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シミ取りのダウンタイムと仕事への影響を徹底解説

シミ取りのダウンタイムと仕事への影響を徹底解説

先日、シミでお悩みの患者さまから「シミ取り治療を受けた場合、ダウンタイムが仕事に影響しますか?」というご質問をいただきました。実際、治療後のお仕事への影響を心配されて、シミ取りをためらう方も少なくありません。
そこで今回は、シミ取り治療後のダウンタイムが仕事にどの程度影響するのかについて、わかりやすくご説明いたします。

シミ取り治療後のダウンタイムとは?

まず、シミ取り治療を受けた際の「経過」と「どのようなダウンタイムがあるのか」、さらに「その理由」について、わかりやすくまとめました。

シミ取り治療のダウンタイムの経過

シミ取り治療のダウンタイムは治療方法によって異なります。下記に主な治療法ごとの特徴をまとめました。

治療ダウンタイム日数ダウンタイム内容
レーザー治療(Qスイッチレーザー)数日〜1週間程度赤みやかさぶた
(茶テープの使用が必要)
トレチノイン・ハイドロキノン治療(塗り薬)一時的赤みや皮むけが
一時的に起こる可能性あり
レーザー治療(ピコレーザー)一時的赤みやかさぶた
茶テープの使用は不要
ライムライトほとんどなしほとんどなし

関連記事:ダウンタイムなしでシミを取りたい!最適な治療法とは?

ダウンタイムの症状とその理由

ダウンタイムの症状は、一時的にダメージを受けて修復しようとする「自己治癒力」によって起こります。
下記に代表的な症状とその理由についてまとめました。

ダウンタイムの症状とその理由
赤み(紅斑)施術後は肌の毛細血管が広がり、炎症反応が起こることで赤みが生じます
かさぶた(痂皮)レーザーやIPL治療によって破壊されたメラニン細胞が、皮膚のターンオーバーによって表面に押し出され、かさぶたが形成されます
シミが一時的に濃く見える
(マイクロクラスト)
治療後は分解・排出される過程でシミが一時的に浮き上がり、濃く見えることがあります
腫れ(浮腫)施術直後は皮膚が炎症を起こし、血管から滲出液が染み出すため、腫れがみられる場合があります
皮むけ・乾燥古い角質やメラニン細胞が排出される際、表皮が剥がれ、新しい細胞に入れ替わることで皮むけや乾燥を感じることがあります

シミ取り治療後の仕事への影響

シミ取り治療後の仕事への影響は、職種によって異なります
多くの場合、日常業務に大きな支障はありませんが、仕事を休むべきかどうかの判断基準についてを下記で詳しくご説明します

シミ取り治療後、仕事を休むべきか?

シミ取り治療後、仕事を休むべきか?

先ほどご説明したとおり、ほとんどの場合日常生活に影響がないため、休みを取るまでは不要です。
ただし、職種によって休みの必要性がある場合があります。そこで、休みが不要と考えられる職種と一般的に休みが推奨される職種を下記にまとめました。ただし、個人差や治療後の経過によっても異なるため、最終的には医師の判断に従うことをおすすめします。

シミ取り治療後、休みが不要な職種

  • デスクワーク中心の事務職や在宅勤務

かさぶたや赤みはメイクでカバーできることが多く、対面で人と接する機会が少ないため、業務への影響がほとんどありません

  • マスク着用が可能な職種(医療従事者、工場勤務など)

治療部位をマスクで隠せるため、見た目を気にせず通常通り勤務できます

シミ取り治療後、休みが推奨される職種

  • 屋外での作業が多い職種(建設業、農業、配送業など)

治療後は紫外線対策が必須となり、日焼けによる色素沈着や炎症のリスクが高まるためお休みを取ることが推奨されます。

  • 接客業や営業職、講師など人前に出る機会が多い職種

顔の赤みやかさぶたが目立つ場合、業務上支障が出ることがあるためです。特にマスクなどで隠せない場合は注意が必要です。

  • 芸能・モデル・司会業など見た目が重視される職種

治療部位が目立つことで業務に影響する可能性が高いため、場合によってお休みを取ることが推奨されます。

仕事に支障が出ないための注意点

休みが不要とされる職種でも注意が必要な場合がありますし、逆に休みを推奨される職種でも注意を払うことで支障を最大限に減らすことが可能です。

  • 休みを取らなくてもよい職種(事務職・在宅勤務など)

業務中も紫外線対策を徹底し、室内でも日焼け止めを塗ることが大切です。
かさぶたや赤みが気になる場合は、低刺激のメイクでカバーし、肌への摩擦を避けてください。保護テープは自然に剥がれるまで無理に取らず、肌を清潔に保ちましょう。

  • 休みを取る必要のある職種(屋外作業・接客業など)

やむを得ず出勤する場合は、帽子や日焼け止めで紫外線から肌を守り、可能な限り屋内作業に切り替える工夫をすることでダメージを軽減することが可能です。
接客業では、マスクやメイクで症状を隠すこともできますが、摩擦による色素沈着に注意が必要です。治療のタイミングを週末や連休前に調整するのも有効です。

ダウンタイム中の過ごし方とケア方法

ダウンタイム中の過ごし方とケア方法

ダウンタイム中の過ごし方とケア方法で最も重要なのは、「徹底した紫外線対策」と「たっぷりの保湿」、そして「肌をこすらず自然に回復を待つこと」です。
日焼け止めや帽子、日傘を使い、紫外線からしっかり肌を守ることで炎症後色素沈着(PIH)を防げます。
また、保湿ケアを十分に行い、バリア機能の回復をサポートしましょう。治療当日は冷却や処方薬の服用を忘れず、洗顔時も刺激を避けて優しくケアしてください。次に、ダウンタイム中に気をつけたい生活習慣についてご案内します。

ダウンタイム中に気をつけるべき生活習慣

ダウンタイム中は肌が「超敏感&炎症中」の状態です。
徹底した紫外線対策とたっぷりの保湿、そして肌をこすらず自然な回復を待つことが最も大切です。ピーリングやスクラブ、エステなど刺激の強いケアは避けましょう。また、かさぶたを無理に取ったり、貼付したテープを早くはがすのも控えてください。入浴や運動、飲酒も血行を促進し炎症が長引く原因となるため、控えめに過ごすことが推奨されます。

ダウンタイムを軽減するスキンケアとメイク術

ダウンタイム中は、ノンコメドジェニックや低刺激の化粧品を選ぶことが大切です。
保湿剤はセラミド・ヒアルロン酸・ワセリンなど、肌のバリア機能をサポートする成分配合のものがおすすめです。
また、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウムといった鎮静・抗炎症成分入りのスキンケアを使うことで、赤みや炎症をやわらげ、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。
スキンケアは低刺激・アルコールフリー・無香料のものを選び、摩擦を避けてやさしく塗布しましょう
メイクをする場合は、カバー力のあるミネラルファンデーションやBBクリームなど、肌に負担の少ない製品を薄く使うのがポイントです。
クレンジングも刺激の少ないタイプを選び、こすらず丁寧に落としてください。
ダウンタイム中は「守る・潤す・刺激しない」を意識したスキンケアと、肌にやさしいメイクで過ごしましょう。

ダウンタイムを隠す方法と仕事中の工夫

ここからは、ダウンタイム症状を隠す方法や工夫するポイントについてご紹介します。

仕事中の隠し方(メイクや保護テープの使い方)

ステップ内容
① 下地紫外線カット入りの敏感肌用トーンアップ下地でベースを整える
② コンシーラー高カバー力タイプを「ポンポン」と叩き込み、こすらない
③ ファンデーションクッション or クリームタイプのセミマット系で自然なカバーを心掛けましょう
④ フィニッシュパウダー肌表面を整え、ヨレ防止。乾燥肌ならごく薄くでOK

保護テープについては、サージカルテープや肌色のテープ(キズパワーパッドのようなもの)やUVカット機能付きのテープですと、外出時もとっても安心できます。肌色タイプを選べばほとんど目立たないし、テープの周囲だけ軽くファンデーションでなじませると自然に見えますのでやってみてください。

同僚や上司への配慮とコミュニケーション方法

報告が必要なケースとしては、顔に明らかな変化(テープ、赤み、かさぶたなど)がある場合や、接客業や営業職など見た目の印象が業務に影響する場合が挙げられます。報告例としては、「週末にシミ取りの医療施術を受けたため、しばらく肌に赤みやテープが残る可能性があります。業務に支障が出ないよう調整いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
といった形で、簡潔に伝えると良いでしょう。

まずは無料カウンセリング

カウンセリング

当院は開院19年以来、64,000件以上の肌トラブルに対応してきました。アダウンタイムの少ない施術も当院では導入しております。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。

当院のおすすめ:シミ取りレーザー

まとめ

シミ取り治療後のダウンタイムは、赤みやかさぶたなどの症状が現れますが、多くの場合はメイクやマスクでカバーでき、デスクワークや在宅勤務なら仕事への影響はほとんどありません。
ただし、屋外作業や人前に出る職種では休みが推奨される場合もあり、紫外線対策やスケジュール調整が重要です。ダウンタイム中は徹底したUVケアと保湿、刺激を避けたスキンケアを心がけましょう。自分の職種や治療内容に合わせて、医師と相談しながら無理のない計画を立てることが大切です。

このページの監修医師

ハートライフクリニック院長 渡邊雅人

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ボリフトXC認定医

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