬は肌への負担が比較的少ない反面、クレーターや深い色素沈着には単独では変化が出にくいことが多く、レーザーやダーマペンと組み合わせて使われるのが一般的です。ピーリングのニキビ跡への効果については以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:ケミカルピーリングでニキビ跡は消える?回数・効果・注意点を解説

ニキビ跡レーザー治療は美容皮膚科でしか受けられない

皮膚科と美容皮膚科の違い

ニキビ跡へのレーザー・ダーマペン・サブシジョンなどの治療は、美容皮膚科で行われます
一般皮膚科は、ニキビの炎症を抑える抗生剤や外用薬の処方を中心とした治療が主です。ニキビ跡を改善するための医療機器(レーザー・ダーマペンなど)を備えておらず、ニキビ跡などの見た目の改善を目指すことができません。
「皮膚科でニキビ跡の相談をしたら、薬だけ出されて終わった」という経験をお持ちの患者さまも多くいらっしゃいます。そのような場合は、美容皮膚科への受診を改めて検討してみてください。

治療の回数と費用の目安

「1回で治りますか?」というご質問をよく受けますが、ニキビ跡の治療は基本的に複数回にわたって改善を目指していくものです。肌が少しずつ再生していくため、定期的に通院しながら経過を見ていくことが大切です。

治療回数の目安

※上記は、一般的な目安であり、肌の状態・治療の種類・施術間隔によって異なります。担当医と相談しながら治療計画を立てていきましょう。

費用の目安

ニキビ跡のレーザー治療は、ほとんどの場合が自由診療(保険適用外)です。費用はクリニック・レーザーの種類・照射範囲・施術回数によって変わります。以下は当院のある浜松市内の一般的な相場の目安です。

※自由診療のため、使用機器・照射範囲・薬剤の有無によって費用は変動します。
※麻酔代・針代・成長因子などのオプション費用が別途必要になる場合があるのでカウンセリング時に確認しましょう。

治療前に知っておきたいリスクと注意点

ニキビ跡のレーザー治療は、適切に行えば改善が期待できる一方で、いくつかのリスクもあります。事前に把握しておくことで、仕事や日常生活への影響を最小限にしながら治療を進めやすくなります。

施術後に赤み・腫れ・かさぶたが出ることがある

レーザー照射後は肌に熱エネルギーが加わるため、赤み・腫れ・ひりつき・かさぶたが出ることがあります。これらはダウンタイムと呼ばれ、多くの場合は数日〜1週間程度で落ち着きます。
ただし、レーザーの種類や照射強度によってダウンタイムの長さは変わります。Vビームのような肌への作用が強い治療ほどダウンタイムも長くなる傾向がありますが、その分、改善への期待も高まることが多いです。治療前に担当医からダウンタイムの目安を確認しておきましょう。

日焼けしている肌は施術できない場合がある

日焼けした肌はメラニンが増えた状態です。この状態でレーザーを照射すると、本来ターゲットにしていない部分にも熱が反応してしまい、やけどや炎症後色素沈着のリスクが高まります。
施術前後は日焼け止め(SPF30以上を目安)や日傘・帽子の活用がおすすめです。「先月旅行で日焼けしてしまった」という場合は、事前にクリニックへ相談しましょう。施術を延期するほうが安全な場合もあるので医師の確認が必要です。

ダウンタイム中は肌への刺激を避ける

施術後の肌はデリケートな状態です。かさぶたを無理に剥がしたり、ゴシゴシと洗顔したりすると、色素沈着や傷跡が残るリスクがあります。施術後のスキンケアや洗顔方法については、担当医の指示に従うようにしてください。

妊娠中や持病がある場合は事前に相談する

妊娠中・授乳中の方は、多くのレーザー治療を受けることができません。また、光線過敏症・ケロイド体質・免疫抑制剤の服用などがある場合も、治療が適さないことがあります。
カウンセリングの際は、現在の服薬状況や持病、過去の治療歴を正直に伝えることが、安全に治療を進める上でとても重要です。「これは関係ないかも」と思うことでも、念のため伝えてみてください。

まとめ

  • ニキビ跡は「赤み・色素沈着・クレーター・しこり」の4タイプに分けられ、それぞれ向いている治療が異なる
  • 赤みや色素沈着にはピコレーザー(トーニングモード)、浅いクレーターにはピコレーザー(フラクショナルモード)やダーマペンが選ばれることが多い
  • 深いクレーターには、サブシジョンがレーザーより有効な場合がある
  • ダーマペン・サブシジョンは施術者の技術力が結果に直結するため、実績の多い美容皮膚科を選ぶことが大切
  • ニキビ跡治療は美容皮膚科でしか受けられない(一般皮膚科では不可)
  • 費用や回数・副作用はカウンセリングで事前に確認しておくと安心

「自分のニキビ跡はどのタイプなのか」「どの治療から始めればいいのか」は、カウンセリングの場で医師に直接確認するのが最も確実です。まずは一度、ご相談だけでもお気軽にお越しください。ニキビ跡の種類や治療法について、医師が丁寧にご説明します。無料カウンセリングのご予約はこちら

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当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。目視だけでなく、最新肌診断機器を活用し、正しくニキビやニキビ跡の種類や状態をチェックいたします。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。

このページの監修医師

土屋先生

記事医師監修
土屋 皓大
ハートライフクリニック院長

・日本形成外科学会認定専門医
・日本医師会認定産業医
・乳房インプラント責任医師
・臨床研修指導医
・日本形成外科学会
・日本形成外科学会(JSAPS)
・日本美容皮膚科学会
・日本創傷外科学会
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会

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