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鼻の下ニキビの原因は?早期改善と予防の完全ガイド

鼻の下ニキビの原因は?早期改善と予防の完全ガイド

当院に来られる患者さんの中でも、鼻の下に繰り返しニキビができるお悩みは特に多いです。 そこで今回は、鼻の下ニキビがなぜできるのか、その原因と予防法から、早く治すための治療方法まで詳しく解説します。鼻下以外の鼻にできるニキビの特徴を知りたい方は下記関連記事をご覧ください。

関連記事:鼻ニキビの原因は?場所によっても違う?対処法も紹介

鼻の下ニキビは原因を特定すれば改善できる

鼻の下ニキビは様々な要因が重なるため、正しく特定して対処すれば確実に改善します。放置すると炎症が深くなり跡が残りやすいので、早めのケアが重要です。ここでは、主な鼻の下のニキビの原因と繰り返しできる人の特徴をまとめました。

鼻の下ニキビの主な原因

鼻の下ニキビの主な原因

鼻の下ニキビは、皮脂の過剰分泌、毎日の摩擦、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣が重なってできやすいです。
鼻の下はTゾーンに近く皮脂が多く、マスクや鼻かみで擦れやすい場所です。たとえば、長時間マスクをすると湿気で毛穴が詰まりやすくなります。また、ストレスや睡眠不足でホルモンバランスが崩れると皮脂が増え、脂っこい食事や夜更かしが悪化を招きます。これらの要因がどう自分に当てはまるか、次で繰り返しできる人の特徴をまとめてみたので詳しく見ていきましょう。

繰り返す人の共通点

鼻の下ニキビが何度もできる人は、こんな特徴があります。

  • マスクや鼻かみを毎日する人
  • 脂っこい食事が好きな人
  • ストレスや夜更かしが多い人
  • ヒゲ剃り後やお風呂の後など保湿を忘れてしまう人
  • ゴルフやアウトドア好きな方

これらの習慣がある方は要注意です。皮脂の過剰分泌、毎日の摩擦、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の悪化を招き、鼻の下ニキビを繰り返しやすくしています。下記より鼻の下ニキビを改善するためのポイントをまとめていきます。

ニキビの種類を見極めて対処

鼻の下ニキビの対処法は種類によって変わります。白・黒・赤・黄ニキビの段階を見極めれば正しいケアができます。大きく初期ニキビと炎症ニキビに分かれ、以下で見た目と対処ポイントをまとめます。

初期ニキビと炎症ニキビの違い

ニキビは進行段階で種類が変わる|見た目と痛みで見分けよう

初期ニキビは毛穴詰まりの白・黒ニキビ段階で、炎症ニキビはアクネ菌が増えた赤・黄ニキビ段階です。
初期は肌色や黒ずみの小さな塊で痛みなし、炎症は赤く腫れて熱を持ち膿が見えます。たとえば毛穴が白く膨らむのが初期ニキビ、そこから赤く痛くなったら炎症ニキビです。
初期ニキビは洗顔・保湿と市販薬でケアが可能ですが、炎症は皮膚科の抗生物質や美容皮膚科での専門治療が必要となってしまいます。
自分のニキビの状態をもっと詳しく調べたいという方は以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:【写真付】ニキビの種類と見分け方を医師が徹底解説!

悪化を防ぐために

炎症ニキビを作らないケア

鼻の下ニキビを悪化させないためには、潰さない・触らない・洗いすぎない・刺激を避けることが何より重要です。
先ほど説明したように初期段階で適切に対処すれば炎症に進まず済みますが、気になって指で押したりゴシゴシ洗うと毛穴が傷つき赤ニキビになってしまいます。たとえば、マスクの擦れでできた白ニキビを我慢できず潰すと、数日で膿が溜まった黄ニキビに悪化します。髭剃り後のアルコール化粧水も刺激になるので、優しい洗顔と保湿に切り替えましょう。初期の毛穴詰まりの段階(白ニキビ段階)を放置せず、毎日の習慣ケアを行うことでニキビの悪化防ぐことができます。
スキンケアの方法について下記よりご紹介します。

自宅でできる正しいケア

鼻の下ニキビは毎日の洗顔・保湿・生活習慣で改善できる範囲が広く、市販薬も活用できます。ただし炎症が強い場合は限界があるので、基本ケアを徹底しましょう。ここでは、すぐに始められる具体的な方法を紹介します。

洗顔・保湿・紫外線対策

鼻の下ニキビを防ぐには、優しい洗顔・油分控えめ保湿・紫外線防御の3つが基本です。下記に3つの基本ケアのポイントをまとめてみました。

優しい洗顔方法のポイント

優しい洗顔の手順は以下の通りです。

  • 泡をたっぷり立てて指の腹で20秒撫でるように洗います
  • ぬるま湯で泡を浮かせ、すすぎ残しなく丁寧に流します。
  • 清潔なタオルでポンポン押さえて水分を取るように拭きましょう。

マスクの湿気で詰まった毛穴を優しく掃除するイメージです。低刺激の洗顔料を選び朝晩2回だけ。髭剃り後なら同じ手順で保湿につなげば、鼻の下の赤ニキビの発症を防ぐことができます。

油分控えめ保湿のポイント

油分控えめ保湿のポイントは下記の通りです。朝夜の洗顔後に行うのがおすすめです。

  • セラミド化粧水を手で軽く叩き込みましょう。
  • ジェル状の保湿剤を米粒大薄く塗ります。クリームは重くて毛穴詰まりになるのでNG。
  • 夜はビタミンCセラムを追加で入れるようにしましょう。

マスクの湿気でテカる鼻の下をサラッと守るイメージです。詳しくスキンケア方法を見たい方は以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:看護師が教えるニキビのスキンケア方法!

紫外線防御のポイント

紫外線防御のポイントは下記の通りです。

  • 紫外線防御の手順は以下の通りです。
  • 外出時は2〜3時間ごとに塗り直すようにしましょう。
  • 帽子やUVマスクで物理的にブロックするのもおすすめ。

車内や曇天でもUVがシミや炎症を悪化させるので毎日続けましょう。日焼けのニキビに対する影響について知りたい方は以前投稿した関連記事をご覧ください。

関連記事:日焼けとニキビの関係って?紫外線が与える影響と効果的な対策法

市販薬の選び方と注意点

鼻の下にできるニキビのうち、初期の白ニキビや黒ニキビには市販薬が有効な場合があります。選ぶ際は、サリチル酸、イオウ、BPO(過酸化ベンゾイル)などの有効成分が配合されたものを目安にしましょう。
サリチル酸は毛穴詰まりを溶かして角質を整え、イオウは殺菌や皮脂抑制作用があります。BPOはアクネ菌を減らす働きがあり、炎症の広がりを防ぎます。たとえば、ざらつきが気になる時はサリチル酸配合から始め、軽い赤みがある場合はBPOを夜だけ薄く塗るのがおすすめです。ただし、痛みや膿を伴う赤ニキビなど炎症が強い場合は、市販薬では十分に届かず悪化するおそれがあります。そのような場合は自己判断せず、早めに皮膚科を受診してください。

皮膚科や美容皮膚科での治療

鼻の下ニキビは、市販薬で改善しにくい場合や赤ニキビまで症状が進んでしまった場合は皮膚科(保険診療)や美容皮膚科での治療が必要となります。皮膚科(保険診療)では炎症を抑える薬で症状悪化を防ぎ、美容皮膚科では炎症が進んだニキビをキレイに治療するだけでなく再発予防や肌質改善までを視野に入れた治療を行います。自分の状態や目的に合った専門機関を選ぶことが重要です。

皮膚科(保険診療)

皮膚科(保険診療)

皮膚科では、保険適用で外用薬(塗り薬)・内服薬・面ぽう圧出(毛穴の詰まりを取り除く処置)などの治療を受けることができます。初期の白ニキビや黒ニキビには、炎症を防ぎながら進行を抑える治療が向いています。また、費用を抑えられるのも大きなメリットです。
ただし、一般皮膚科の目的は「悪化を防ぐこと」が中心です。たとえば、赤みやニキビ跡をきれいになくしたい場合は、美容皮膚科での治療が必要になります。まずは保険診療で今あるニキビを落ち着かせることから始めましょう。

美容皮膚科の治療

美容皮膚科は「美肌改善」目的

美容皮膚科では、ピーリングやレーザー治療など、肌そのものを整える専門的な治療を受けることができます。
単にニキビを治すだけでなく、毛穴づまりを防ぎ、再発しにくい肌へと導くのが特徴です。たとえば、炎症を起こして赤くなったニキビや、跡が残ってしまった肌にも効果があり、見た目をきれいに整えることが可能です。短期間で改善を目指したい方や、「ニキビができにくい肌づくり」をしたい方に向いています。治療を通じて、肌質そのものを韓国アイドルのような陶器肌になめらかに変えていくアプローチです。

関連記事:浜松でニキビ治療をするなら美容皮膚科がおすすめ?

まずは無料カウンセリング

VISIAを使用したカウンセリング

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。目視だけでなく、最新肌診断機器を活用し、正しくニキビの状態をチェックし、繰り返しできる鼻の下ニキビにも目的に合わせた最適なアプローチを行います。まずは無料カウンセリングまでお越しください。

繰り返さないための予防習慣

鼻の下ニキビは、治して終わりではなく「作らせない習慣づくり」が大切です。皮脂や摩擦、生活リズムの乱れといった日常の小さな要因が再発につながります。毎日の洗顔や保湿、睡眠や食事の見直しなど、少しの工夫で肌は変わります。次に紹介する予防習慣で、繰り返しにくい健やかな肌を目指しましょう。

生活リズム・食事・ストレス対策

生活習慣と刺激

夜更かしが続くとホルモンバランスが乱れ、皮脂が増えてニキビができやすくなります。 まずは同じ時間に寝て起きるリズムと、7~8時間前後の睡眠を意識しましょう。​

食事は、野菜やたんぱく質、発酵食品を意識して取り入れ、脂っこいものや甘いお菓子・ジュースを「毎日たくさん」ではなく「ときどき少量」にするのがポイントです。 たとえば、夕食に揚げ物が多い日は、次の日は魚と野菜中心にするなど、1週間単位でバランスをとっていきます。​

仕事や勉強でストレスがたまると、ストレスホルモンが増えて皮脂も出やすくなります。 寝る前のスマホ時間を減らしてストレッチをする、休日に好きな音楽を聴きながら散歩をするなど、「自分なりのリラックス習慣」を1つ決めて続けることが、ニキビを繰り返さない土台づくりにつながります。

スキンケアの工夫

スキンケアの工夫

鼻の下はマスクや手で触れることが多く、摩擦がニキビの大きな原因になります。まず、洗顔は指の腹で優しく円を描くようにし、ゴシゴシこすらないようにしましょう。たとえば、泡立てた洗顔料を軽く乗せて、30秒以内で流すのがコツです。

保湿はノンコメドジェニックと書かれた、毛穴を詰まらせにくいものを選びます。油分が多いクリームより、ジェルタイプから試してみてください。マスク着用時は綿の内側素材を選び、1日4時間以上連続でつける場合は外して休憩を挟みましょう。

ティッシュで鼻をかむ時も、優しく押さえる程度に。こうした毎日の小さな工夫が、鼻の下の肌を刺激から守り、再発を防ぎます。

まずは無料カウンセリング

Google口コミ

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。Google口コミは320件以上、評価4.7以上と高く、多くの患者様にご満足いただいております。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。

まとめ

鼻の下ニキビは、摩擦や皮脂、生活習慣が原因でできやすく、種類を見極めて初期ケアや市販薬、皮膚科治療で早期改善が可能です。予防習慣を身につければ再発を防げます。これまでの内容で、自分のニキビの段階がわかったでしょうか。初期なら自宅ケアから、炎症が強い場合はすぐに皮膚科へ。保険診療で抑え、美容皮膚科できれいに仕上げる流れがおすすめです。一人で判断せず、専門医に相談をしましょう。当院でもお待ちしております。

このページの監修医師

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医

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