
医療脱毛や脱毛サロンでの火傷のニュースを耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。実際、脱毛の方法によっては火傷のリスクが存在します。そこで今回は、医療脱毛でやけどする原因と、その正しい対処法、さらに効果的な防止策について詳しく解説いたします。適切な知識を身につけることで、安全で効果的な脱毛治療を受けていただくことが可能となります。
【この記事でわかること】
・医療脱毛でやけどが起こる仕組み
・医療脱毛でやけどが起こる原因
・医療脱毛で起こるやけど症状と治療期間
・やけどが起きた際の応急処置や対応について
・医療脱毛でやけどを防ぐための方法
レーザー脱毛でやけどが起こる仕組み
医療脱毛でやけどが発生する主な要因は、レーザー脱毛の仕組みに関連しています。しかし、重要な点は、医療脱毛を受けることが必ずしも火傷を引き起こすわけではないということです。適切に行われた脱毛処置では、火傷のリスクは最小限に抑えられます。下記では、この仕組みについて詳しく解説していきます。
レーザーが毛根を破壊する際に熱が周囲の皮膚へ伝わる

医療脱毛のやけどはレーザーの熱が広がりすぎることで起こります。
レーザーは毛の黒い部分に反応して熱を出し、毛のもとにダメージを与えますが、この熱が周りの肌にまで強く伝わるとやけどにつながります。
その理由として多いのは、古い医療脱毛機器で安全性の低い脱毛を行った場合が挙げられ、古い医療脱毛機器では、熱の調整が不安定になり、必要以上に強く当たってしまうことがあります。
加えて、照射する人の経験が浅いと、肌や毛の状態に合わせた細かな調整ができず、負担が大きくなりやけどを引き起こすケースもあります。
安心して受けるためには、医療脱毛機器の新しさと施術者の技術、両方が整った環境を選ぶことが大切です。
肌の状態や施術環境が重なるとリスクが急上昇する

やけどは機械や施術者の問題だけでなく、患者さまの肌状態や体調によっても大きく左右されます。体調不良や乾燥、日焼けがある状態では、同じ施術でも負担が強く出やすくなります。
特に一般的な熱破壊式レーザーは黒い色に反応するため、日焼けした肌にも反応し、熱が分散してやけどにつながることがあります。実際に、外仕事やスポーツで日焼けが続いている方は注意が必要です。
一方で、蓄熱式やヤグレーザーを搭載した機器であれば対応できる場合もあります。肌状態に合わせた機器選びと事前の体調管理が重要です。
医療脱毛でやけどが起きやすい4つの原因
医療脱毛のやけどは先ほど説明させていただいたように、体調不良や肌状態に加えて、いくつかの共通した原因が重なることで起こりやすくなります。特に注意したいのが先ほど説明した「日焼けや肌の色」のほか「乾燥状態」「毛が密集した部位」「施術前の過ごし方」の4つです。これらを知らずに施術を受けると、思わぬトラブルにつながることもあります。ここからは、それぞれの原因について具体的にわかりやすく解説していきます。
日焼け・地黒肌によるレーザーの過剰反応

先ほどお伝えしたように、日焼けしている肌はレーザーが過敏に反応し、やけどのリスクが高まります。
肌の色が濃いほど熱が皮膚にも集中しやすく、照射後に強い赤みやヒリつきが出やすくなります。特に赤みが残るような強い日焼け(参考画像①)は、安全面を考慮して施術を見送るのが一般的です。
一方で、炎症が落ち着いた日焼け(参考画像②)であれば、使用する機器によっては施術が可能な場合もあります。日焼けの程度によって判断が分かれるため、自己判断せず事前に相談することが大切です。詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
肌の乾燥・バリア機能の低下

肌の乾燥は、皮膚のバリア機能を低下させ、レーザー脱毛時の火傷リスクを高めます。乾燥肌は外部刺激に敏感で、レーザーの熱に対する耐性が低くなるためです。
実際に、保湿を怠っていた患者さまほど照射後の赤みが長引く傾向があります。20代女性の患者さまでも、保湿を見直しただけで反応が落ち着いた例がありました。 日々のスキンケアは、仕上がりだけでなく安全性にも直結します。
VIOや髭など毛が密集した部位への照射

VIOや髭のように毛が密集している部位は、やけどが起こりやすい傾向があります。
これらの部位は出力の細かな調整が必要であり、経験が浅い施術者が対応すると熱が強く入りすぎてしまい、トラブルにつながることがあります。毛が太く密集している分、一度に発生する熱量が多くなりやすく、他の部位よりも熱がこもりやすいのが特徴です。実際に「他は問題なかったのにVIOだけヒリついた」というケースも少なくありません。安全に受けるためには、部位ごとに適切な調整ができる肌治療の実績が多いクリニックを選ぶことが大切です。
施術前の飲酒・入浴・日焼け止めの付着

施術前の過ごし方によってやけどのリスクは高まります。
飲酒は血流と体温を上げるため、少なくとも施術の24時間前から控えることが望ましく、少量でも当日は避けてください。
入浴も同様に体温を上げるため、当日は長時間の入浴やサウナは避け、ぬるめのシャワー程度にとどめるのが安全です。
また、日焼け止めが肌に残ったままだと照射時に余計な熱が発生することがあります。当日は帽子や日傘で紫外線対策を行い、日焼け止めを使用した場合は来院後にしっかり落としてから施術を受けることが大切です。
医療脱毛のやけど症状と治癒期間の目安
医療脱毛によるやけどの目安は、軽いものであれば数日〜1週間程度、深い場合は3〜4週間以上かかることがあります。
やけどの症状は見た目だけでなく、ダメージの深さによって回復期間やリスクが大きく変わります。軽い赤みで済む場合もあれば、水ぶくれや色素沈着につながるケースもあります。自己判断で放置せず、「どの段階か」を把握することが悪化を防ぐポイントになります。
Ⅰ度熱傷:赤みと火照り(数日〜1週間)

赤みだけであれば軽度のⅠ度熱傷であるケースでが多く、数日〜1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。
ヒリヒリ感や火照りが中心で、表面だけのダメージにとどまります。適切に冷やして保湿を続ければ自然に改善するケースが多く、数日で症状が軽減します。
ただし、3日以上たっても赤みや痛みが強いまま続く場合や、範囲が広がるような場合は注意が必要です。乾燥や軽度の炎症の長期化、まれにやけどがやや深くなっている可能性もあるため、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。
浅達性Ⅱ度熱傷:水ぶくれと強い痛み(1〜2週間)

水ぶくれが出た場合は、中等度のやけど(浅達性Ⅱ度熱傷)と考えられます。
自己判断で潰してしまうと、感染や痕が残る原因になるため注意が必要です。
触れていなくてもジンジンと痛む、衣類がこすれるだけで強くしみる、熱を持った状態が続くといった症状がある場合は、無理に様子を見ず早めに医療機関へ相談することが大切です。
深達性Ⅱ度熱傷:色素沈着・痕が残るリスク(1〜2ヶ月以上)

3〜4週間以上赤みや炎症が続く場合は、深いダメージのやけど(深達性Ⅱ度熱傷)の可能性があります。
見た目の赤みが強く、回復までに時間がかかるのが特徴で、神経への影響により痛みが鈍くなることもあり、気づきにくいケースもあります。この段階では治癒までには1〜2ヶ月以上かかることもあり、色素沈着や痕が残るリスクが高くなるため注意が必要です。治療としては、炎症を抑える外用薬や内服薬の使用に加え、症状に応じて軟膏処置や経過管理が行われます。自己判断せず、早期に医療脱毛を受けた医療機関などで適切な治療を受けることが重要です。
やけどの症状に合わせた正しい対処法
、医療脱毛でやけどが疑われる場合は「すぐに冷やすこと」と「適切な医療機関へ相談すること」の2点が重要です。最初の対応によってその後の回復や痕の残りやすさが大きく変わるため、自己判断で誤った対応をしないことが大切です。軽い症状に見えても悪化するケースがあるため、正しい手順を知っておくことが安心につながります。
すぐに流水で15〜30分冷やす(氷・保冷剤の直接接触は厳禁)

やけどが疑われた時はすぐに冷やすことが最優先です。
多くのクリニックでは照射後に冷却対応を行いますが、帰宅後にヒリつきや熱感が強く出るケースもあります。
その場合は自宅でも流水で15〜30分しっかり冷やすことが重要です。目安としては「熱い感じが続く」「赤みが強い」と感じたタイミングで行います。氷や保冷剤を直接当てると逆に負担になるため、タオル越しに使用してください。早めに冷やすことで症状の悪化を防ぎやすくなります。
水ぶくれや蕁麻疹ができた時の応急処置

水ぶくれができた場合は潰さず、すぐに施術を受けたクリニックへ相談することが重要です。
水ぶくれの中の液体は皮膚を守る役割があり、無理に触ると感染や痕の原因になります。多くのクリニックでは、こうしたトラブル時に薬の処方や診察を無料で対応してくれる場合もあります。早めに連絡し適切な処置を受けることで、回復を早めることにつながります。万が一に備え、アフターケア体制が整っているかも含めてクリニックを選ぶことが大切です。
脱毛でのやけどを防ぐ4つの方法
これまで医療脱毛でのやけどの原因や対処法について解説してきましたが、最も重要なのは、やけどを未然に防ぐことです。ここでは、脱毛施術でやけどを防ぐために実践すべき4つの具体的な方法を詳しくご紹介します。

念入りな事前のシェービングを行う
脱毛施術の前日に念入りなシェービングを行うことが重要です。
これにより、熱や光が皮膚に過度に伝わるのを防ぎ、やけどのリスクを軽減できます。シェービングの際は、肌へのダメージを最小限に抑えるため、カミソリではなく電子シェーバーの使用をおすすめします。
背中やVIOなど、自分では見えづらい部位のシェービングは難しいものです。そのため、照射時に剃毛サービスを提供してくれるクリニックを選ぶことをお勧めします。脱毛は通常5回以上の施術が必要なため、この剃毛サービスを無料で行ってくれるクリニックを探すことで、長期的な費用削減にもつながります。
肌の保湿と脱毛期間中の徹底した日焼け対策
脱毛期間中にやけどを防ぐためには、お肌の保湿と徹底した日焼け対策が非常に重要です。
脱毛後の肌は特に敏感になっているため、次の点に注意してケアを行いましょう。
- 肌の保湿:脱毛後は肌が乾燥しやすいため、無香料でアルコールフリーの保湿剤を使用し、毎日の保湿ケアを徹底します。
- 日焼け止め:脱毛後の肌は紫外線に弱いため、SPF50+の日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子や日傘を使って紫外線を避けましょう。
これらのケアをしっかり行うことで、肌トラブルを防ぎ、脱毛効果を最大限に引き出すことができます。
脱毛機器の種類と施術者の技術を確認
脱毛施術でのやけどリスクは、施術者の知識と使用する脱毛機器に大きく左右されるため、クリニック選びが非常に重要です。
安全性の高い施術を受けるには、安全性の高い医療レーザーや厚生労働省の承認を得たジェントルマックスプロプラスなどの機器を導入しているクリニックを選ぶことがおすすめです。ジェントルマックスプロプラスは日焼けが慢性化している方にも日焼け状態によっては照射が可能なため、おすすめです。
実績豊富なクリニックを見つけるのは難しいですが、10年以上の長期開院実績があるクリニックや、Googleの口コミ評価が高いクリニックを探すのが良い指標となります。
ハートライフクリニックではやけど対策を徹底した医療脱毛を提供
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浜松市内で4院のみの最新機器
お一人おひとりに合わせた医療脱毛

やけどなどの肌トラブルを防止するためには、毛質や体質に合わせて最適な脱毛機器を使い分ける必要があります。
当院では、この個人差に対応するため、医師や看護師が患者さまの毛質や脱毛部位に応じて複数の脱毛機器を使い分けています。
特に、当院では浜松では数少ない最新医療脱毛機器「ジェントルマックスプロプラス」を導入しており、安全性と少ない回数で効果を発揮できる効果性を追求した施術を行っております。
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剃毛料無料!
剃り残しやお手入れが難しい部位は看護師が剃毛

シェービングによる剃り残しからのやけどを防ぐために、当院では背中など手の届きにくい部分や剃り残しは、当日スタッフが無料で丁寧にシェービングいたしますので、ご安心ください。
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開院20年65,000件以上の実績
Google口コミ評価4.7

当院は20年にわたり医療脱毛や肌治療を提供し、65,000件以上の症例実績を積み重ねてきました。安全性と効果性を徹底的に追求した結果、Google口コミ評価で4.7以上を獲得し、美容医療の口コミサイトでも浜松市内No.1の評価を得ています。(2025年3月21日時点)長年の経験と高い技術力、そして患者様からの信頼が、当院の高い評価につながっています。
ハートライフクリニックでは、先に紹介した全ての医療レーザーを完備しております。
3種のレーザーを搭載した、ジェントルマックスプロシリーズ3台、SHR蓄熱式ソプラノアイスプラチナム1台を揃えております。
安心・結果・痛くないの3拍子揃った結果を追求をしております。
大切なのは、毛周期に合わせて予約が取れることです!
当院では予約が取れないということがないように、医療脱毛機4台完備し、予約状況に応じて機器の増設も検討し、患者様がスムーズに予約を取れるよう努めています。
まずは無料相談を

当院では医療脱毛の無料相談を行っております。
「医療脱毛を検討しているけどやけどなどの肌トラブルが怖い」「どういった脱毛を受けたらよいかわからない」というお悩みにもお答えします。まずはカウンセリングまでお越しください。
まとめ – 正しい知識で安全な脱毛を
医療脱毛でのやけどは、施術者の技術不足や不適切な機器使用、肌の状態などが原因で起こりえます。やけどは事前の知識やクリニック選びを行うことで防ぐことができます。最新機器を備え、実績豊富なクリニックを選び、契約内容や保証も確認することで、安全で効果的な脱毛が可能です。万が一、やけどが起きた場合は、速やかにクリニックに相談し適切な処置を受けましょう。
このページの監修医師

記事医師監修
土屋 皓大
ハートライフクリニック院長
・日本形成外科学会認定専門医
・日本医師会認定産業医
・乳房インプラント責任医師
・臨床研修指導医
・日本形成外科学会
・日本形成外科学会(JSAPS)
・日本美容皮膚科学会
・日本創傷外科学会
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会





