ニキビがこめかみにできる原因と治し方|悪化を防ぐ対策まで解説

こめかみのニキビは「なぜここに?」と不安になる方が多い部位です。鏡を見るたびに気になり、前髪で隠したくなるという患者さまも多いです。
こめかみのニキビは、原因を知り、状態に合わせて対処すれば、悪化も再発も防ぐことができます。
こめかみにニキビができる原因

こめかみにニキビができる原因は、皮脂が多いことに加えて、前髪や整髪料が触れやすいこと、さらにシャンプーやトリートメントのすすぎ残しが重なることです。
こめかみは顔の中でも皮脂の分泌が比較的多い部位です。そこに前髪の接触やワックス、汗が加わると毛穴がふさがれやすくなり、ニキビができやすい環境になります。
実際に30代女性の患者さまも「フェイスラインは平気なのに、こめかみだけ繰り返す」とおっしゃっていました。詳しくお話を伺うと、整髪料とすすぎ残しが原因でした。
つまり、体質だけの問題ではなく、“生活習慣の重なり”が大きく関わっています。
状態別こめかみニキビの治し方
こめかみニキビは、白い段階か赤くなっているかで対処法が変わります。(炎症しているかしていないか)
早い段階で正しくケアできれば、ニキビの悪化や跡を防ぎやすくなり、セルフケアだけでも早く改善できます。まずは今の状態を落ち着いて見極めることが大切です。
白ニキビは詰まりを悪化させない

白ニキビは「毛穴が詰まっているだけ」の初期段階です。
この時点で刺激を与えなければ、悪化せずに済むことが多いです。
大切なのは、触らないこと。つい指で確認したくなりますが、それが炎症のきっかけになります。洗顔は泡でやさしく行い、こめかみまで丁寧にすすぎます。その後は軽めでもよいので必ず保湿をしてください。
白ニキビの段階であれば市販の外用薬などでも効果が期待できます。
この段階で守れれば、赤くならずに落ち着く可能性が高いです。白ニキビの治し方について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
関連記事:白いニキビは何が原因?正しいケア方法・早く治す習慣をまとめて解説
赤ニキビは炎症を広げない

赤くなっている場合は、すでに炎症が起きている状態です。ここで大事なのは「広げない」ことです。
髪が当たるならピンで留める、触らない、強く洗わない。これだけでも悪化は防げます。
触らず、早めに皮膚科や美容皮膚科に相談しましょう。
20代男性の患者さまは、無意識に触る癖があり、毎回同じ場所が腫れていました。触るのをやめただけで治りが早くなりました。
赤ニキビは“静かにさせる”意識が何より重要です。赤ニキビについて詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
市販薬を使うときの注意点

市販薬は、白ニキビや黒ニキビなど炎症のない段階のニキビに効果が期待できます。また、軽い赤みがある場合でも炎症を抑える補助になります。ただし、塗れば塗るほど効くわけではありません。
塗る範囲はニキビがある部分だけに絞り、1日2回までなど用法・用量を守ることが前提です。広い範囲に何度も塗ると、かえって刺激になり悪化することがあります。
また、1〜2週間使っても変化がない場合は、無理に続けないでください。薬が合っていない可能性があります。「効かないのに塗り続ける」ことが、結果的に長引く原因になってしまいます。
皮膚科に行く目安

「痛みが強い、腫れが大きい」、「同じ場所に何度もできる場合」は受診を検討してください。
特に3回以上同じ場所に繰り返すときは、自己ケアだけでは難しいことが多いです。早めに対応することで、赤みや色が残るリスクを下げられます。
ここで迷うのが「一般皮膚科か美容皮膚科か」という点です。一般皮膚科は、炎症を抑える塗り薬や飲み薬などの投薬治療が中心になります。強い腫れや化膿を抑えるには適していますが、こめかみに何度も繰り返すタイプは、薬だけでは根本改善が難しいこともあります。
一方、美容皮膚科では毛穴の詰まりや皮脂バランスにアプローチする治療も選択できます。実際に、30代女性の患者さまも「薬では落ち着くけれど、また同じ場所にできる」と悩まれていましたが、毛穴ケアを併用することで再発が減りました。
炎症を止めることが目的なら一般皮膚科、繰り返しを防ぎながらきれいに治したいなら美容皮膚科。このように目的で選ぶことが大切です。詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
再発を防ぐこめかみニキビ対策
こめかみニキビの再発を防ぐには、治療と同じくらい、日常の見直しが重要です。こめかみニキビは、原因となる刺激が続けば再発してしまいます。髪・洗顔・保湿・生活習慣を整えることで、こめかみニキビができにくい環境を作ることができます。
洗顔は入浴の最後にして丁寧にすすぐ

意外と多いのが「シャンプー後に洗顔していない」ケースです。
トリートメントは油分を含むため、こめかみに残ると毛穴詰まりの原因になります。入浴の最後に洗顔し、こめかみまで丁寧にすすぎましょう。生え際や耳の前も忘れずに流しましょう。
こめかみまで保湿して乾燥を防ぐ

こめかみは保湿を忘れやすい場所です。乾燥すると皮脂が乱れ、かえって詰まりやすくなります。
顔の中心だけでなく、こめかみまでしっかり保湿してください。ベタつきが怖い場合は、軽いタイプで構いません。
「ここは塗らなくていいだろう」という油断が、再発のきっかけになります。
睡眠と食事で肌の回復を助ける

睡眠不足や脂っこい食事が続くと、皮脂のバランスが崩れやすくなります。
夜更かしが続いた時期だけ悪化するという方も多いです。
まずは睡眠時間を7~8時間確保しましょう。食事は極端に制限する必要はありませんが、脂っぽい食事や甘い食べ物などの摂取のしすぎやたんぱく質やビタミンCも摂って偏りを減らす意識が大切です。
体の内側が整うと、同じケアでも治り方が変わります。ニキビに良い食べ物について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
関連記事:ニキビができやすい人必見|食べ物と栄養から見直す対策法
まずは無料カウンセリングを

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。目視だけでなく、最新肌診断機器を活用し、正しくニキビの状態や種類をチェックいたします。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。
まとめ
こめかみニキビは、皮脂・髪・洗い残し・摩擦といった複数の要因が重なって起こります。状態に合わせて触らず、刺激を減らし、生活習慣を整えることが改善への近道です。繰り返す場合は早めに医療機関へ相談することで、跡を防ぎやすくなります。原因を一つずつ見直すことが、根本改善につながります。
このページの監修医師

記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医



