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シミ取りレーザーのダウンタイム期間と症状・過ごし方完全ガイド

シミ取りレーザーとは?

先日のカウンセリングで患者さまより、「シミ取りレーザーのダウンタイムはどのくらいですか?」とご質問をいただきました。
そこで、本ページでは、シミ取りレーザーのダウンタイム期間や症状などをご紹介いたします。

目次

シミ取りレーザーのダウンタイムとは

下記にダウンタイムの期間や症状をまとめました。

  • 照射当日〜2日目:赤み・ヒリヒリ感がある場合がありますが時間と共に消滅します
  • 3〜7日目:かさぶた形成する場合があり、色が濃くなる場合があります
  • 1〜2週間:かさぶたが自然に剥がれ落ちるので、無理に剥がさないでください
  • 1ヶ月程度:色素沈着が残る場合ありますので経過観察が大切です、日焼け止めをしてください

ダウンタイムの基本知識

ダウンタイムが起こるのは、レーザー熱により、シミ細胞(メラノソーム)が破壊されて、皮膚のターンオーバーにより、外部に押し出されます。
その過程でシミが濃く見えたり、かさぶたが形成されたり、剥がれ落ちていきます。赤みや軽度の腫れがあるのもレーザー熱による皮膚機能の代謝が高まっている証拠です。ですから、良い反応といえます。角質層がシミと一緒に剥がれ落ちていき、角質層バリアが乱れて薄くなりますので、保湿とUVケアはこまめに行ってください。日焼け止め+帽子+日傘の三重防御が基本です。経過が不安な時はすぐに医師に相談してください。

施術方法別のダウンタイム比較

施術方法別にシミ取りレーザーとIPLで比較してみました。

ピコレーザー

レーザーは7日~14日
レーザーは、強い熱エネルギーを皮下に照射し、シミ細胞を破壊しながら、皮膚製造細胞の線維芽細胞を活性させますので、色々なことが起こります。しかし、一番効果が出ます。早く結果を出したい方にはおすすめです。

ライムライト

IPLやイオン導入では、ダウンタイムは全くありません。
IPLは、幅広い波長を使いますので、シミだけでなく、総合的に美肌を作ります。この治療は長く続けていけば行くほど、若返り、アンチエイジングになります。ダウンタイムも気にすることなく、日常生活に一切問題ありません。
イオン導入は、様々な栄養素を針を使わず注入できます。肝斑にはトラネキサム酸、にきびにはビタミンC、シミにはハイドロキノン、アンチエイジングにはトレチノイン、総合的な若返りにはエクソソーム、というように様々なお悩み・希望に合わせて治療ができます。ダウンタイムは全くありませんし、治療後、すぐに変化が実感できます。アンチエイジングには必要不可欠な治療と言えます。

まずは無料カウンセリング

カウンセリング

当院は開院19年以来、64,000件以上の肌トラブルに対応してきました。ハートライフクリニックでは、「美のホームドクター」として、個人個人にあった治療とアフターフォローを充実させていますので、お気軽に無料カウンセリングをご利用くださいね。

レーザー治療のダウンタイム

Qスイッチレーザーは、1960年に開発され、53年後の2013年にピコレーザーが誕生しました。Qスイッチレーザーの弱点を無くしたのがピコレーザーです。
ピコレーザーとQスイッチレーザーの違いは、レーザー照射時間(パルス幅)です。
Qスイッチというのは10億分の1を意味します。ピコは1兆分の1を意味します。1000倍の差があります。両方ともメラニンに反応して粉砕しますが、ピコレーザーの方が小さく細かく粉砕できます。ピコレーザーは衝撃波で粉砕するのに対して、Qスイッチレーザーは、熱照射で粉砕しますので周りの組織がダメージを受けます。茶テープを貼るのはそのためです。照射後かさぶたが取れるまでは、ピコレーザーで7日、Qスイッチレーザーで14日かかります。しみの再発に関しては、ピコレーザーは再発しにくいのに対して、Qスイッチレーザーは、再発しやすいです。1回の料金はピコレーザーの方が高いですが、Qスイッチレーザーは回数が必要ですので、総合面ではピコレーザーの方が、コスパはとても良いです。

IPLのダウンタイム

IPLの治療は、赤色黒色に反応するレーザー光を幅広く照射する治療ですので、しみ・にきびに効果があります。IPLのレーザー光は、皮膚製造細胞の線維芽細胞に熱エネルギーを与えて、皮膚を新生していきます。そのターンオーバーの過程で、シミを押し出したり、皮脂腺に働きかけたりして、肌トラブルを少しずつ改善していきます。ダウンタイムは殆んどありませんので、気軽に継続していける治療です。
→IPL(フォトフェイシャル)治療の特徴と、レーザーと比較したダウンタイムの違いを説明してください。IPL特有の症状や回復期間、適応となる患者の特徴などを、長年の臨床経験から具体的に解説してください。

イオン導入のダウンタイム

イオン導入は、様々な栄養素を針を使わず注入できます。肝斑にはトラネキサム酸、にきびにはビタミンC、シミにはハイドロキノン、アンチエイジングにはトレチノイン、総合的な若返りにはエクソソーム、というように様々なお悩み・希望に合わせて治療ができます。ダウンタイムは全くありませんし、治療後、すぐに変化が実感できます。アンチエイジングには必要不可欠な治療と言えます。

シミ取りレーザー後に現れる主な症状

シミ取りレーザー後に現れる主な症状

1.赤み・腫れ・・・治療直後に見られる反応で、数時間~数日で収まることが一般的です。
2.かさぶた形成・・・治療部位に黒っぽいかさぶたができて、1週間程度で自然に剥がれ落ちます。
3.炎症後色素沈着(PIH)・・・レーザー後に一時的にシミが濃くなったように見えることがあります。通常は数か月で薄くなりますが、日焼け対策と美白ケアが効果的です。
4.ヒリヒリ感・痛み・・・軽度のヒリヒリ感や熱感は治療当日に出ることがあり、冷やすことで緩和されます。
5.かゆみ・・・かさぶた(痂皮)が取れかけの頃に出ることがありますが、剝かないように注意が必要です。痒みが伴うことがありますから、剥かないように注意しましょう。剥いてしまうと血が出たり、赤い皮膚がむき出しになり、また最初から皮膚形成する時間がかかってしまいます。

下記の症状が出たら要注意です。
1.水ぶくれや膿は、感染の兆候です。
2.強い腫れや赤みが長引く
3.瘢痕(痕が残る)

医師

これらが症状現れた場合は、早めに施術を受けたクリニックに相談してください。

痛みと赤み

■痛みについて
原因:レーザーが皮膚の深層に熱エネルギーを届けるため、炎症や軽いやけどのような反応が起こることがあります。
特にフラクショナルレーザーやCO2レーザーなど、出力が高い治療ほど痛みが強く出る傾向があります。

医師

対処法としては、治療直後は冷却(アイスパックなど)が有効。

痛みが強い場合は医師から処方される鎮痛剤を使用。1~3日で軽減するのが通常です。

■赤みについて
原因:レーザーにより血管が拡張し、炎症反応として赤みが生じます。
肌質や治療内容によって、赤みの出方には個人差があります。

医師

対処法としては、保湿と紫外線対策(赤みのある肌は非常に敏感です)。
冷却や低刺激のスキンケアを行う。
通常は数日~1週間以内に改善しますが、長引く場合は医師に相談しましょう。

水ぶくれとかさぶた

■水ぶくれ(熱傷反応)
原因:強い熱エネルギーによって、軽度の火傷状態になる。表皮が損傷されて、体液が溜まって水ぶくれになります。

医師

対処法としては、無理に潰さず、清潔なガーゼなどで保護してください。
潰れてしまった場合も自己処理せないで、感染防止のために医師に相談してください。
抗生物質の外用薬を処方する場合もあります。

■かさぶた
原因:レーザーで皮膚表面に微小な損傷が起こり、それが治る過程でかさぶたが形成されます。通常の治癒反応の一環です。

医師

対処法としては、自然に剥がれるまで絶対に無理にはがさないでください。色素沈着や傷跡の原因になります。
乾燥を防ぐために、しっかりと保湿してください。UVカットも必須です。
かさぶた部分は紫外線に弱いため、とっても重要です。

シミの一時的な濃化(ダーケニング)

シミが一時的に濃くなる(ダーケニング)のは下記3点の理由です。
1.メラニンの酸化と変性
 レーザーがシミ(メラニン)に反応すると、メラニン色素は熱や光エネルギーによって破壊されます。この過程で、メラニンが一時的に酸化・変性して黒くなることがあります。これが「濃くなった」と感じる第一段階です。

2.微細な炎症と色素沈着の一過性反応
レーザー照射により皮膚に微小な炎症が生じ、炎症後色素沈着(PIH)のように見える場合もあります。特に肌の色がやや濃い人や紫外線対策が不十分な場合に出やすくなります。

3.かさぶた化・表皮剥離の途中段階
破壊されたメラニンが皮膚のターンオーバーによって排出されるまでの数日〜2週間程度は、色素が表皮内にとどまっている状態です。これが黒く見えることもあります。

医師

Q:ダーケニングはいつ治るの?
A:通常は5日〜2週間程度で自然に薄くなり剥がれます。
ピコレーザーやQスイッチレーザーなどのスポット治療後に特に見られます。
その後、肌色に戻るか、さらにシミが薄くなります。

炎症後色素沈着のリスク

肌質(スキンタイプ):フィッツパトリックスキンタイプ III〜VI(黄色人種〜褐色肌の人)はPIHが起こりやすい傾向です。
出力が高いレーザー(例:CO2レーザー、Qスイッチレーザー、フラクショナルレーザー)は皮膚へのダメージが大きいため、リスク増になります。
過度なピーリングやダーマペンでも起こりやすいです。

■体質・既往歴
過去にPIHができやすかった人は再発リスク高まります。アトピーや敏感肌の人もリスクが高い傾向になります。

■PIHの症状
治療後1~4週間で、元のシミとは別に茶色っぽい色素沈着が現れます。境界がややぼやけた斑点状になります。

■予防と対策
・徹底した日焼け対策(SPF50+/PA++++、帽子・日傘の併用)
・摩擦を避ける(こすらない洗顔・メイク)
・治療後の保湿(ワセリンやセラミド入り保湿剤)

■できてしまった場合の対策
・美白外用薬:ハイドロキノン、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体など
・皮膚科での相談:トレチノインやピーリング、レーザー(低出力IPLなど)も選択肢にあります
・自然治癒もあり:通常3~6か月で薄くなるが、長引く場合は治療が有効です

ダウンタイムの期間と経過

ダウンタイム症状の経過
Qスイッチレーザー(シミ取り)7〜10日赤み・かさぶた→黒くなる(ダーケニング)
ピコレーザー数時間〜数日軽い赤みや腫れ→翌日には落ち着く
フラクショナルCO2レーザーほぼなし軽い赤みやシミの一時的な濃化(ダーケニング)
ヤグレーザー(毛穴・タトゥー)1〜2週間かさぶた・水疱の可能性あり→剥がれて薄くなる

通常の回復期間(1〜2週間)

時期症状・変化
治療当日赤み・軽いヒリつき。冷却や軟膏で鎮静。メイク不可のことが多い。
1〜3日目赤み継続、シミが濃くなる(ダーケニング)。かさぶたが形成され始める
4〜7日目かさぶたが自然に剥がれ始める。無理に剥がさないことが重要

症状別の回復目安

症状原因回復の目安備考
赤み炎症反応(血管拡張・熱ダメージ)数時間〜1週間フラクショナル系は長引きやすい。冷却と保湿が効果的
ヒリつき・熱感熱作用による一時的な刺激数時間〜48時間以内ピリピリ感は比較的早く治まる
水ぶくれ表皮の火傷または過度な出力3日〜1週間潰さないよう注意。感染リスクあり
 ダーケニングメラニンの酸化・かさぶた形成5〜14日正常な反応。自然にはがれるまで待つ。
かさぶた表皮の再生過程約7〜10日自然に脱落させるのが原則
炎症後色素沈着
(PIH)
炎症後のメラニン過剰産生数週間〜6ヶ月体質・紫外線管理で個人差大。
皮むけ・乾燥表皮の代謝促進・保湿不足3〜7日ワセリンなどで保護し、摩擦を避ける
薄ピンクの再生肌新しい皮膚が表面化した状態1〜2週間紫外線で色素沈着しやすい状態なので注意

予想より長引くケースとその対処法

① 赤みが2週間以上消えない
原因:フラクショナルやCO2など高出力レーザーによる強い炎症
   肌がもともと敏感 or バリア機能低下中

対処法:冷却・保湿・低刺激のスキンケア(ワセリン)
    医師相談の上で、抗炎症薬(ステロイド外用)を短期間使用することもあります

② かさぶたが剥がれたのに黒ずみが残っている(PIH)
原因:炎症後色素沈着(PIH)の症状です
   摩擦・紫外線暴露・誤ったケア(例:かさぶたを剥がした)が主な原因

対処法:紫外線対策の徹底(SPF50+/PA++++)が大切
   美白成分入り外用薬:ハイドロキノン、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体
   医師判断で:トレチノイン療法や低出力レーザーの併用も可能です
   自然回復には数ヶ月かかることもあります

③ シミが前より濃く見える(ダーケニングが続く)
原因:メラニンの一時的な酸化と残留です
   十分なターンオーバーが起きていないので残っている
対処法:かさぶたが剥がれた後も保湿・美白・紫外線対策を継続することは大切
    1〜2ヶ月様子を見てください
    改善がない場合は、再照射や美白治療を検討しましょう

④ 水ぶくれや炎症が悪化してしまった
原因:高出力照射による軽度の熱傷、または二次感染です

対処法:破れた水ぶくれは消毒・軟膏(ゲンタシン等)で感染予防をする
   医師に診てもらい、抗生物質の内服や軟膏治療を行う場合もあります

⑤ 毛穴の開き・ごわつきが続く
原因:表皮再生中の乾燥やターンオーバーの乱れです
   施術直後の皮膚の一時的な質感の変化が現れています

対処法:保湿と栄養補給(セラミド、ナイアシンアミドなど)
   肌が落ち着いた1ヶ月後以降にイオン導入や美容液導入を検討しましょう

【長引いた場合の基本的な対応】
・スキンケアを見直しましょう(洗顔料や化粧水が刺激になっていないかどうか)
・紫外線管理を徹底する(SPF50+/PA++++)が大切
・早めに医師に相談する(特に2週間以上赤みや黒ずみが変わらない場合)

仕事や日常生活への影響

まず日常生活においての影響を下記にまとめてみました。

内容影響の程度備考
メイク多くは翌日〜3日後から可能フラクショナル系は皮膚再生が進んでから可能です。医師の相談しましょう
洗顔当日または翌日から可(優しく)ゴシゴシ洗いやスクラブ禁止。泡洗顔推奨
入浴当日〜翌日から可能(シャワー可)長風呂・サウナ・飲酒は赤みが増すので数日間は避けましょう

次に状況ごとの影響をまとめました。

内容影響の程度備考
出勤(事務職)翌日〜可ピコトーニングやIPLなどはほぼ支障なし
接客業・営業職やや注意が必要スポット治療後のかさぶた・テープ保護が目立つ可能性あり。メイクでカバーは◎。
屋外業務紫外線リスク高UV対策の徹底が必要。場合により施術の延期も検討

【生活習慣・注意点】
・日焼けはNG:屋外活動が多い仕事や旅行前はタイミングに注意。
・スキンケア制限:治療直後は刺激の強い化粧品が使えない。
・マスクの摩擦:かさぶたや赤みの上にマスクが触れると炎症が悪化することも。

医師

【対策アドバイス】
・目立つ治療(シミ取りスポットなど)は休日前や連休中に予約が理想

・治療内容を事前にクリニックで相談し、仕事に差し支えないか確認すると安心

・状況によってはダウンタイムが目立たない施術法への変更も可能

ダウンタイム中の正しい過ごし方

次にダウンタイム中の過ごし方の3原則をご紹介します。

  1. 紫外線を徹底的に避ける
    ・外出時は必ず日焼け止め(SPF50+/PA++++)
    ・帽子・マスク・日傘も併用
    ・窓からの紫外線や室内光(蛍光灯)も影響あり
  2. 保湿をしっかり行う
    ・ワセリンやセラミド系の保湿剤で乾燥を防ぐ
    ・肌が敏感なため、アルコール・香料・刺激物なしのスキンケアを選ぶ
    ・特にかさぶたや赤み部分は擦らず、そっと塗布
  3. 刺激・摩擦を避ける
    ・タオルでゴシゴシ拭かない
    ・洗顔は泡立てて優しく
    ・熱いお風呂やサウナ、激しい運動は2~3日避ける

患部の安静と保護【NG行動リスト】

  • かさぶたを剥がす・こする → 色素沈着の原因に
  • スクラブ・ピーリング・酵素洗顔 → 完全にNG(1週間以上避ける)
  • 早く治したいからと自己判断で薬を塗る → 必ず医師の指示に従う

保護テープの適切な使用法

【保護テープの目的】
  • 摩擦や紫外線から保護する
  • 乾燥・かさぶたの早剥けを防ぐ
  • 細菌感染を防止し、炎症後色素沈着(PIH)のリスクを減らす
【正しい使用方法】
  • レーザー治療直後にクリニックで貼ってもらうのが基本
  • 自宅で貼り直す場合は、洗顔後・完全に乾かしてから行う
【貼り替え頻度】
  • 1日1回〜2回が目安(汗をかいたり剥がれたら都度交換)
  • 最長で1週間程度を目安に使用(かさぶたが自然に剥がれるまで)
【剥がし方】
  • 無理に引っ張らず、ぬるま湯でふやかして優しく剥がす
  • 剥がした後は再度保湿し、必要なら貼り替える
【NG・注意点】
  • かゆみが強い・赤みが広がる場合は接触性皮膚炎の可能性あり → 使用中止し医師へ
  • 汗や皮脂で浮いてきたテープを押し戻すのはNG(雑菌繁殖リスク)
  • 紫外線は通すため、日焼け止めとの併用が必要な場合も

肌への刺激を避ける方法

【1. スキンケアで刺激を避ける方法】
 選ぶべきアイテム
  • 無香料・無着色・アルコールフリー
  • 敏感肌用や**「低刺激」「バリア機能サポート」**と表示のある製品
  • 保湿成分:ワセリン・セラミド・CICA(ツボクサ)・ヒアルロン酸
 避けるべき成分
  • レチノール(ビタミンA誘導体)
  • グリコール酸・サリチル酸(ピーリング成分)
  • ビタミンCの高濃度製品(刺激が強い場合あり)
  • 香料・メントール・エタノール配合品
【2. 洗顔・入浴時の刺激を避ける】
  • 洗顔は手のひらで泡立てて優しくのせるように洗う
  • 洗顔時間は30秒以内、ぬるま湯(32〜34℃)でさっと流す
  • タオルは押さえるように水気を取る(こすらない)
  • 入浴は短時間・ぬるめにし、サウナや長風呂・熱い湯は避ける
【3. 物理的な刺激から守る】
アイテム対策
マスク不織布よりガーゼや柔らか素材マスクが推奨。清潔なものを毎日交換
枕カバー・寝具清潔な綿素材のものに交換し、毎日顔に触れる部分は洗濯を
髪の毛や衣類の擦れ前髪をピンで留める・タートルネックを避けるなどで接触回避
【4. 紫外線刺激を防ぐ】
  • 日焼け止めは**ノンケミカル(紫外線散乱剤タイプ)**が刺激が少ない
  • 日中は日傘・帽子・サングラス・マスクの併用
  • 室内でもカーテンやUVカットフィルムの使用で対策を

徹底すべき紫外線対策

1. 日焼け止めの正しい使い方

選び方の基準
  • SPF50+/PA++++(特に外出時)
  • ノンケミカル(紫外線散乱剤)タイプ:肌に優しい
  • 敏感肌用・無香料・アルコールフリー
 使用のコツ
  • 朝だけでなく、2〜3時間おきに塗り直す
  • メイクの上から塗るときはスプレーやパウダータイプが便利
  • 首や耳、フェイスラインも塗り残しゼロを意識

2. 物理的な遮光アイテムの活用

アイテム効果とポイント
帽子(つば広)顔全体をカバー。UVカット素材ならなお良し
日傘99%以上UVカットの黒地 or 銀色が最強
サングラスUVカットレンズ必須(目元のシミ対策に)
衣類(長袖・UVパーカー)薄手でもUVカット加工なら安心

3. 屋内や車内でも対策を

  • 窓ガラス越しにも紫外線は届く(特にUVA)
  • 室内でも午前10時〜午後3時の間は要注意
  • UVカットフィルムやカーテンの使用を推奨
  • 車内ではサンシェード・UVカットガラス・アームカバーを活用

4. NG行動例

  • 曇りの日に日焼け止めを塗らない
  • 朝1回だけで日中に塗り直さない
  • 「屋内勤務だから大丈夫」と何も対策しない
  • 日焼け止めをスキンケア後すぐに塗る(摩擦が強くなる)

5. レーザー前後の期間で特に注意すべき時期

時期対応
レーザー前2週間直前に日焼けがあると施術できないこともあるので注意
治療直後~1週間紫外線を絶対に浴びない(自宅でも遮光)
1か月以内常に紫外線対策を継続。肌が安定するまでが勝負

適切なスキンケア方法

【1〜3日目|炎症期】

目的:保護・鎮静・感染予防

  • 洗顔:ぬるま湯+低刺激の泡洗顔(手でやさしく)
  • 保湿:ワセリン・プロペトなどのバリア系保湿剤を薄く
  • 紫外線対策:原則日焼け止めはNG。帽子・日傘・マスクで防御

NG行動:メイク・スクラブ・熱いお風呂・サウナ・運動

【4〜7日目|かさぶた期】

目的:乾燥防止・剥がれ防止・刺激回避

  • 洗顔:泡洗顔を継続。かさぶたは絶対にこすらない・剥がさない
  • 保湿:引き続きワセリン or セラミド系保湿剤をやさしく塗布
  • 紫外線対策:必要なら**敏感肌用日焼け止め(ノンケミカル)**を少量使用可
  • メイク:患部を避けて可能な場合も(要医師確認)

【8日目〜1か月|回復・色素沈着予防期】

目的:色素沈着の予防・バリア機能強化・美白ケア導入可(慎重に)

  • 洗顔・保湿:通常の敏感肌向けスキンケアに徐々に戻す
  • 美白成分(導入の目安):
    ・トラネキサム酸、ナイアシンアミド(低濃度)
    ・ビタミンC誘導体(刺激が少ないタイプから)※赤み・刺激がある場合は中止し医師相談
  • 日焼け止め:SPF30以上を朝から必ず塗布+塗り直し
  • メイク:問題なければフルメイク可(低刺激・石けんオフが理想)

おすすめ成分と避けるべき成分

推奨成分NG成分
セラミド、ヒアルロン酸、CICAレチノール、グリコール酸、AHA
トラネキサム酸、ビタミンC誘導体サリチル酸、強い香料・アルコール
ワセリン、プロペトメンソール、メントール

スキンケアの注意点まとめ

  • “低刺激”を最優先に製品を選ぶ
  • 手のひらで優しく押さえるように塗布(こすらない)
  • 肌の調子が悪い日は何もつけず休むのも選択肢
  • 自己判断せず、異常があれば必ずクリニックに相談

避けるべき行動と食べ物

避けるべき行動

  1. 紫外線(日光)
    日焼けは色素沈着や炎症のリスクを高めるため、最低でも2週間は直射日光を避け、外出時は日焼け止め(SPF30以上)を使用しましょう。
  2. 激しい運動・発汗
    施術後1~3日は、汗による刺激や炎症のリスクがあるため、激しい運動や長時間の入浴、サウナは避けましょう。
  3. こすったり掻いたりする
    かさぶたや赤みがあっても自然に治るまで触らない。無理に剥がすと色素沈着の原因になります。
  4. メイクやスキンケア(刺激の強いもの)
    レーザー照射部位には当日~数日はノーメイク推奨。アルコールや香料、ピーリング成分を含む化粧品は避けましょう。

避けるべき食べ物・飲み物

  1. アルコール
    血流を促進し、赤みや腫れが悪化する可能性があるため、少なくとも当日~翌日は控えましょう。
  2. 辛い・刺激の強い食べ物
    唐辛子やカレーなど、体温や血流を上げるものは赤みやかゆみを悪化させることがありますので、控えましょう。
  3. ビタミンAやEの過剰摂取
    基本的には大丈夫ですが、高用量サプリを摂取している場合は医師に相談をしてください。
  4. 糖質・脂質の多い食品
    肌の炎症を促す可能性があるため、スナック菓子や揚げ物は控えめにしましょう。

激しい運動の制限

  1. 発汗による刺激
    汗が患部にしみて、赤みやかゆみ、かぶれを引き起こすことがあります。
  2. 体温上昇による血行促進
    血流が増えることで赤みや腫れが強くなる可能性があります。
  3. 摩擦や皮膚への圧迫
    運動時の衣類との摩擦や物理的刺激が肌に負担をかけます。
レーザーの種類運動制限の目安
レーザー脱毛24〜48時間
シミ・そばかす治療2〜3日
フラクショナルレーザー3〜7日
CO2レーザー(炭酸ガス)5〜7日

アルコールと刺激物は控えましょう

アルコール制限の理由
  1. 血行促進作用がある
    → 赤みや腫れ、かゆみが増す可能性があります。
  2. 炎症や色素沈着のリスクを高める
    → 肌が落ち着かず、ダウンタイムが長引くことがあります。
  3. 免疫反応の低下
    → 肌の修復が遅れることも考えられます。
医師

 目安として施術後24〜48時間は禁酒しましょう。
赤みや腫れがある場合はそれが完全に引くまで控えるのが理想的です。

刺激物(香辛料・カフェインなど)の制限理由
  1. 体温・発汗の上昇
    → 発汗により施術部位が刺激され、赤みやかゆみが悪化することがあります。
  2. 肌への間接的な刺激
  3. → 香辛料、ニンニク、カフェインなどで自律神経が刺激され、肌に影響を及ぼすことがあります。
医師

 目安として施術後1〜2日は控えましょう。

症状が軽くなってから少しずつ再開してください。

ダウンタイム中の症状を隠す方法

次にダウンタイム中に症状を隠すおすすめの方法をご紹介します。

1. 赤み・ヒリつき

  • 使用アイテム:
    • グリーン系のコントロールカラー(赤み補正に最適)
    • 低刺激のミネラルファンデーション(パウダータイプがおすすめ)
  • ポイント:
    • 赤みが強い場合は、塗るより冷やすを優先(冷却パックなど)。
    • 肌をこすらず、ポンポンと優しくのせる。

2. かさぶた・色素沈着

  • 使用アイテム:
    • 部分用コンシーラー(スティックやクリームタイプ)
    • クッションファンデ(カバー力+保湿)
  • ポイント:
    • かさぶたは無理に隠そうとせず、できるだけ自然にぼかす。
    • コンシーラーは肌より少し明るめを選び、周囲となじませる。

3.  乾燥・皮むけ

  • 使用アイテム:
    • セラミド配合の保湿クリーム
    • 保湿力の高い下地(バーム系・美容液入り)
  • ポイント:
    • メイク前にしっかり保湿。乾燥状態ではメイクが浮いて逆効果に。
    • ツヤ感を活かして“自然なグロー肌”として仕上げるのもおすすめ。

 NG行動(悪化リスクあり)

  • 強くこする・擦り込むようにメイクする
  • ケミカル系ピーリングや美白成分(ビタミンC高濃度等)をすぐ使う
  • クレンジング力の強すぎるメイク落とし使用(ミルクタイプ推奨)

メイクのタイミングと注意点

メイク再開の注意点と目安を下記にまとめました。

レーザーの種類メイク再開の目安
シミ・そばかす取り(Qスイッチなど)かさぶたが取れてから(約5〜7日後)
フラクショナルレーザー3〜7日後(肌の再生状態による)
CO2レーザー(炭酸ガス)創傷が完全に塞がってから(1週間以上)

メイク時の注意点

■使用するアイテムの選び方

  • 低刺激・ノンコメドジェニック:肌に優しく毛穴を詰まらせにくい処方。
  • ミネラル系・パウダータイプ:リキッドより刺激が少なく、通気性が良い。
  • 紫外線対策入り下地:SPF30〜50・PA+++以上が理想。

■メイクの方法

  • 指ではなく清潔なスポンジやパフで軽くのせる
  • 厚塗りを避け、重ねすぎない
  • かさぶたや炎症部位はできるだけ避けて塗布

■クレンジング

  • 強力なオイルクレンジングは避け、ミルクタイプやジェルタイプの低刺激製品を使用
  • こすらず、やさしく落とす

カバー力の高い化粧品の選び方

カバー力の高い化粧品と、化粧品選びの際に役立つキャッチコピーについてまとめました。また、おすすめのキーワードもご紹介します。

目的選ぶと良いキーワード
赤みカバーグリーン系下地、赤み補正
シミ・色素沈着カバー高カバーコンシーラー(SPF付き推奨)
保湿・保護セラミド、パンテノール、スクワラン
敏感肌対応アベンヌ、ラ ロッシュ ポゼ、エトヴォス

1. 低刺激処方(敏感肌対応)

  • **「ノンコメドジェニック」「パラベンフリー」「無香料」「アルコールフリー」**などの表記をチェック
  • 肌バリアが弱っているため、皮膚科推奨ブランドやミネラルコスメが安心

 2. カバー力と密着力のバランス

  • リキッドファンデ or クッションファンデ:カバー力が高く密着性が良い(成分に注意)
  • ミネラルパウダーファンデ:肌負担は少ないが、赤みなど強い色変化には不向き
  • 部分用コンシーラー:色素沈着やかさぶた跡をピンポイントでカバー

 3. スキンケア効果付き

  • 保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸)配合のものを選ぶと、乾燥によるメイク浮き防止に
  • **抗炎症成分(グリチルリチン酸2Kなど)**入りは赤みにも有効

目立ちにくいファッションの工夫

次にダウンタイムが目立たないファッションのポイントをご紹介します。

顔のレーザー治療の場合

 小物でさりげなくカバー
  • 大きめマスク(不織布 or コットン):頬・口元の赤みを自然にカバー。UVカット機能付きが理想。
  • ツバ広帽子/キャップ:日除け+おでこ・頬の赤みを隠せる
  • メガネ(伊達でもOK):目元やこめかみのカバーに有効。大きめフレームが◎。
  • ストールやスカーフ:フェイスライン〜首元の赤み隠しに便利

身体(腕・脚・首など)の治療の場合

  • UVカット機能付き長袖/長ズボン:直射日光を防ぎつつ自然にカバー
  • 通気性のよい素材(綿・麻・吸湿速乾素材):摩擦や蒸れを防ぐ
  • ゆったりシルエット:締め付けや擦れを避けて刺激軽減

 色と柄でカモフラージュ

  • 暗めの色(ネイビー・カーキ・グレー):赤みやテープを目立たせない
  • 小柄・ドット・チェックなどの柄物:視線を散らして患部を目立たせにくくする効果

避けた方がよいファッション

  • タートルネックや高密着の服:摩擦が起きやすい
  • 化繊100%の生地(ポリエステルなど):通気性が悪く炎症を助長
  • 肌に密着するスキニーやインナー類:摩擦と発汗の原因に

シミ再発防止のためのセルフケア

せっかくシミを除去しても、再発してしまうとまた治療が必要になる場合があります。そこで今回は、シミの再発を防ぐためのセルフケア方法をご紹介します。

シミ再発防止のためのセルフケア

1. 徹底した紫外線対策(最重要)

 室内でも毎日UVケア

  • SPF30〜50/PA+++以上の日焼け止めを毎朝塗布
  • 室内の紫外線(窓越し)やスマホ光にも注意

 屋外では物理的な防御も

  • 日傘、ツバ広帽子、サングラス、マスクなどを併用
  • 日焼け止めは2〜3時間ごとに塗り直すこと

 2. 低刺激&美白重視のスキンケア

有効成分

  • トラネキサム酸:炎症後色素沈着を防ぐ
  • ナイアシンアミド:メラニン生成抑制+肌のバリア強化
  • ビタミンC誘導体:美白・抗酸化
  • アルブチン/プラセンタ/カモミラETなども有効

スキンケアの基本

  • 洗顔はやさしく、こすらない
  • 保湿をしっかり(セラミド・ヒアルロン酸配合推奨)

3. 生活習慣の見直し

睡眠・ストレス・食事がカギ

  • 睡眠不足はメラニン生成を促進
  • 抗酸化作用のある食品(ビタミンC・E、ポリフェノール)を意識
  • 喫煙・過度な飲酒はシミの原因に

 4. やってはいけないこと

  • 治療後しばらくはスクラブ・ピーリング・高濃度レチノールはNG
  • かさぶたを無理に剥がすと炎症後色素沈着(PIH)の原因に
  • メイク落としや洗顔でごしごし擦らない

日常的な紫外線対策の重要性

1. シミ・そばかすの再発を防ぐ

  • 紫外線はメラノサイトを活性化し、再び色素沈着を起こす原因に
  • 特にレーザー後は**炎症後色素沈着(PIH)**が起こりやすく要注意

2. 肌老化を防ぐ

  • UV-A:真皮にダメージ → シワ・たるみの原因に
  • UV-B:表皮にダメージ → シミ・炎症の原因に
  • 紫外線はDNA損傷・コラーゲン破壊を引き起こす

3. 肌のバリア機能を保つ

  • 紫外線を浴び続けると肌の水分保持力が低下し、乾燥・肌荒れ・敏感肌に
シーン対策例
朝の準備時SPF30以上の日焼け止めを顔・首・耳まで塗布
外出時日傘、帽子、サングラスで物理的防御
再塗りのタイミング2〜3時間おき(汗・摩擦で落ちるため)
室内・曇りの日窓からの紫外線にも注意(室内でもUV対策)

日焼け止め選びのポイント

  • SPF30〜50/PA+++以上
  • **ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)**タイプは敏感肌にやさしい
  • スプレー・スティック型はこまめに使いやすい

効果的なターンオーバー促進法

 1. 十分な睡眠(ゴールデンタイムを意識)

  • 夜10時〜深夜2時は肌の再生が活発になる時間帯(成長ホルモン分泌)
  • 最低でも6〜7時間以上の深い睡眠を確保

2. 正しいスキンケア(摩擦レス+保湿重視)

  • 肌が乾燥しているとターンオーバーが乱れやすくなる
  • セラミド・ヒアルロン酸・ナイアシンアミドなどの保湿&代謝サポート成分を活用
  • こする・こねるなどの刺激はNG、洗顔はぬるま湯&泡で優しく

生活習慣の見直しポイント

1. 十分な睡眠をとる

  • 7時間以上の質の良い睡眠を目標に
  • 就寝前のスマホやブルーライトは控え、リラックスした環境をつくる

2. バランスの良い食事

  • 抗酸化物質やビタミンC、E、亜鉛など肌に良い栄養素を意識的に摂取
  • ジャンクフードや糖質の過剰摂取は控える
栄養素効果食品例
ビタミンA細胞の再生にんじん、かぼちゃ、レバー
ビタミンCコラーゲン生成、美白効果ブロッコリー、キウイ、いちご
タンパク質皮膚の材料肉、魚、豆腐、卵
亜鉛・鉄皮膚の代謝・酸素供給に必要あさり、赤身肉、納豆

3. 適度な運動を習慣化

  • 血行促進で新陳代謝アップ
  • ストレス発散や自律神経の安定にも効果的

4. ストレス管理

  • 深呼吸、瞑想、趣味の時間を持つ
  • ストレスはホルモンバランスを乱し、肌荒れや色素沈着を悪化させる

5. 紫外線対策の徹底

  • 毎日のUVケア(SPF30以上・PA+++)を欠かさず
  • 帽子・日傘・サングラスなどの物理的防御もプラス

6. 禁煙・節度ある飲酒

  • 喫煙は肌の血行を悪くし、老化を促進
  • アルコールは過剰摂取を避け、治療直後は控える

7. 十分な保湿

  • 乾燥は肌のバリア機能を低下させるため、日々の保湿ケアは必須
  • セラミドやヒアルロン酸配合の化粧品がおすすめ

おすすめの外用薬・内服薬

続いて美容クリニックなどで処方されるおすすめの外用薬と内服薬をご紹介します。

外用薬

薬剤名/成分効果・特徴使用上のポイント
トラネキサム酸配合クリーム炎症後色素沈着(PIH)予防、美白効果赤みや炎症が落ち着いてから使用開始が望ましい
ビタミンC誘導体(APPSなど)メラニン抑制、抗酸化、コラーゲン生成促進紫外線対策と併用して美白効果アップ
ハイドロキノン強力な美白作用(メラニン生成抑制)医師の指示に従い短期間の使用が基本
レチノイド(トレチノインなど)角質代謝促進、シミ改善、皮膚のターンオーバー促進刺激が強いので医師指導下で慎重に使用
保湿剤(セラミド・ヒアルロン酸)肌バリア回復、乾燥防止毎日の保湿ケアに必須

内服薬

薬剤名/成分効果・特徴使用上のポイント
トラネキサム酸錠剤炎症抑制、色素沈着の予防・改善に効果的医師の指示で短期間使用が一般的
ビタミンC・Eのサプリメント抗酸化作用、コラーゲン生成促進食事で摂りきれない場合の補助に
プラセンタ注射・サプリ肌再生促進、美白効果医療機関での処方が必要
漢方薬(当帰芍薬散など)血行促進、体質改善により肌の代謝促進体質に合わせて処方・継続が大切

クリニック選びのポイント

最後にシミ取りを安全に行うための、クリニック選びのポイントをご紹介します。

1. 医師の経験・資格・専門性を確認

  • 美容皮膚科専門医や形成外科専門医がいるか
  • レーザー治療の経験年数や症例数の多さ
  • 患者の悩みに対して親身にカウンセリングしてくれるか

2. 治療機器の種類と最新性

  • 複数のレーザー機器を取り扱っているか(症状に合わせて選べる)
  • 最新機器の導入や安全対策がしっかりしているか

3. カウンセリングの丁寧さ

  • 治療のメリット・デメリットを正直に説明してくれる
  • ダウンタイムやリスクについて十分に理解できるまで話をしてくれる

4. アフターケアの充実

  • 施術後のフォロー体制(トラブル時の対応など)が明確
  • 定期的な経過観察や相談がしやすい環境

5. 口コミ・評判・実績を調べる

  • 患者の評価やSNS・レビューサイトをチェック
  • 過度な宣伝や誇張表現がないか注意

6. 価格の明瞭さとコストパフォーマンス

  • 料金体系がわかりやすく、追加費用の有無も確認
  • 安さだけで選ばず、技術やサービスの質も重視

7. アクセスの良さと通いやすさ

  • 継続治療が必要な場合、通いやすい場所かどうかも重要

まずは無料カウンセリング

カウンセリング

当院は開院19年以来、64,000件以上の肌トラブルに対応してきました。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。

医師の専門性と経験

次に医師の専門性や経験がわかるような情報をご紹介します。

1. 専門資格の有無

  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本形成外科学会認定 形成外科専門医
  • 美容皮膚科/美容外科の認定医・指導医

これらの資格を持っている医師が在籍しているクリニックがおすすめです。
しかし、専門医の資格も大切ですが、理想の医師とは、「皮膚に対する深い理解があり、機器の特性を熟知し、患者の肌質・ライフスタイルに応じて最適な提案ができる医師」です。

2. 美容医療での実務経験年数

  • 美容皮膚科医としての臨床歴が5年以上、レーザー治療歴が豊富か
  • 専門外から転身した医師やアルバイト医が施術するクリニックもあるため注意

3. レーザー治療の症例数と実績

  • 「何件以上のレーザー治療を経験しているか」
  • 症例写真やビフォーアフターを見せてもらえるか(患者の同意を得たもの)

 4. カウンセリングでの説明力

  • なぜこの治療が合うのか、どんな機器を使うのか、効果やリスクはどうかなど専門知識をもとに分かりやすく説明できる医師は信頼度が高いです

アフターケアの充実度

アフターケアが充実していることはとても重要です。それを事前に探るための情報をご紹介します。

1. 治療後の説明が丁寧か

  • 治療後の肌状態、やってはいけないこと、ケアの流れを詳しく案内してくれるか
  • 「いつから洗顔OK?メイクOK?入浴は?」といった細かな疑問に答えてくれるか

 2. 治療後の肌トラブルへの対応体制

  • 赤み・腫れ・かゆみなどが出た場合に、即対応できるサポート体制があるか
  • 必要に応じて外用薬の処方や医師の再診が受けられるか

 3. 定期フォローや経過チェックがあるか

  • 効果の確認や再照射のタイミングなど、数週間~数ヶ月後の再診を実施しているか
  • 経過観察によって、適切なケア方針を随時調整してくれるか

 4. 相談しやすい窓口の有無

  • 治療後に気になることを気軽に聞けるLINE・電話・メール相談があるか
  • スタッフ対応の丁寧さや親しみやすさも重要

 具体的に確認しておくとよい質問例

  • 万が一副作用が出たらどのように対応してもらえますか?
  • 治療後は何回来院する必要がありますか?
  • 再診料や薬代は料金に含まれていますか?
  • 相談窓口はいつでも利用できますか?

アフターケアが充実しているクリニックの特徴

  • 施術後に十分な時間を確保して無料相談やアドバイスをしてくれる
  • 定期的に治療経過の確認を無料でしてくれる
  • 写真や肌診断機で治療効果の診断を無料でしてくれる
  • 必要に応じたスキンケアアイテムの推奨がある
  • トラブル時に優先的に無料で診察してもらえる

施術前のカウンセリング内容

次に良いクリニックを選定するためのカウンセリングのポイントをご紹介します。

 1. 悩み・症状をしっかり聞いてくれるか

  • シミの種類・肌質・過去の治療歴・体質(アレルギー・敏感肌など)を丁寧にヒアリング
  • 一方的な説明だけでなく、こちらの話をよく聞く姿勢があるかが大事

2. 治療内容と選択理由の説明があるか

  • 使用するレーザー機器の種類とその効果
  • 他の治療法との違い・組み合わせの必要性などを根拠をもって説明できる医師は信頼できます

3. リスクやダウンタイムについて正直な説明があるか

  • 「赤み」「かさぶた」「色素沈着」など起こりうる副作用についてしっかり説明があるか
  • 「絶対に戻らない」「副作用ゼロ」などの過度な表現は要注意

 4. 治療後のケアや生活制限の説明

  • 洗顔・メイク・入浴・紫外線対策など、術後の過ごし方に関する具体的なアドバイスがあるか
  • セルフケアや再発予防についても触れてくれるとベスト

5. 費用・回数・通院スケジュールの明示

  • 1回あたりの料金、何回で効果が出るか、通院頻度
  • 薬代・再診料・麻酔料など追加費用の有無も確認しましょう

カウンセリング時に持っていくと良いもの

  • 質問リスト(疑問や不安を事前にメモ)
  • 現在使っているスキンケア用品(成分確認用)
  • 過去の肌トラブル歴・アレルギー情報など

浜松で安心してシミ取りをするならハートライフクリニック

ハートライフクリニックでは、美容医療のスペシャリスト(形成外科医5名、美容皮膚科医2名)体制で経験豊富なドクター(7名)、美容看護師(9名)、美容カウンセラー(6名)と共に、患者さまの不安・お悩みを解決し、喜びの笑顔を実現します。
当院は、美容皮膚科・美容外科・美容内科、それぞれの施術において、質の高い治療を責任もって提供できるように努めております。
まずは無料カウンセリングにて、皆さまのお悩みをお聞かせください。
実際の治療では、なるべく痛みが少なく、より効果を実感いただけるよう丁寧な施術を心がけております。
また、治療後のアフターフォローを徹底しているのも当院の特徴の1つです。
患者さまの術後経過を正確に把握し、次回の施術に役立てるためにも、最大30分の時間を設けてお話を伺います。
(※治療後にご予定がある場合は時間の短縮も可能です。)
皆さまのお身体やお肌のトラブル解消のために、お力になれるよう誠心誠意対応いたします。
ぜひ、ハートライフクリニックへお気軽にご相談ください。

まずは無料カウンセリング

口コミ評価4.36以上

当院は開院19年以来、64,000件以上の肌トラブルに対応してきました。アトピー肌の方も安心して脱毛を受けていただいています。口コミ評価も4.6以上をいただいております。

まとめ

シミ取り治療では一時的にダウンタイム(肌が敏感になる期間)が生じる場合がありますが、適切な処置やアフターケアを行うことで、およそ1週間程度で症状を緩和することができます。
また、信頼できるクリニックで治療を受けることで、安心・安全にシミ取りを行うことが可能です。
口コミや実際のカウンセリングを参考に、自分に合ったクリニックを選ぶことをおすすめします。
一見価格が安いクリニックでも、治療回数が増えることで結局高額になってしまう場合もあるため、注意が必要です。

このページの監修医師

ハートライフクリニック院長 渡邊雅人

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ポリフトXC認定医

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