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シミ取りレーザー後にパックしても大丈夫?最適なケアと注意点

シミ取りレーザー後にパックしても大丈夫?最適なケアと注意点

先日、シミ取りレーザーを受けた患者さまから「ホームケアでパックを使っても大丈夫ですか?」というご質問をいただきました。
しかし、施術後の肌は非常にデリケートな状態のため、普段は保湿に効果的なパックでも、直後の使用は基本的に控えることをおすすめしています。
そこで今回は、シミ取りレーザー後の肌状態や、最適なアフターケアの方法についてご紹介します。

シミ取りレーザー治療後の肌の状態とケアの重要

シミ取りレーザー治療後の肌は、赤みやヒリヒリ感が出たり、かさぶたができたりと、とてもデリケートな状態になります。適切なケアを行うことが、きれいな仕上がりと色素沈着の予防につながります。

シミ取りレーザー治療後に肌で起こる変化とは?

シミ取りレーザー後の肌には、段階的かつ一時的な変化が見られます。これは、皮膚がレーザーの刺激から回復し、メラニンを排出する自然な過程です。以下に一般的な経過を時系列でご紹介します。

シミ取りレーザー治療後に肌で起こる変化とは?

① 赤み・熱感(治療直後〜数日)
レーザーによる熱刺激により炎症反応が起こり、肌が日焼けのような状態になります。赤みやヒリヒリ感が出ることもあります。

② シミの濃化(治療1〜3日目)
治療直後よりシミが一時的に濃く見えることがあります。これは、破壊されたメラニンが肌表面に押し上げられてくるためです。

③ かさぶたの形成(数日後〜1週間)
治療部位に小さなかさぶたができ、茶色っぽく見えることがあります。無理に剥がすと色素沈着や傷跡の原因になります。

④ かさぶたの自然な剥離(約1週間後)
かさぶたが自然に剥がれ落ち、新しい皮膚が現れます。新しい皮膚は一時的にピンク色に見えることもあります。

⑤ 一時的な色素沈着(2〜6週間後)
治療の炎症により「炎症後色素沈着(PIH)」が起こる場合があります。紫外線や摩擦、過度なスキンケアが悪化要因になるため注意が必要です。

⑥ 色素沈着の改善・安定化(1〜3か月)
ターンオーバーの進行とともに徐々に色素が排出され、肌の色が明るく安定してきます。この期間のケアが、治療結果に大きく影響します。

治療後の敏感な肌を保護するために心掛けたいこと

シミ取りレーザー治療後の肌は、バリア機能が一時的に低下し、非常に敏感な状態です。この時期のケアが、治療の効果を高め、副作用(色素沈着や赤みの長期化)を防ぐポイントとなります。

治療後の敏感な肌を保護するために心掛けたいこと

■ 低刺激の保湿ケアを徹底
・ワセリンや敏感肌用の保湿剤を朝晩しっかり塗り、水分の蒸発や外部刺激を防ぎましょう。
・香料・アルコール・着色料などの添加物がない製品を選ぶのが安心です。

■ 肌をこすらない・触らない
・洗顔やタオルでの拭き取りは優しく、摩擦を避けましょう。
・かさぶたは自然に剥がれるまで触れないこと。
・メイクやクレンジングは、医師の指示があるまで控えるのが安全です。

■ 保湿+冷却のバランスが大切
・赤みやヒリつきがあるときは、冷やしたタオルで優しく冷却。
・ただし、長時間の冷却は血流を妨げるため避けましょう。

シミ取りレーザー後にパックを使用する際の注意点

シミ取りレーザー後の肌は非常に敏感でデリケートな状態のため、パックの使用には十分な注意が必要です。施術直後の使用は基本的におすすめできませんが、肌の回復状況やパックの種類によっては、使用が可能な場合もあります。適切なタイミングと製品選びが重要です。

治療直後はパックを避けるべき理由

シミ取りレーザー直後の肌は、炎症が起きており、ダメージを修復している非常にデリケートな状態です。特に施術後1週間以内のパック使用は、刺激や感染、色素沈着のリスクを高める可能性があるため原則NGとされています。パックを使いたい場合は、赤みやかさぶたが完全に落ち着いた後、低刺激で保湿効果のあるものを選び、短時間の使用にとどめましょう。

回復期の肌に適したパックの選び方

使用可能時期:パックの使用は「かさぶたが取れてから」が基本
治療後1週間ほどは肌が炎症・修復中のため、パックによる刺激や感染、色素沈着のリスクがあります。赤みやかさぶたが完全に取れてから、肌の状態を見ながら使用を検討しましょう。

パックの種類:低刺激で保湿中心のパックを選ぶ

避けるべき成分ビタミンC誘導体、レチノール、AHA/BHA、アルコール、香料、防腐剤など刺激が強いもの
選びたい成分セラミド、ヒアルロン酸、CICA(ツボクサ)、パンテノール、アラントインなど、肌を優しく保湿・鎮静するもの

回復期の肌には、摩擦や刺激が少ない「シートタイプ」や「洗い流すタイプ」のパックが適しています。拭き取りタイプやはがすタイプのパックは、肌への負担が大きくなるため避けるようにしましょう。
また、パックの使用時間にも注意が必要です。一般的なパックの推奨時間である10〜15分は、回復期の肌には長すぎる場合があります。最初は5〜7分程度から試し、肌の様子を見ながら徐々に時間を延ばすのが安全です。
パック中や直後に赤みやピリピリ感などの異常を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。

医師

では、シミ取りレーザー後はどういったケア方法がおすすめなのかをこの後ご紹介します。

シミ取りレーザー後の効果的なケア方法とアイテム

シミ取りレーザー治療後の効果を最大限に引き出すためには、ダメージを受けた肌をいたわる“回復重視”のケアが重要です。下記に、時期別におすすめのケア方法と具体的なアイテムをまとめました。

シミ取りレーザー後の保湿ケアとおすすめアイテム

シミ取りレーザー後の保湿ケアとおすすめアイテム

シミ取りレーザー後は、保湿ケアが最も重要です。レーザー照射後の肌はバリア機能が低下し、乾燥や刺激を受けやすくなっています。そのため、ヒアルロン酸やセラミド配合の低刺激な化粧水乳液クリームでしっかり保湿し、肌の回復をサポートしましょう。特にワセリンシカクリームなど、刺激が少なく保護力の高いアイテムがおすすめです。摩擦を避けてやさしく塗布し、紫外線対策も忘れずに行ってください

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渡邊医師

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紫外線対策はシミ取り後の必須ケア

紫外線対策はシミ取り後の必須ケア

シミ取りレーザー後は紫外線対策が必須です。
治療後の肌はバリア機能が低下し、紫外線を浴びると色素沈着やシミの再発リスクが高まります。外出時はSPF30以上・PA+++以上の日焼け止めを365日使用し、敏感肌ならSPF50でなくても十分です。ノンケミカルタイプが肌にやさしくおすすめで、2〜3時間ごとに塗り直しましょう。さらに、日傘・帽子・サングラス・マスクなど物理的な遮断も併用すると効果的です。治療部位には医師の指示があれば日焼け止めテープやガーゼも有効です。屋内でも紫外線は窓越しに届くため、室内・車内でも日焼け止めを習慣にしてください。

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まとめ

シミ取りレーザー治療直後の肌は、バリア機能が一時的に低下し、赤みやひりつき、かさぶたの形成、さらには炎症後色素沈着(戻りジミ)が起こることがあります。この色素沈着は治療後1か月をピークに、3〜6か月かけて徐々に薄くなっていきます。治療直後は、刺激や摩擦を避けることが重要で、ワセリンや軟膏、保護テープなどで患部を守り、肌をこすらないようにしましょう。
そのため、パックの使用については、治療直後は避けるべきです。これは、パックの成分や密閉による刺激でトラブルが起こる可能性があるためです。肌が落ち着いてから、低刺激・保湿系のパックを短時間(5〜7分)から慎重に再開し、赤みやピリピリ感が出た場合はすぐに使用を中止してください。
また、効果的なケアにはヒアルロン酸やセラミド配合の低刺激な保湿アイテムでの保湿と、徹底した紫外線対策が欠かせません。日焼け止めはSPF30以上・PA+++以上のノンケミカルタイプを選び、2〜3時間ごとに塗り直し、日傘や帽子など物理的な遮断も併用しましょう。屋内でも紫外線対策を怠らないことが大切です。

このページの監修医師

ハートライフクリニック院長 渡邊雅人

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医

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