「顔に白いぷつぷつができた経験はありませんか? 」
それは「白ニキビ」と呼ばれる、ニキビの初期段階である可能性があります。実は、この段階でのケアがその後の肌状態を大きく左右します。今回は、白ニキビの特徴から、繰り返しできる原因、治療や予防の方法まで分かりやすく解説します。
白いニキビは初期段階で治す
白いニキビはできたと思った初期段階で早期に治療することが重要です。この段階であれば、正しい洗顔や保湿、市販のケア用品を使って治療が可能なので、早めに治してしまうからです。ニキビは自然に治癒することはほとんどないため、早めの対処で症状を抑えることが肌の健康を守り、跡を防ぐためのポイントになります。
白いニキビの特徴と他のニキビとの違い
白ニキビは痛みやかゆみがなく、肌に白く小さく盛り上がったできものとして現れます。
見た目以外の症状がほとんどないのが他のニキビとの大きな違いです。これは毛穴に皮脂や古い角質が詰まった状態で、ニキビの中でも最も初期の段階にあたります。ニキビは進行すると、白ニキビから黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビへと悪化し、それにともない症状も重くなっていきます。白ニキビの段階で適切にケアすれば悪化を防ぐことができるため、早期の対処が重要です。
炎症型ニキビへ悪化する流れを

炎症型ニキビに悪化する原因は、毛穴に詰まった皮脂をえさにアクネ菌が増えることです。
まず毛穴が詰まると、酸素が不足した環境でアクネ菌が急増します。この菌が出す酵素で皮脂が分解され、刺激物が作られて肌が炎症を起こします。これが赤ニキビの状態で、進むと膿がたまって黄色く腫れた黄ニキビになります。つまり、毛穴詰まり→アクネ菌の増殖→炎症の順に進行し、早めの対策が悪化防止につながります。
最短で治すための正しいケア方法
白ニキビを最短で治す方法は、洗顔・保湿・市販薬の順でケアすることです。
まず正しい洗顔で余分な皮脂や汚れを落とし、次に保湿で肌の乾燥を防ぎます。最後に市販のサリチル酸やイオウ配合薬を塗るのが優先順位です。この順番を守れば毛穴の詰まりが早く解消され、数日で改善が見込むことができます。各ステップのポイントを下記にまとめてみました。
洗顔の基本ステップ
洗顔の基本ステップは、ぬるま湯でしっかり泡立てて優しく行うことです。
- まず手を清潔にし、32〜34度のぬるま湯で顔を濡らします。
- 洗顔料をネットで濃密な泡にし、指の腹でTゾーンから頰へ優しく転がすように洗います。
- ぬるま湯で15回以上丁寧にすすぎ、泡や汚れを残さないようにします。
- 最後に清潔なタオルで水分を軽く押さえて拭き取ります。
この手順を守れば毛穴の詰まりを防ぎ、白ニキビの進行を抑えられます。
保湿の最適バランス
保湿は白ニキビ改善に欠かせません。肌が乾燥すると皮脂が過剰に出て毛穴詰まりが悪化するためです。
洗顔後は、化粧水を500円玉大(約5ml)手のひらに取り、優しく押し込むように水分補給しましょう。その後、乳液やジェルを10円玉大(約1ml)の少量を顔全体に薄く伸ばします。油分多すぎると詰まりやすいので、ベタつきが出ないよう調整が必要です。ビタミンC誘導体やナイアシンアミド配合品を選べば、皮脂コントロールも期待できるためおすすめです。
市販薬活用のポイント
市販薬は、白ニキビが複数できてホームケアを1週間続けても改善が見られない場合に使い始めるのが目安です。
基本的には朝と夜の洗顔・保湿後に、1日2回ニキビ部分と周囲に薄く塗ります。洗顔前に塗ると薬が洗い流されるため避けましょう。使いすぎると逆に肌荒れを起こすので、用法を守り、2週間以上効果がない場合は皮膚科受診をおすすめします。
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繰り返さないための根本原因の見直し
白ニキビを繰り返さないためには、根本原因を理解し、それを引き起こさないことが最も重要です。
主な原因は過剰な皮脂分泌です。皮脂が多くなると毛穴が詰まりやすくなり、白ニキビの原因になります。また、ターンオーバーの遅れや肌の乾燥も影響します。これらが引き起こされなければ白ニキビはできにくくなります。下記よりポイントを解説します。
皮脂量増加が起こる仕組みとは?

皮脂量が増える仕組みは、ホルモンバランスの乱れや乾燥、生活習慣が引き金です。
例えば、生理前になるとプロゲステロンというホルモンが増え、皮脂腺を刺激してテカリが出やすくなります。肌が乾燥すると「もっと油を出さなきゃ」と皮脂が過剰分泌。睡眠不足やストレス、脂っこい食事も男性ホルモンを増やし、同じく皮脂を促進します。これらが重なると毛穴詰まりが続き、白ニキビが繰り返してしまいます。
食事・睡眠・ストレスの影響

栄養不足の食事、睡眠不足、ストレスは肌のターンオーバーを乱し、皮脂を過剰に出して白ニキビの原因となります。
例えば、ラーメンやお菓子ばかりの食事が続くとビタミン不足で肌再生が遅れ、皮脂が増えてアクネ菌の増殖を促します。夜更かしで成長ホルモンが減ると古い角質が溜まり毛穴を詰まらせ、ストレスでコルチゾールが増えると皮脂腺が刺激され悪化します。これらが重なると白ニキビの悪循環に陥ります。生活習慣は肌に直結するので、整えることが重要です。
皮膚科で治療する
セルフケアで改善しない白ニキビは、皮膚科治療が必要です。
医療用の薬は、市販薬よりも強力で毛穴の詰まりを速やかに解消し、炎症の悪化を防ぎます。
一般皮膚科では主に外用薬や内服薬による治療が行われ、例えばディフェリンゲルやベピオゲルなどで皮脂や角質をコントロールし、今ある白ニキビだけを治したい方におすすめです。一方、美容皮膚科では、ピーリングやケアシス、レーザー治療など肌を整える多様な治療法があり、ニキビを繰り返さない肌改善(根本治療)が可能です。目的に応じて医療機関を選択しましょう。
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ニキビ治療の症例写真【当院症例】
| 医師コメント | 肌分析で、顔全体に炎症を示す赤い点が強く出ており、慢性的なダメージが続いていることが確認できます。そこで、皮脂を抑える内服治療と角質ケアで毛穴環境を整え、炎症を鎮めるケアを継続。状態に合わせてレーザー治療も追加しました。治療後は炎症性ニキビが減少し、赤みの反応も改善。安定した健やかな肌状態へと変化しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング6回・ケアシス6回・レーザーフェイシャル4回・イソトレチノイン20mg6ヶ月分 |
| 費用 | 58,800〜385,800円 |
| 医師コメント | 肌分析で、ニキビの原因菌が増えやすいサイン(白く光る点)が顔全体に多く見られ、ニキビができやすい状態でした。そこでピーリングやケアシス、内服・外用治療で皮脂と毛穴環境を整え、段階的に肌治療を実施。治療後はサイン(白く光る点)が大きく減少し、炎症ニキビが起こりにくい安定した肌へ改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング8回・ケアシス11回・ダーマペン11回・内服薬・外用薬 |
| 費用 | 85,100~704,400円 |
| 医師コメント | 治療前の赤みの肌解析では、顔全体に赤みの反応がまだらに広がっており、ニキビ跡による赤みと炎症が長く続いている状態でした。そこでピーリングで毛穴詰まりを整え、ライムライトやマッサージピール、ケアシスを組み合わせて炎症と肌の回復を促進。治療後の肌分析では赤みが大きく減少し、なめらかでニキビができにくい肌へ改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング7回・ケアシス21回・マッサージピール4回・ライムライト3回・内服薬・外用薬 |
| 費用 | 95,070〜802,870円 |
| 医師コメント | 肌分析の結果、ニキビの原因菌(白く光る点)が多い毛穴環境であることが分かりました。そこで、毛穴の汚れや余分な皮脂を取り除くケアと、内側から皮脂分泌を抑える治療を組み合わせて改善を目指しました。治療後は原因菌のサイン(白く光る点)が減り、赤く腫れるニキビができにくい肌へと変化しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング3回・ケアシス8回・イソトレチノイン20mg6か月・内服薬 |
| 費用 | 57,700〜375,780円 |
| 医師コメント | 赤みの肌分析で濃い赤色の反応(点)が顔全体に確認されました。これはニキビや炎症による赤みが広範囲に残っている状態と判断できます。そこで、角質・毛穴ケアを土台に、赤みへ直接アプローチする治療と内服・外用ケアを継続。治療後肌分析でも赤みの反応(点)が大きく減少し、炎症が落ち着いた安定した肌状態へと改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング6回・ライムライト3回・ケアシス27回・内服薬・外用薬 |
| 費用 | 72,570~861,270円 |
| 医師コメント | ニキビ跡の赤みを主訴に来院された患者様です。VISIA分析では、顔全体に赤みの反応が残っており、長年ニキビの炎症が繰り返されたことで、肌の内側に炎症が定着している状態でした。内服治療とピーリングで炎症の土台を整え、ライムライトやケアシスで赤みにアプローチ。治療後はVISIAでも赤みが大きく減少し、なめらかで安定した肌状態へと改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング27回・ライムライト16回・ダーマペン7回・ケアシス32回・サブシジョン2回・顔脱毛3回・内服薬・イソトレチノイン20mg |
| 費用 | 126,100〜2,213,500円 |
| 医師コメント | 肌分析から、色素沈着解析において茶色い点が点在していることが確認できます。これはニキビの炎症を繰り返したことによる色素沈着と判断しました。そこで、角質・毛穴ケアで肌の生まれ変わりを整え、内服治療も併用しながらニキビ跡へアプローチ。治療後肌分析でも茶色い反応(茶色い点)が減少し、ニキビ跡の色味が薄れ、ニキビができにくい肌状態へ改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング4回・ダーマペン5回・ケアシス13回・内服薬・イソトレチノイン20mg |
| 費用 | 89,570〜613,510円 |
| 医師コメント | 肌分析で、ニキビの原因菌が増えやすいサイン(白く光る点)が顔全体に多く見られ、毛穴の中から環境を整える必要がある状態でした。まず炎症を抑える治療を行い、その後、肌状態に合わせたケアを段階的に継続。治療後は原因菌の反応(白く光る点)が大きく減り、繰り返していた炎症ニキビやニキビ跡も目立ちにくくなっています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング5回・ライムライト6回・ケアシス21回・マッサージピール6回・ダーマペン1回・内服薬・外用薬 |
| 費用 | 141,770〜1,012,550円 |
| 医師コメント | 肌分析で見ると茶色い点の箇所がニキビ跡として見られるもので、顔全体に残っていることがわかりました。これは炎症により色素沈着が起きている状態です。そこで、肌の生まれ変わりを整える治療を行ったことで、新しいニキビができにくくなり、ニキビ跡の色味(茶色い点)も薄れ安定した肌状態へと改善しました。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング6回・ケアシス12回・イソトレチノイン20mg6か月・内服薬 |
| 費用 | 34,570〜514,500円 |
| 医師コメント | 肌分析をしたところ顔中心部に点状の強い赤みが集中していることが確認できます。このことからニキビ炎症が長く続いている状態と判断しました。そこで、皮脂分泌を抑える内服治療を軸に、角質ケアや美容成分導入、肌再生治療を段階的に継続。治療後の肌分析を見ても赤みの反応(点)が大きく減少し、ニキビができにくい肌質状態へと改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング9回・ケアシス12回・ダーマペン6回・顔脱毛10回・顔脱毛10回・イソトレチノイン20mg6ヶ月・内服薬・外用薬 |
| 費用 | 89,570〜715,740円 |
| 医師コメント | 肌分析をしたところ顔全体、特にニキビができやすい部位が濃い赤で示されているのが確認できます。これはニキビや炎症による赤みが広範囲に残っている状態と判断しました。そこで、皮脂分泌と毛穴環境の改善を優先し、角質ケアと内服・外用治療を継続。炎症が落ち着いた後は赤みや毛穴への治療を段階的に追加しました。治療後の肌分析では濃い赤の箇所が激減しています。これはニキビができにくい安定した肌状態へと整ったことを示しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング20回・ライムライト6回・レーザーフェイシャル3回・ピコフラクショナル2回・ケアシス30回・イソトレチノイン20mg6ヶ月・内服薬・外用薬 |
| 費用 | 139,070〜1,380,050円 |
| 医師コメント | 肌分析をしたところニキビを繰り返していた部位を中心に赤みの反応(濃い赤)があることがわかります。このことから肌の内側に炎症が続いている状態と判断しました。そこで、毛穴環境を整える角質ケアと赤みへの治療、内服治療を継続。治療後の肌分析では赤みの反応(濃い赤)が軽減し、同じ場所にニキビができにくい安定した肌状態へ改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング3回・ライムライト10回・ケアシス22回・ピコフラクショナル2回・内服薬 |
| 費用 | 105,570〜1,091,140円 |
| 医師コメント | 肌分析から毛穴の詰まりとニキビ原因菌が増えやすいサイン(白く光る点)が多く、炎症が続いている状態が確認できます。そこで、角質ケアで毛穴環境を整え、皮脂分泌を抑える内服治療を併用し、ニキビの根本原因へアプローチ。治療後は原因菌の反応(白く光る点)が減少し、新しいニキビができにくい安定した肌状態へと改善しています。 |
| 施術名 | ケミカルピーリング9回・イソトレチノイン20mg3ヶ月・内服薬 |
| 費用 | 34,570〜177,440円 |
| 施術名 | ケミカルピーリング、アクシダーム 各6回、にきび内服薬6か月、ノーリッシュ1本、リッチモイスト1本 |
| 費用 | 合計 179,110円 |
| 施術名 | ケミカルピーリング、アクシダーム 各6回ライムライト 3回、にきび内服薬6か月、ノーリッシュ1本、リッチモイスト1本 |
| 費用 | 合計 234,770円 |
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まとめ
白ニキビは初期段階で正しいケアをすれば治せます。洗顔・保湿を徹底し、市販薬は1週間セルフケアで改善しない時に使い分け、生活習慣(食事・睡眠・ストレス)を見直せば再発を防げます。放置すると炎症型ニキビへ悪化するため、早期対応が鍵。セルフケアで治らない場合は一般皮膚科で症状治療、美容皮膚科で根本改善を。目的に合った医療機関を選び、健康な肌を取り戻しましょう。
このページの監修医師
記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医