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ニキビのかさぶたは治りかけ?正しい対処法と早く治すポイント

ニキビのかさぶたは治りかけ?正しい対処法と早く治すポイント

ニキビにかさぶたができたら、「これ治りかけ?それとも悪化?」と不安になりますよね。実はかさぶたは治癒のサインですが、剥がしたり触ったりすると炎症がぶり返し、跡が残りやすくなってしまいます。そこで今回は、かさぶたの正しい判断方法、絶対に避けるべき行動、早く治す具体的なケア、跡を残さないポイントを詳しく解説します。

ニキビのかさぶたは触らず自然に治す

ニキビのかさぶたは触らず自然に治す

ニキビのかさぶたは絶対に触らず、自然に剥がれるのを待つのが正解です。
かさぶたの下で新しい肌ができている最中だからです。

かさぶたを剝がすと…?

かさぶたを無理に剥がすと、炎症が再発して赤黒い跡やへこみが残りやすくなります
下で新しい肌ができている最中なのに、無理に剥がすと傷口が開き、細菌が入って腫れがぶり返します。
たとえば、転んだ膝のかさぶたを剥がすと傷が広がって治りが遅くなるのと同じです。結果、色素沈着で茶色く残ったり、クレーター状の跡になったりします。気になって触りたくなる気持ちはわかりますが、我慢して自然に剥がれるのを待ちましょう。それがかさぶたを早く治し、きれいな肌に戻す近道です。

かさぶたができる2つの理由

かさぶたができる2つの理由

ニキビのかさぶたは「自然な治りかけのサイン」と「無理に潰した傷の結果」の2つに分かれます。どちらかわからないと正しいケアができず、跡が残りやすくなります。ここでは、それぞれの違いと見分け方をわかりやすく解説します。

治りかけのサインの場合

ニキビのかさぶたが自然にできた場合、これは炎症が落ち着き、皮膚が修復を始めた良いサインです。
赤く腫れたニキビの表面が乾いて固まり、かさぶたになることで中の傷を守りながら新しい肌を作り出します。たとえば、転んでできた擦り傷が乾いてかさぶたになるのと同じ仕組みです。この段階では痛みが減り、周りの赤みが引いてきます。かさぶたの下で新しい皮膚細胞が少しずつ再生しているので、無理に触らず清潔に保てば1週間ほどで自然に剥がれ、きれいな肌に戻ります。

潰して傷ついた結果できる場合

ニキビを指で押したり潰したりすると皮膚に傷ができ、その保護反応でかさぶたができることもあります
気になって無理に中身を押し出すと、毛穴の壁が傷つき出血や膿が漏れ出します。それが空気に触れて乾き、かさぶたとして固まるのです。たとえば、ニキビの頭を潰した直後に血や透明な液が出て、数日で茶色いかさぶたになるパターンです。この場合、周りが赤く腫れたまま痛みが続くことが多く、自然治癒より治りが遅くなります。潰した傷は深く、跡が残りやすいので要注意です。

見た目で判断しやすい特徴

かさぶたが治りかけか悪化かを判断するには、「色・厚み・痛み・周りの赤み」をチェックします。
治りかけは薄茶色で薄く、周りの赤みが少なく押しても痛みが軽いのが特徴です。一方、悪化は黒っぽく厚みがあり、押すと強い痛み、周りが赤く腫れている状態です。たとえば、治りかけは擦り傷のかさぶたのように自然に乾いた色で、悪化は潰した後のようにジクジクした赤黒いかさぶたになります。鏡で毎日観察し、悪化傾向なら皮膚科へ相談を。早めの判断で跡を防げます。

早く治すためのケア

ニキビのかさぶたを早く治すには、清潔に保ちつつ保湿と刺激回避を徹底します。摩擦や乾燥を避けながら回復を促すことで、1週間以内に自然に剥がれやすくなります。ここでは、毎日の基本ケアとポイントを紹介します。

スキンケア手順

ニキビのかさぶたを早く治すスキンケアは、「朝晩の優しい洗顔→拭き取り→保湿」の順番です。

1.洗顔朝晩1日2回、ぬるま湯と泡立てた洗顔料で指の腹でそっと撫でるように洗います。かさぶた部分は泡で軽く浮かせる程度にし、ゴシゴシは絶対NGです。
2.ふき取りすすいだ後は清潔なタオルでポンポンと押さえて水分を取ります。
3.保湿最後にセラミド入りの化粧水をコットンを使わず手で優しく叩き込み、ジェル保湿剤で蓋を。たとえば、擦り傷に絆創膏を貼るように、肌を保護しながら治りを促します。

これで乾燥を防ぎ、1週間以内に自然に剥がれやすくなります。

生活習慣

ニキビのかさぶたを早く治すには、食事・睡眠・ストレス管理で内側から回復を促します。具体的なポイントを下記にまとめてみました。

栄養とビタミン摂取

栄養とビタミン摂取

かさぶたの治りを早めるには、ビタミンCB群を積極的に摂りましょう。
ビタミンCはコラーゲンを作り新しい肌を修復、B群はターンオーバーを整えます。キウイ1個、ブロッコリ1/2房、レバー少量、卵1個で1日の目安が取れます。おすすめは朝のキウイヨーグルトや、夕食のブロッコリ炒め。レバーは週1回のレバニラ炒めで十分です。
たとえば、夜更かし続きで治りが遅かった患者さんが、ビタミンCを意識したら1週間でかさぶたがきれいに取れました。サプリも便利ですが、食事からが一番肌に優しいです。

睡眠とストレス管理

睡眠とストレス管理

睡眠不足やストレスが続くと、肌の修復ホルモンが減り、かさぶたの治りが遅くなります
毎晩7〜8時間、同じ時間に寝起きを固定しましょう。例えば23時就寝・6時起床で肌の新陳代謝が整います。
ストレスは38℃のぬるめ湯に10分浸かる入浴をするだけでも自律神経をリセットすることができます。朝の深呼吸5回や夜の散歩10分も効果的です。たとえば、仕事でイライラ続きだった方が入浴習慣を始めると、翌朝かさぶたの赤みが引いていました。スマホを寝室から遠ざけると自然に睡眠が深まります。

かさぶたを触った・剝がした時の対処法

かさぶたを触ってしまったら、すぐに清潔な状態を保ち2次感染を防ぎましょう。すでに遅れたと思っても正しい対処で悪化を最小限に抑えられます。ここでは、万一の時の具体的な手順を解説します。

剝がしてしまった後の応急ケア手順

炎症再発や雑菌侵入が起こる理由

かさぶたを剥がしてしまったら、次の順番で対処します。

1.防水絆創膏かハイドロコロイドシートを貼る – 保護・保湿

2.手を石鹸でよく洗う – 細菌を移さないため

3.清潔なガーゼで軽く押さえる – 出血があれば止血(強く押さない)

4.生理食塩水かぬるま湯で優しく洗う – 汚れを落とす

5.抗菌軟膏(ゲンタマイシンなど)を薄く塗る – 感染予防

患部を清潔に保つための処置

かさぶたを剥がした後は、朝晩優しく洗って清潔に保ちます。
ぬるま湯に泡立てた洗顔料を指の腹でそっと浮かせるように洗い、ゴシゴシこすらないこと。消毒はアルコールじゃなく生理食塩水で十分です。洗ったら清潔なガーゼでポンポン押さえ、抗菌軟膏を薄く塗ります。触らないために絆創膏かシールを貼って、鏡を覗くのも1日1回にしましょう。これで感染を防いできれいに治ります。

再発を防ぐ保護ケアの方法

かさぶたを剥がした後は、ワセリンや保護テープで摩擦から守ります。抗菌軟膏を塗った上にワセリンを薄く伸ばし、肌を覆うように。寝るときは医療用テープやハイドロコロイドシートを貼ると枕との擦れを防げます。メイクは避け、日中も保護シートでカバーしましょう。たとえば、指の傷に絆創膏貼って仕事するのと同じで、患部をしっかり守れば炎症がぶり返しません。3〜5日で新しいかさぶたができたらシートを外して自然治癒へ。保護を続けると跡も残りにくくなります。

ニキビ跡を残さないための予防ケア

かさぶたが取れた後の肌は敏感で、色素沈着やクレーターが残りやすい状態です。正しい保湿とUV対策を徹底すれば、きれいな肌に戻せます。ここでは、跡を防ぐ具体的なケア方法を紹介します。

紫外線・摩擦・乾燥を避ける

かさぶたが取れた肌は敏感で、紫外線・摩擦・乾燥が跡を残す原因になります
まず朝の日焼け止めはSPF30以上を米粒大塗り、2時間ごとに塗り直し。帽子やマスクで日光をブロックしましょう。摩擦はタオルでゴシゴシ拭かず、押さえるように水分を取ります。乾燥対策はセラミド化粧水を手で優しく入れ、ジェル保湿を重ねて蓋を。髭剃り後の敏感肌と同じように丁寧に扱えば、赤黒い跡が残りにくくなります。こうした習慣で新しい肌がきれいに育ちます。

関連記事:日焼けとニキビの関係って?紫外線が与える影響と効果的な対策法

ニキビ痕の美容治療

ダーマペン

ニキビのかさぶた跡は、市販ケアだけでは限界があり美容治療が必要です。
色素沈着や赤みにはライムライトの光でメラニンを壊し、クレーターにはダーマペンがコラーゲンを増やして平らにします。ピーリングで表面のくすみを落とし、トラネキサム酸の内服薬で内側から色素を薄くできます。たとえば赤黒い跡ならライムライトを2〜3回で薄くなり、へこみはダーマペン3回で目立たなくなります。痛みが強い・広範囲・3ヶ月続く場合は早めに医療機関へ。ダウンタイムは1週間ほどで自然な仕上がりになります。

関連記事:浜松でニキビ治療をするなら美容皮膚科がおすすめ?

まずは無料カウンセリング

VISIAを使用したカウンセリング

当院は開院以来20年以上、延べ65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。 最新の肌診断機器を使い、目視だけではわからないニキビのかさぶた状態や跡の深さを正確にチェックします。 無理に剥がしてできた跡も、根本から改善し再発しにくい肌に導けます。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った治療プランをご提案します。

まとめ

ニキビのかさぶたは触らず自然に治すのが基本で、無理に剥がすと炎症再発や跡が残りやすくなります。治りかけは薄茶・痛み軽く、周り赤み少ないのに対し、潰した傷は黒厚・強い痛みです。早く治すには朝晩優しい洗顔・保湿、睡眠6〜7時間、ビタミンC食材を。触ってしまったら手を洗いガーゼ止血、抗菌軟膏・保護テープで清潔に。かさぶた後はじっど保湿・日焼け止めで紫外線・摩擦・乾燥を避け、色素沈着やクレーターを防ぎます。正しいケアできれいな肌に戻せます。

このページの監修医師

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医

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