
脱毛の施術後、クリニックから「当日はお風呂を控えてください」と案内された経験がある方も多いのではないでしょうか。「脱毛後にお風呂へ入っても大丈夫?」「当日に湯船へ浸かると何がいけないの?」と不安に感じる方も少なくないと思います。そこで今回は、脱毛後のお風呂はいつから入れるのかをはじめ、シャワーの注意点や入浴してしまった場合の対処法、サウナや温泉を再開するタイミングまでわかりやすく解説します。
【この記事で分かること】
・脱毛後のお風呂はいつから可能か?
・脱毛当日の注意点
・入力してしまった際の対処法
・脱毛前のお風呂で気を付けること
・お風呂以外で避けたい行動
・脱毛後のケア方法
・脱毛後によくある質問
脱毛後のお風呂はいつから?
脱毛後のお風呂は24時間程度空けてから湯舟への入浴を再開しましょう。
赤みやほてりが残っている場合は、症状が落ち着いてから入浴を再開することが大切です。医療脱毛は高出力レーザーを使用するため、サロン脱毛よりも施術後の熱感が出やすい傾向があります。脱毛当日は、肌の回復を優先することが大切です。
施術当日のシャワーの入り方
脱毛後のお風呂は、施術当日の湯船を避けてシャワーだけにしましょう。
レーザー照射後の肌は熱を持ち、一時的に敏感な状態になっているため、入浴による体温上昇で赤みやかゆみが強くなることがあります。
また、肌に刺激を与えない洗い方を心がけることも大切です。誤ったケアは肌トラブルの原因になるため、脱毛後の過ごし方を正しく理解しておきましょう。ここでは、脱毛後のお風呂やシャワーで気をつけたいポイントについて詳しく解説します。
肌をこすらず手でやさしく洗う

脱毛後の肌は手でやさしく洗いましょう。
レーザー照射後は肌を守る機能が一時的に低下しているため、少しの摩擦でも刺激になることがあります。ボディタオルやナイロンタオルで強く洗うと赤みや乾燥を悪化させる原因になってしまいます。
実際に「いつも通りにゴシゴシ洗ったらヒリヒリした」という相談を受けることがあります。洗う際は石けんやボディソープを十分に泡立て、泡で包み込むように洗うことがポイントです。
摩擦を減らすことは色素沈着や乾燥予防にもつながります。
スクラブやメントール入りは避ける

スクラブやメントール入りの製品は、施術後24〜48時間は使用を控えましょう。赤みやヒリヒリ感が残っている場合は、症状が完全に落ち着くまで避けることが大切です。
スクラブやメントール入り製品には、肌への刺激となる成分が含まれています。脱毛直後の肌は熱を持ち敏感になっているため、使用するとヒリヒリ感や赤みが強くなることがあります。
例えば、塩スクラブや角質ケア用ボディソープ、メントール配合のボディウォッシュは注意が必要です。また、ピーリング剤や香料の強い製品、アルコールを多く含むボディケア用品も刺激になる場合があります。
入浴してしまったときの対処法
脱毛後にうっかりお風呂へ入ってしまった場合でも、すぐに大きなトラブルになるとは限りません。まずは赤みやかゆみ、ヒリヒリ感が出ていないか確認しましょう。症状がある場合は肌を冷やし、安静に過ごすことが大切です。下記より詳しく説明いたします。
涼しい場所で安静にする

入浴後は体温を下げることを優先しましょう。
湯船に浸かると血流が増加し、脱毛後の赤みやかゆみが強くなることがあります。
入浴してしまった場合はエアコンの効いた涼しい室内でゆっくり過ごしましょう。また、締め付けの少ない服を選び、肌への摩擦も避けることが大切です。
症状がなければ自然に落ち着くことも多いため、まずは安静を心がけてください。
赤みやほてりは冷たいタオルで冷やす

赤みや熱感がある場合は冷たいタオルや保冷剤をタオルで包み患部を冷やしましょう。
レーザー脱毛後の赤みは正常な反応として起こることがあります。しかし入浴によって熱刺激が加わると、症状が強くなることがあります。
そのため、入浴してしまった場合は、水で濡らしたタオルや保冷剤をタオルで包み、10〜15分程度冷やしてください。保冷剤を直接当てると刺激になるためNGです。
冷却しても改善しない場合や水ぶくれが出た場合はすぐにクリニックへ相談しましょう。
脱毛前のお風呂で気をつけること
脱毛後だけでなく、脱毛前も熱いお風呂や刺激の強いケアは控えることが大切です。施術当日に肌へ余計な負担をかけると、赤みやほてりが出やすくなります。ここでは、脱毛前のお風呂で気をつけたいポイントについて詳しく解説します。
施術前の長風呂は控える

施術当日は40℃以上の熱いお風呂や15〜20分以上の長時間の入浴は避けましょう。施術の何時間前までに入浴を終えるべきという明確な基準はありませんが、肌が赤くなっている状態では照射できない場合があるため、当日は湯船を避けて短時間のシャワーで済ませることがおすすめです。
熱いお湯に長時間浸かると血流が増加し、施術時の赤みや熱感が強くなることがあります。特に肌が敏感な方は、照射時に刺激を感じやすくなる場合があります。
実際に施術前に汗をかくほど入浴した患者さまの中には、「普段より熱く感じた」「ヒリヒリ感が強かった」と話される方もいました。
そのため、施術当日は38℃前後のぬるめのシャワーを5〜10分程度にとどめ、肌へ余計な刺激を与えないようにしましょう。
スクラブや刺激の強い角質ケアは控える

施術前はスクラブなど肌へ刺激を与える角質ケアを控えましょう。
スクラブやAHA・BHA配合化粧品、レチノールなどの剥離作用があるスキンケアを使用すると角質が薄くなり、一時的に肌が敏感な状態になります。その状態でレーザー照射を受けると、普段よりヒリヒリ感や熱感を感じやすくなることがあります。
特にスクラブは施術前24〜48時間程度、レチノールやAHA・BHA配合化粧品は施術前1週間程度の使用中止を案内しているクリニックが多いです。
一方で、クリニックで行うケミカルピーリングは医師の管理下で薬剤や施術間隔を調整するため問題ありません。むしろ、毛穴詰まりや埋没毛の予防、ニキビができにくい肌づくりにつながるため、脱毛と組み合わせて行われることもあります。施術前は肌への刺激を避け、良好な肌状態を保つことが大切です。
お風呂以外に避けたい行動
脱毛後はお風呂だけでなく、体温上昇や摩擦を招く行動にも注意が必要です。ここでは、体温上昇や摩擦を招く代表的な行動を解説いたします。
激しい運動や飲酒

施術当日の運動や飲酒は控えましょう。
運動やアルコールは血流を促進するため、赤みやかゆみが強くなることがあります。特にランニングや筋力トレーニングなど大量に汗をかく運動は注意が必要です。
実際に施術当日にジムで運動した患者さまから、「夜になってワキがかゆくなった」と相談を受けることがあります。
肌を回復させるためにも24時間程度は安静に過ごすことがおすすめです。運動再開の目安や運動の基準について詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。
日焼けや強いマッサージ

脱毛後は紫外線と摩擦を避けましょう。
レーザー照射後の肌は紫外線や摩擦の影響を受けやすい状態です。日焼けによって炎症後色素沈着が起こると、次回の施術に影響することがあります。(※詳しくは以前投稿した関連記事をご覧ください。)
また、リンパマッサージやエステなどの強い刺激は、肌への摩擦や血流増加によって赤みやかゆみを悪化させることがあります。特に施術直後は肌が熱を持っているため、刺激を受けると炎症が長引く原因になります。
外出時はSPF30以上の日焼け止めを使用し、長時間の屋外活動は避けましょう。マッサージやエステは赤みやヒリヒリ感が落ち着いてから再開することがおすすめです。
肌への刺激を減らすことが、脱毛期間中のトラブル予防につながります。
サウナや温泉は肌が落ち着いてから利用する

脱毛後のサウナや温泉は、赤みや熱感が落ち着いてから利用しましょう。特にサウナは高温環境によって体温や血流が急激に上昇するため、施術後48時間程度は控えることがおすすめです。
サウナでは大量の発汗が起こり、脱毛後の敏感な肌に負担がかかります。また温泉も温熱効果による血流増加や泉質による刺激によって、赤みやかゆみが強くなることがあります。特に硫黄泉や酸性泉は注意が必要です。
実際に施術翌日にサウナを利用した方から、「赤みやかゆみが長引いた」と相談を受けることがあります。温泉を利用する場合も、まずは通常の入浴を再開し、肌に問題がないことを確認してから利用すると安心です。
サウナは施術後48時間程度、温泉は赤みやヒリヒリ感が落ち着いてからを目安にし、肌の回復を優先しましょう。
脱毛後の肌を守るケア
脱毛後の肌は乾燥しやすいため、保湿ケアが欠かせません。適切な保湿を続けることで赤みやかゆみを予防し、快適に脱毛を続けやすくなります。下記よりポイントを紹介します。
入浴後は10分以内を目安に保湿する

保湿はできるだけ早く10分以内に行いましょう。
入浴後は肌の水分が蒸発しやすく、そのまま放置すると乾燥が進んでしまいます。そのため、脱毛後は特に保湿が重要です。
化粧水だけでなく乳液やクリームも併用すると、水分を閉じ込めやすくなります。セラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤を選ぶのがおすすめです。毎日の保湿が肌トラブル予防の基本になります。
部位ごとに刺激を避ける

脱毛後は部位に合わせて刺激を減らすことが大切です。
レーザー照射後の肌は敏感な状態になっているため、摩擦や化粧品による刺激が加わると、赤みやかゆみ、炎症が長引く原因になってしまいます。
特に顔脱毛後はマスクの擦れや刺激の強い化粧品、ワキ脱毛後は制汗剤、VIO脱毛後は下着の摩擦に注意が必要です。
実際にVIO脱毛後にタイトな下着を着用していた患者さまから、「数日間ヒリヒリ感が続いた」と相談を受けることがあります。ゆったりした下着へ変更したことで症状が落ち着いたケースもあります。
脱毛後は部位ごとの刺激を減らし、赤みやかゆみなどの肌トラブルを予防することが大切です。
脱毛後にあるよくある質問
脱毛後に入浴剤は使えますか?
脱毛当日は入浴自体避けることを推奨しております。
特に、入浴剤は入浴剤に含まれる香料や清涼成分が刺激になることがあるのでNGです。肌状態が落ち着いてから再開しましょう。
脱毛後に汗をかいたらどうすればよいですか?
汗をかいた場合はやさしく拭き取りましょう。強くこすると刺激になるため、清潔なタオルで押さえるように拭くことが大切です。
脱毛後に洗顔しても大丈夫ですか?
顔脱毛後でも洗顔は可能です。ただし熱いお湯やスクラブ洗顔は避け、ぬるま湯と低刺激の洗顔料を使用してください。
まずは無料カウンセリングを

当院は開院20年以来、65,000件以上の肌トラブルに対応してきました。医療脱毛機器を使い分けてお肌へ不安がある方も安心して脱毛を受けていただいています。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適な脱毛プランをご提案させていただきます。
まとめ
脱毛後のお風呂は施術当日の湯船を避け、38℃前後のぬるめのシャワーでやさしく済ませることが基本です。
重要なポイントは以下の通りです。
・施術当日の入浴は避け、湯船は24時間以上空けて再開する
・シャワーは38℃前後で5〜10分程度を目安にする
・入浴後やシャワー後は早めに保湿を行う
・運動、飲酒、日焼けなど体温を上げる行動は控える
・サウナや温泉は肌状態が落ち着いてから利用する
・赤みやかゆみが強い場合は早めに相談する
一方で、肌の状態によっては入浴再開のタイミングが異なるため、施術後の案内に従うことも大切です。
「自分の肌状態でいつからお風呂に入れるのかわからない」と感じる方は、まずは専門のクリニックで相談してみてください。
このページの監修医師

記事医師監修
土屋 皓大
ハートライフクリニック院長
・日本形成外科学会認定専門医
・日本医師会認定産業医
・乳房インプラント責任医師
・臨床研修指導医
・日本形成外科学会
・日本形成外科学会(JSAPS)
・日本美容皮膚科学会
・日本創傷外科学会
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会




