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ニキビ対策にサウナはアリ?肌を守る入り方

ニキビ対策にサウナはアリ?肌を守る入り方

「サウナはニキビ予防になる」というようなSNSへの投稿などを見たことある方もいらっしゃると思います。そこで今回は、サウナがニキビ予防になるかということやニキビとサウナの関係性について解説いたします。

ニキビとサウナの関係|正しく使えば予防に役立つ

サウナはニキビを治すものではありませんが、条件が合えばニキビができにくい肌環境を整える補助になります。
サウナ=美肌というイメージが先行しがちですが、医療的にニキビを改善する治療ではありません。一方で、発汗や血行促進、リラックス作用などが間接的に肌環境へ影響するのは事実です。重要なのは「ニキビがある=絶対NG」でも「入れば治る」というわけではないという点です。サウナの特性とニキビの原因を理解することで、予防に活かせるか、避けるべきかを判断できるようになります。

サウナはニキビを直接治す方法ではない

サウナはニキビを直接治す方法ではない

サウナに入っても、すでにできたニキビが消えることはありません。
ニキビは毛穴の詰まりや皮脂、菌の増殖、炎症が重なって起こる皮膚の病変です。サウナは医療行為ではないため、白ニキビや赤ニキビを治療する効果はありません。「汗と一緒にニキビが出る」という感覚は、毛穴が開いて皮脂が出やすくなった結果にすぎず、根本改善ではない点に注意が必要です。サウナはあくまで生活習慣の一部として、ニキビを作りにくい状態をサポートする位置づけで考えることが大切です。

入り方を誤ると悪化につながる可能性がある

入り方を誤ると悪化につながる可能性がある

サウナは入り方を間違えると、ニキビを悪化させる原因になります。
高温環境が続くと肌の水分が急激に奪われ、乾燥を補おうとして皮脂分泌が過剰になります。目安として、1回20分以上の長時間滞在や、息苦しさを我慢して入る使い方は避けるべきです。発汗が増えすぎることで汗や皮脂、菌が肌表面に残りやすくなり、毛穴環境が悪化します。さらに、サウナ後に洗顔や保湿を行わない、汗を拭かず放置する行為もリスクになります。「サウナ後に赤ニキビが増えた」と感じる多くのケースは、こうした時間超過やアフターケア不足が重なって起きています。

ニキビができる主な原因

サウナの影響を判断するには、まずニキビができる仕組みを知る必要があります。
ニキビは単に皮脂が多いからできるものではなく、毛穴の詰まり、皮脂分泌の増加、菌の増殖、炎症という段階を踏んで悪化します。この流れを理解すると、サウナがプラスに働く場面とマイナスになる場面がはっきり見えてきます。

皮脂の過剰分泌と毛穴詰まり

首ニキビが起こる仕組み

ニキビは「皮脂が出すぎる→毛穴が詰まる」ところから始まります。
皮脂分泌が活発になると、毛穴の出口に古い角質がたまりやすくなり、白ニキビができます。ここに菌が増えると赤く腫れ、炎症ニキビへ進行します。特に、Tゾーンやフェイスラインに繰り返しできる人は、皮脂分泌と毛穴詰まりの両方が起きているケースが多く見られます。サウナはこの皮脂分泌に影響するため、良くも悪くも結果が分かれやすくなります。

ホルモンバランスや生活習慣の乱れ

ホルモンバランスや生活習慣の乱れ

ニキビの多くは、生活習慣とホルモンバランスの影響を受けています。
睡眠不足やストレスが続くと、自律神経が乱れ、皮脂分泌が増えやすくなります。例えば、夜更かしが続いた後にフェイスラインへニキビが出る場合、ホルモンの影響が強いと考えられます。サウナにはリラックス作用がありますが、疲労が強い状態で長時間入る、夜遅くに利用して交感神経が高まったまま就寝する、といった使い方では、かえって睡眠の質が下がり、肌に負担となることがあります。生活リズムを含めて無理のない利用が重要です。ニキビの原因について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:治らない大人ニキビの原因と対策を徹底解説

サウナで期待できるニキビへの良い影響

条件が合えば、サウナはニキビ予防にプラスに働く要素を持っています。ここでは「なぜサウナがニキビ良い影響が期待できるのか」を、体と肌の変化に基づいて解説いたします。

1.発汗による皮脂や汚れの排出が起こりやすい

まずサウナがニキビに対して期待できる効果の1つ目は、サウナの発汗によって、毛穴にたまった皮脂が流れやすくなることがあります。
高温環境で汗をかくと、皮脂が柔らかくなり、洗顔時に落としやすい状態になります。これは「毛穴が一時的に掃除しやすくなる」イメージです。ただし、汗をかいただけでは不十分で、サウナ後にやさしく洗い流すことが前提になります。発汗→放置は逆効果になるため、正しい流れが重要です。

2.血行促進とターンオーバーの正常化が期待できる

ターンオーバーの乱れ

サウナがニキビに対して期待できる効果の2つ目は、体温上昇による血行促進です。体温上昇による血行促進は、サウナによる血行促進は、肌の生まれ変わりを支える要素のひとつになります。
体が温まることで血流が良くなると、肌細胞に酸素や栄養が届きやすくなり、ターンオーバーが滞りにくくなります。ターンオーバーが乱れると、古い角質が毛穴をふさぎ、角栓ができ、ニキビの原因になります。しかし、サウナにより血行促進が起こることで、血流が保たれるとこの流れが起こりにくくなります。
ただし、効果が期待できるのは10〜15分程度の短時間利用に限られます。20分以上の長時間利用は、脱水や乾燥を招き、かえって肌の回復を妨げるため注意が必要です。

関連記事:ニキビの角栓とは?原因と取る方法を整理

3.自律神経が整いストレス性ニキビを防ぎやすい

ニキビ症例前

サウナのメリットとして、自律神経を整えやすい点も挙げられます
強いストレスが続くと交感神経が優位になり、皮脂分泌が増えやすくなります。特に、仕事や人間関係のストレスが続いた時に、写真のように口周りやフェイスラインにニキビが出やすくなります。このような方は、この影響を受けているケースが多く見られます。
サウナで深く体を温め、その後に外気浴でクールダウンすることで、副交感神経が働きやすくなり、緊張状態が緩みます。ただし、寝不足や体調不良の状態で無理に入ると逆効果になるため、あくまで「余裕のある時のリラックス手段」として取り入れることが大切です。

関連記事:顎ニキビの主な原因と効果的な治療法って?

サウナでニキビが悪化しやすいNGケース

サウナは万能ではなく、条件がそろうとニキビを悪化させる原因になります。良い面だけを見るのではなく、悪化しやすいケースを把握しておくことが、肌トラブルを防ぐ近道です。

乾燥によるバリア機能低下が起こる場合

乾燥によるバリア機能低下が起こる場合

汗をかきすぎると肌は乾燥しやすくなります
大量の発汗によって肌表面の水分が失われると、角質のバリア機能が低下します。
すると、肌は乾燥を補おうとして皮脂を過剰に分泌し、結果として毛穴詰まりやニキビにつながります。
特に、サウナ後に保湿をしない、タオルで強くこする、といった行動は要注意です。乾燥は目に見えにくいですが、つっぱり感が出る前の保湿がニキビ予防では重要になります。

高温多湿でアクネ菌が増えやすい場合

アクネ菌の増殖

サウナ環境は、アクネ菌が増えやすい条件がそろっています。
特に、メイクを落とさずに入る、皮脂汚れが残った状態で入室する行為はリスクが高くなります。
参考画像は肌診断機器で撮影した肌内部の写真で黄色い点がポルフェリンと呼ばれる菌でありこれが多ければ多いほどアクネ菌が多いといわれており、このような状態でのサウナ利用はNGです。
毛穴が皮脂で詰まった状態のまま高温多湿の環境に入ると、毛穴内部でアクネ菌が増殖しやすくなります。
サウナに入る前は、最低限、顔の皮脂や汚れを落として清潔な状態にすることが、悪化を防ぐ前提条件です。

皮脂や老廃物を洗い流せていない場合

発汗後のケア不足も、ニキビ悪化の原因になります。
汗と一緒に皮脂や汚れが浮き出ても、そのまま放置すると再び毛穴に戻ってしまいます。サウナ後は、ぬるま湯でやさしく洗顔し、指が肌に触れるか触れないか程度の力で泡を転がすことが大切です。
「汗をかいたから肌がきれいになった」と思い込まず、洗い流して初めて意味があるという意識を持ちましょう。

ニキビ肌向けの正しいサウナの入り方

ここからは、ニキビが気になる方でも実践しやすい、正しいサウナの入り方のポイントをご紹介いたします。

サウナ前後の水分補給を徹底する

サウナ前後の水分補給を徹底する

水分補給はニキビ対策の基本です。
サウナ前にコップ1杯(200〜300ml)、サウナ後にも同量を目安に水分を補給しましょう。水分が不足すると血液が濃くなり、皮脂分泌が増えやすくなります。
糖分の多い飲料ではなく、水や無糖のお茶が適しています。

清潔な状態で入り時間は10〜15分を目安にする

放置すると炎症やニキビ跡につながりやすい

参考画像のような、ニキビ肌の方は、長時間利用を避けることが重要です。
1セット10〜15分を目安にし、無理に我慢しないことがポイントです。20分以上の滞在は乾燥や炎症を招きやすくなります。入室前に顔の汚れを落とし、清潔な状態で利用することも忘れないようにしましょう。

炎症が強い時や体調不良時は控える

赤く腫れて痛みのあるニキビが多い時は、サウナは控えましょう。炎症が落ち着いてから再開する方が、安全です。

サウナ後に行うスキンケアの基本

サウナ後のケア次第で、ニキビへの影響は大きく変わります。ここではスキンケアのポイントをご紹介します。

汗はすぐに拭き取りやさしく洗顔する

洗顔と保湿

サウナ後の汗や皮脂をそのままにしておくと、毛穴の中に汚れが戻り、ニキビができやすい状態になります
汗をかいた直後は、皮脂が柔らかく浮き出ているため、できるだけ早くケアすることが大切です。まずは清潔なタオルで押さえるように汗を拭き取り、その後、ぬるま湯で洗顔を行います。ゴシゴシこすると、肌表面に細かな傷がつき、かえって炎症を招きます。泡をクッションにして、指が直接肌に触れない感覚で洗うのが基本です。洗顔は1回で十分で、何度も洗う必要はありません。摩擦を減らす意識が、ニキビ予防につながります。

乾燥を防ぐために保湿を行う

保湿を徹底する

サウナ後の肌は水分が抜けやすく、見た目以上に乾燥しています
この状態を放置すると、肌は「潤いが足りない」と判断し、皮脂を余分に分泌しやすくなります。結果として毛穴が詰まり、ニキビができやすい環境が整ってしまいます。洗顔後は時間を空けず、できれば5分以内に保湿を行うのが目安です。化粧水は手で軽く押さえるようになじませ、強く叩き込む必要はありません。その後、乳液やジェルで水分が逃げないようフタをします。ベタつきが苦手な方でも、保湿を省くのは逆効果です。軽い使用感の保湿剤でも十分なので、乾燥を防ぐ習慣を徹底しましょう。

サウナと併せて意識したい日常のニキビ対策

サウナはニキビ対策のきっかけにはなりますが、それだけで肌が整うわけではありません。実際のニキビは、睡眠・食事・スキンケアといった日常の積み重ねで状態が左右されます。サウナで一時的に調子が良くなっても、生活習慣が乱れていれば再発は避けられません。ここからは、サウナの効果を無駄にしないために、今日から意識できる日常ケアを整理していきます。ニキビが繰り返しできる理由と、その対策を知ることで、肌状態を安定させるヒントが見えてきます。

睡眠と生活リズムを整える

睡眠と自律神経を整える

ニキビが治りにくい背景には、睡眠不足と生活リズムの乱れが関わっていることが少なくありません。寝ている間、肌は日中に受けた刺激を修復し、皮脂分泌のバランスを整えています。睡眠時間が短かったり、就寝時間が毎日ばらばらだったりすると、この回復が追いつかなくなります。例えば、深夜までスマートフォンを見て2〜3時間しか眠れなかった翌日に、赤ニキビが目立つ経験をしたことがある方も多いはずです。これはホルモンの働きが乱れ、皮脂が出やすくなるためです。目安としては、毎日7〜8時間以上の睡眠を確保し、できるだけ同じ時間に寝起きすることが、ニキビを繰り返さない土台づくりにつながります。

肌に触れる物を清潔に保つ

清潔習慣

ニキビが繰り返しできる方は、肌に直接触れる物の衛生状態を見直すことが大切です。
タオルや枕カバー、マスク、メイク道具には、皮脂や汗、目に見えない汚れが付着しやすく、そのまま使い続けると毛穴に刺激を与える原因になります。
洗顔後に何日も同じタオルを使っていると、せっかく清潔にした肌に汚れを戻してしまいます。枕カバーも同様で、寝ている間に皮脂や整髪料が付き、頬やフェイスラインのニキビにつながりやすくなります。タオルは毎日、枕カバーは最低でも週2回の交換が目安です。メイクブラシやパフも、週1回程度は洗浄し、清潔な状態を保つことがニキビ予防につながります。

食事内容を見直し皮脂分泌を安定させる

食事バランス

ニキビを繰り返しやすい方は、食事内容が皮脂分泌に影響しているケースが少なくありません
脂っこい料理や甘い物が続くと、皮脂が過剰に分泌されやすくなり、毛穴詰まりの原因になります。例えば、揚げ物や菓子パン、清涼飲料水が習慣化していると、額や鼻まわりの皮脂が増えやすくなります。
一方、たんぱく質や野菜が不足すると、肌の回復力が落ち、ニキビが治りにくくなります。特別な食事制限は必要ありませんが、主食・主菜・副菜をそろえ、野菜や魚を意識的に取り入れることが大切です。サウナと併せて食生活を整えることで、皮脂分泌が安定し、ニキビができにくい状態を目指すことができます。ニキビに良い食事について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:ニキビができやすい人必見|食べ物と栄養から見直す対策法

まずは無料カウンセリング

VISIA

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。目視だけでなく、最新肌診断機器を活用し、正しくニキビの状態をチェックいたします。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。

まとめ

サウナはニキビを直接治す方法ではありませんが、入り方とその後のケアを守れば、予防や悪化防止に役立つ可能性があります。発汗による毛穴環境のリセットや血行促進、リラックス効果は、肌状態を整える一助になります。一方で、長時間の利用や乾燥対策を怠ると、皮脂分泌が乱れ、かえってニキビが悪化することもあります。サウナ前後の水分補給、短時間利用、洗顔と保湿をセットで行うことが重要です。また、睡眠や食事、肌に触れる物の清潔さなど、日常の積み重ねも欠かせません。サウナはあくまで生活習慣の一部として位置づけ、肌の状態に合わせて無理なく取り入れることが、ニキビ対策を長く続けるポイントです。

このページの監修医師

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医

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