トップページ 新着情報 鼻ニキビの原因は?場所によっても違う?対処法も紹介

鼻ニキビの原因は?場所によっても違う?対処法も紹介

鼻ニキビの原因は?場所によっても違う?対処法も紹介

鼻ニキビは目にもつきやすく、早く治したいと考える方が多く、当院にも毎日ニキビでお悩みの患者さまからご相談をいただいております。
鼻ニキビの原因をインターネットで調べると、メイクの落とし残しなどの生活習慣から起こる場合や、肝臓や内臓の不調といった危険なサインであるとも言われ、心配になる方も多いと思います。
そこで、本記事では、鼻ニキビの主な原因や、鼻の部位によって異なるニキビの原因、そして効果的な対処法について詳しくご紹介します。

鼻ニキビの原因は?

鼻ニキビの多くは生活習慣や肌質の影響によって起こります。メイク汚れや皮脂の過剰分泌、ホルモンバランスの乱れ、乾燥や紫外線など、日常の積み重ねが主な原因となることがほとんどです。詳細について下記でご紹介します。

脂性肌(皮脂の過剰分泌)

特に思春期の10代の方にこの症状が多く見られます
この時期は成長ホルモンの影響で皮脂分泌が急増し、毛穴が詰まりやすくなるためです。
鼻周りのTゾーンは皮脂腺が活発で、ニキビができやすい代表的な部位です。脂性肌の特徴としては、肌がテカりやすくベタつきが強い人、ストレス過多や睡眠不足、不規則な生活を送りがちな人に多い傾向があります。また、20代以降もホルモンバランスの乱れや生活習慣の影響で脂性肌傾向が続くと鼻ニキビができやすくなります。適切な洗顔と保湿が予防に重要です。

メイク汚れ

メイク汚れは、鼻ニキビの大きな原因の一つです。
特にファンデーションやコンシーラーなどをしっかり塗る方や、メイクを10時間以上つけっぱなしにする習慣がある人は要注意です。
メイクを落としきれずに毛穴に残ると、皮脂や古い角質と混ざり合って毛穴を詰まらせ、炎症を起こしやすくなります。また、寝る前にきちんとクレンジングできていない、ポイントメイクだけを拭き取って済ませてしまうなど、洗顔やクレンジングが不十分な人も、鼻ニキビのリスクが高まります。のクレンジング方法やメイク習慣を見直すことが、鼻ニキビ予防には大切です。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れも鼻ニキビの大きな原因です。
特に思春期生理前、妊娠中、ストレス過多の時期に多く見られます。ホルモンの変動により皮脂腺が刺激されて過剰な皮脂分泌が起き、毛穴が詰まりやすくなります。男性ホルモン(アンドロゲン)が増加することも影響します。

乾燥や紫外線

乾燥と紫外線も鼻ニキビの大きな原因です。
乾燥は肌の水分バランスを崩し、身体はその不足を補おうと皮脂を過剰に分泌します。鼻は元々皮脂の多い部分であるため、乾燥による過剰な皮脂が毛穴を詰まらせ、ニキビの原因になります。
また、紫外線は肌のバリア機能を低下させ乾燥を促進し、さらに皮脂を酸化させるため、毛穴詰まりや炎症を悪化させます。紫外線を多く浴びる人、室内外の温度差が激しい環境にいる人、保湿を怠りがちな人が特に注意が必要です。また、乾燥肌や年齢を重ねた肌はバリア機能が弱まり、鼻ニキビができやすくなる傾向が強いです。日焼け止めと十分な保湿で予防しましょう.

【場所別】鼻ニキビの原因

鼻ニキビの原因は?場所によっても違う?対処法も紹介

鼻ニキビは、鼻全体に共通して皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりが主な原因ですが、部位ごとに異なる要因も存在します。
しかし、繰り返すニキビは体の内側の不調や生活習慣の乱れのサインである可能性もあるため、適切なケアや必要に応じて専門的な治療を行うことが重要です。

鼻の上のニキビ

鼻の先にできるニキビは、主に脂性肌による皮脂の過剰分泌が原因です。鼻先は皮脂腺が非常に活発で、過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせ、アクネ菌の繁殖を招き炎症を引き起こします。
また、繰り返しできる鼻先のニキビは、内臓、とくに肝臓や胃腸の不調が影響することもあるため、注意が必要です。

鼻筋ニキビ

鼻筋にできるニキビは、主に脂性肌による皮脂の過剰分泌が原因です。鼻筋は皮脂腺が活発なため、過剰な皮脂が毛穴を詰まらせニキビを発生させます。
また、繰り返す鼻筋ニキビは肝臓が悪いときのサインの可能性もあります。肝臓に負担がかかり、老廃物や有害物質の解毒が不十分になることで、それらが血液を通じて肌に悪影響を与えることも原因の一つです。

小鼻周辺のニキビ

小鼻周辺のニキビはメイク汚れが大きな原因です。
小鼻は凹凸が多く、メイクや汚れが落としにくいため毛穴に詰まりやすく、アクネ菌の繁殖を促します。さらに、鼻を頻繁に触ったりかんだりすることや、マスクの摩擦も刺激となり悪化させます。
また、繰り返しできる小鼻のニキビは胃腸の調子が悪いときのサインの可能性もあります。胃腸の調子が悪いと栄養吸収が阻害され、肌の代謝が落ちるため肌荒れやニキビの原因になります。

鼻の下のニキビ

鼻の下のニキビは主にホルモンバランスの乱れ脂性肌による皮脂の過剰分泌が原因です。
特に生理前やストレスが多い時期はホルモンの影響で皮脂が増え、毛穴が詰まりやすくなります。また、鼻の下は頻繁にティッシュやマスクとの摩擦、手で触れることが多いため、肌のバリア機能が低下しさらにニキビができやすくなります。
また、繰り返しできる鼻の下のニキビは心臓の調子が悪いときのサインの可能性もあります。心臓の健康状態が悪化すると血行不良となり、酸素や栄養が肌に届きにくくなることで肌の状態が悪化し、ニキビの一因となります。

鼻ニキビの対処法

鼻ニキビの対処法

鼻のニキビの対処法には段階があります。
まずは生活習慣を見直し、肌を清潔に保つことが基本です。次に症状が改善しない場合は保険適用の皮膚科で診察・治療を受けます。さらに、治療効果を高めたい場合や重症化した場合は、美容皮膚科による専門的な治療が効果的です。詳細な治療内容は別途説明しますが、この段階的アプローチが効率的な鼻ニキビの対策となります。

【常に】生活習慣の見直しやセルフケア

鼻ニキビの予防と治療効果を高めるために、生活習慣の見直しやセルフケアは常に重要です。正しい生活習慣を送ることで、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。治療を受けた際も、これらの習慣改善が効果を高める基盤となります。

8時間以上の睡眠と食生活の見直し

8時間以上の質の良い睡眠は鼻ニキビの予防や治療効果を高めます。
成長ホルモンの分泌で肌の修復と新陳代謝が促進され、皮脂分泌も正常化します。
食生活では、朝は消化に良い軽めの食事、昼は筋肉や皮膚の形成に重要な肉や魚、大豆製品の主菜とビタミン豊富な野菜や海藻の副菜を摂取。
夜は揚げ物や甘い菓子など脂質・糖質過多の食事を避けましょう。ビタミンB群はエネルギー代謝促進、ビタミンCは抗酸化、ビタミンEは血行改善、亜鉛は皮膚修復、食物繊維は腸内環境を整えます。これらをバランス良く取り入れることが効果的です。

肌を清潔に保つ洗顔

鼻ニキビを予防・対策するためには、肌を清潔に保つ洗顔が基本です。
まず洗顔前に手を洗い、雑菌が顔に移らないようにします。洗顔料は適量を泡立て、皮脂が多いTゾーンから優しく泡をのせて洗い、次に頬やあごなどに広げます。洗顔はこすらず、泡を転がすイメージで行いましょう。ぬるま湯(32~34℃)でしっかりと泡を洗い流し、すすぎ残しがないよう髪の生え際も丁寧に。洗顔は基本的に朝晩の2回が適切で、過剰な回数は肌のバリアを傷つけ逆効果です。おすすめは低刺激で保湿成分配合の洗顔料、泡立てネットも使うと効果的です。洗顔後は清潔で柔らかいタオルで優しく水分を拭き取りましょう。

関連記事:看護師が教えるニキビのスキンケア方法!

【抑える】保険適用の皮膚科での治療

セルフケアで鼻ニキビが治りにくい場合は、まずは保険適用の皮膚科を受診することがおすすめです。
しかし、保険適用の皮膚科では、ニキビの炎症や症状を抑える治療が中心で、治すことができません。内服薬や外用薬を使って症状のコントロールを図ります。具体的な治療内容は別途説明しますが、まずはこの段階で症状の悪化を防ぐことが大切です。

外用薬や内服薬による炎症の抑制

保険適用の皮膚科で行われる鼻ニキビ治療は、主に炎症を抑えることを目的としています。保険適用の皮膚科では外用薬や内服薬治療がメインです。
外用薬では抗菌作用をもつ塗り薬や毛穴の詰まりを改善する薬、内服薬では抗生物質・ビタミン剤・漢方薬などが処方され、肌の炎症や赤みを鎮めます
しかし、保険適用の皮膚科での治療は「完治」ではなく、炎症を抑制して悪化や再発を防ぐための治療であり、根本的にニキビを治すものではないので要注意です。

関連記事:ニキビは飲み薬だけで治せるの?

【早期治療】美容皮膚科での治療

美容皮膚科での鼻ニキビ治療は、保険診療と異なり「美肌を取り戻す根本治療」を目的としています。
レーザー治療や光線治療、ケミカルピーリング、ダーマペンなど様々な治療法があり、炎症を抑えるだけでなく皮脂腺やアクネ菌そのものに直接働きかけます。これにより再発を防ぎ、毛穴や肌質の改善まで行うことが可能です。即効性が高く、見た目にも効果が現れやすい点が特徴です。

ピーリングやケアシスでの肌のターンオーバーの促進

ピーリングやケアシス治療は、「お肌のお掃除」と「うるおい補給」ができる治療です。
ピーリングは普段の洗顔では落としきれない、毛穴にたまった古い角質や脂汚れをきれいに取り去るケアです。これで毛穴が詰まらず、ニキビができる原因を取り去る治療です。
また、ケアシスは、特別な電気の力を使って、スキンケアの成分(ビタミンや保湿成分)をお肌の奥深くにぐんぐん届ける治療です。例えば、雨上がりのスポンジが水を吸い込むように、お肌も水分や栄養をしっかり受け取れる状態を作ります。こうしたケアを行うことで炎症したニキビも赤みが落ち着き、きれいな肌を保ちやすくなります。

レーザーや光線治療によるアクネ菌の殺菌

レーザーや光線治療は、鼻ニキビの原因となるアクネ菌を強力な光で殺菌する方法です。
また、皮脂の分泌を抑え、毛穴が詰まりにくくなるため、ニキビの原因自体を減らせます。痛みが少なく短期間で効果が現れるため、忙しい人や早く治したい人に特におすすめです。
特にピコレーザーライムライトは、日本人の肌に合わせて作られ、厚生労働省に認められた医療機器であり安全性も高くダウンタイムもほとんどないためおすすめです。

関連記事:浜松でニキビ治療をするなら美容皮膚科がおすすめ?

まずは無料カウンセリング

最新肌診断機「VISIA」を使用して 治療プランを決定!

当院は開院19年以来、64,000件以上の肌トラブルに対応してきました。目視だけでなく、最新肌診断機器を活用し、正しくニキビの種類やニキビの原因をチェックいたします。まずは無料カウンセリングで、あなたの肌に合った最適なプランをご提案させていただきます。

鼻ニキビのよくある質問

鼻ニキビの原因は何ですか?

鼻ニキビの主な原因は、生活習慣の乱れや皮脂の過剰分泌による毛穴詰まりです。睡眠不足やストレス、偏った食生活が続くとホルモンバランスが崩れ、皮脂が増えてアクネ菌が繁殖しやすくなります。また、鼻をよく触る習慣や不十分な洗顔もニキビの悪化要因です。さらに、鼻の場所によっては体の不調が関係している場合もあり、鼻の上なら肝臓の疲れ、小鼻周辺なら胃腸の不調が原因のサインであることもあります。

鼻の横のニキビの原因は?

鼻の横にできるニキビは、生活習慣の乱れや皮脂の過剰分泌が主な原因です。特に食生活の偏りや睡眠不足、ストレスが続くとホルモンバランスが崩れ、皮脂が増えて毛穴が詰まりやすくなります。また、鼻の横はマスクやメイクの摩擦、洗顔で汚れが残りやすい部位でもあり、刺激により炎症が起きやすいのが特徴です。さらに、この部分に繰り返しニキビができる場合は、胃腸の不調や肝臓の疲れといった内臓のサインであることもあります。

めんちょうとニキビの違いは?

めんちょうとニキビは見た目が似ていますが、原因や症状が全く異なります。めんちょうは黄色ブドウ球菌などの細菌が傷口や毛穴に入り込んで感染し、皮膚の奥で膿がたまる炎症性の皮膚感染症です。強い痛みや腫れを伴い、ひどい場合は発熱を起こすこともあります。一方、ニキビは皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まり、アクネ菌が増えて炎症を起こす皮膚トラブルです。めんちょうは突発的かつ単発で現れることが多く、ニキビは慢性的に繰り返しやすいという違いがあります。

鼻ニキビの対処法は何ですか?

鼻ニキビの対処法は段階的に進めることが重要です。まず、生活習慣を見直すことが予防の基本で、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適切なスキンケアが効果的です。次に、症状が改善しない場合や悪化した場合は保険適用の皮膚科で治療を受け、炎症を抑えます。さらに、美容皮膚科では、皮脂腺に働きかけたり肌質を改善する治療など、根本的なニキビ治療が行えます。これにより再発を防ぎ、きれいな肌を目指せます。

関連記事

シミは何歳から?20代・30代・40代・50代シミのなぜを解...

シミは何歳から?20代・30代・40代・50代シミのなぜを解…

治らない大人ニキビの原因と対策を徹底解説

治らない大人ニキビの原因と対策を徹底解説

夏でもシミ取りはできる?紫外線対策で安心して始める美肌治療

夏でもシミ取りはできる?紫外線対策で安心して始める美肌治療