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メンズ背中脱毛完全ガイド:メリット・デメリット・効果・選び方を徹底解説

メンズ背中脱毛完全ガイド:メリット・デメリット・効果・選び方を徹底解説

先日、男性の患者さまから「男性の背中脱毛が最近なぜ人気なのか?」というご質問をいただきました。
背中脱毛は、清潔感や見た目の向上、ニキビや体臭の予防、自己処理の難しさ解消など多くのメリットがあり、近年その需要が急増しています。
一方で、効果を実感するまでの期間や痛み、硬毛化・肌トラブルのリスクも存在するため、リスクを正しく理解し、サロンと医療脱毛の違いや料金相場を踏まえた、信頼できるクリニック選びが重要です。
本記事では、背中脱毛の基本から選び方まで、専門的な視点で詳しく解説します。

【この記事で分かること】
・背中脱毛とは何か?
・背中脱毛のメリット
・背中脱毛のデメリット
・背中脱毛の種類と選び方
・背中脱毛の効果と必要な回数
・背中脱毛の料金相場
・背中脱毛のサロン・クリニック選びのポイント

目次

背中脱毛の基本情報

背中脱毛の基本情報

男性の背中脱毛が注目される背景には、清潔感や見た目の向上、自己処理の難しさ解消、肌トラブル予防など多くのメリットがあります。ここでは、まずこれらのメリットが理解しやすいように、背中脱毛の基本情報を詳しくご紹介します。

背中脱毛とは何か?

背中脱毛とは、首下から腰までの広範囲に生えるムダ毛を医療レーザーや光脱毛などで処理し、清潔感や見た目の向上だけでなく、毛穴詰まりを解消できるため、ニキビなどの肌トラブル予防にもつながる施術です。

施術可能な範囲

施術可能な範囲

背中脱毛の施術範囲は、一般的に首の付け根から腰骨までの広範囲が対象となり、うなじやお尻は含まれません。クリニックやサロンによっては「背中上」と「背中下」に分けて施術する場合もあり、肩甲骨周辺だけを集中的に脱毛できるプランもあります。

医師

背中全体のプランでしっかり設定されているクリニックの方が安い傾向があります。

背中脱毛の需要が高まっている理由

背中脱毛の需要が高まっている理由は、「肌トラブルの防止背中もツルっとキレイにしたいという男性が増えているため」です。
背中は汗や皮脂が溜まりやすく、ムダ毛があると清潔感を損なったり、毛穴詰まりやニキビ、臭いの原因になります。
近年では、ニキビの原因が毛穴詰まりであることがSNSの普及により広く知られるようになり、肌トラブル予防の目的で脱毛を選ぶ方が増加しています。
また、「毛がない=キレイ」という価値観が男性にも浸透し、見た目や衛生面の向上、自己処理の手間を省くために背中脱毛を始める男性が急増しているためです。

医師

このような理由から通われる男性の患者さまがここ1~2年で急増しております。

背中脱毛のメリット

ここまで背中脱毛の需要が急増している理由をご説明しましたが、ここからはより詳しく背中脱毛の具体的なメリットについて、さらに詳しく4つご紹介いたします。

背中脱毛のメリット

後ろ姿に自信がつく

背中脱毛を行うことで、水着や温泉などで他人の視線を気にすることなく、自然体で過ごせるようになります。
最近ではサウナの流行もあり、男性でも肌を見せる機会が増えています。背中のムダ毛がなくなることで、清潔感が高まり、後ろ姿にも自信を持てるようになる方が多いです。自分では見えにくい部位ですが、他人からは意外と目につきやすいため、背中脱毛は見た目の印象を大きく左右します。

背中ニキビの改善効果

背中ニキビは、服が擦れるたびに痛みやかゆみを感じたり、夏場は汗で悪化しやすいなど、日常生活に不便を感じる方が多い症状です。患者さまからの声でも「背中を見せるのが恥ずかしい」「服選びに悩む」といった声が多く聞かれます。
背中脱毛を行うことによって毛穴の詰まりが改善され、汗や皮脂がたまりにくくなることで、背中ニキビの改善や予防につながります。また、自己処理による刺激や炎症も減らせるため、肌の健康維持にも効果的です。

関連記事:背中ニキビの原因とその対策方法

自己処理の難しさや肌トラブルを解消

背中は自分で見えにくく、手も届きづらいため、患者さまから「鏡を使っても剃り残しが多い」「無理にカミソリを使って傷つけてしまった」といった声が多く聞かれます。
実際、背中の自己処理は剃り残しやすく、無理に処理を行うことで肌を傷つけたり、炎症や毛穴のトラブルを引き起こすことも少なくありません。
さらに、背中は雑菌や汚れが溜まりやすい部位でもあるため、傷ができると治りにくく、悪化するリスクも高まります。こうした理由から、自己処理の難しさや肌トラブルを避けたい方に背中脱毛は有効な選択肢です。

体臭や蒸れの軽減

患者さまやSNSなどでも「汗をかいた後に背中が蒸れて不快」「夏場は背中の臭いが気になる」といった体験談が多く見られます。
背中は皮脂や汗の分泌が多く、ムダ毛があることで湿気や雑菌がこもりやすくなり、体臭や蒸れの原因となります。
背中脱毛を行うことで毛穴が引き締まり、汗や皮脂がたまりにくくなるため、雑菌の繁殖や臭いの発生を抑えられます。
結果として、清潔感が保たれ、日常生活での不快感も大きく軽減されます

医師

まとめると背中脱毛は、見た目の印象を良くするだけでなく、背中ニキビや体臭、蒸れといった肌トラブルの改善や予防にも効果的です。
自己処理の手間やリスクも減らせるため、背中の悩みを抱えている方にはおすすめできる施術です。

背中脱毛のデメリット

ここまで背中脱毛のメリットについてご紹介しましたが、施術を検討する際は、メリットだけでなくリスクや注意点も理解しておくことが大切です。ここからは、背中脱毛のデメリットについて詳しく解説します。

背中脱毛のデメリット

効果を実感するまでの期間

脱毛の効果をしっかり感じるまでには半年から2年程度の期間が必要となります。
それは、背中脱毛の効果を実感するまでには、クリニックの医療レーザー脱毛であれば3回ほど、サロンの光脱毛では10回程度の施術が必要だからです。
これは、背中の毛が成長期・退行期・休止期といった毛周期を持ち、1回の施術で全ての毛に効果が出るわけではないためです。特に背中は面積が広く、うぶ毛が多いことから他の部位よりも施術回数や期間が多くかかる傾向があります

施術時の痛みについて

背中脱毛の痛みについては、患者さまの声やSNS体験談でも「思ったより痛みは少ない」「輪ゴムで軽く弾かれる程度」「ほぼ無痛だった」といった声が多く、他の部位に比べて背中は比較的痛みを感じにくい傾向があります。
ただし、レーザー脱毛の場合は熱による刺激でヒリヒリ感や強い痛みを感じる方もおり、痛みに敏感な方には負担となることもあります。施術時の痛みを和らげる方法もあり、この点については後ほど詳しく解説します。

硬毛化・増毛化のリスク

硬毛化・増毛化とは、脱毛を受けた部位の毛が逆に太く硬くなったり、毛が増えたように感じる現象です。
このリスクは、レーザーや光脱毛の熱エネルギーが毛根や発毛組織に十分に伝わらず、破壊しきれなかった場合に発毛組織が刺激されて活性化し、毛が太く硬くなったり、休止していた毛穴から新たに毛が生えてくることで起こると考えられています。
硬毛化・増毛化のリスクを軽減するには、適切な脱毛機器の種類を選ぶことや施術の間隔を守ることが有効です。
また、医療脱毛を選ぶことでリスクを抑えやすくなります。これらの具体的な方法については、後ほど詳しく解説します。

毛嚢炎などの一時的な肌トラブル

背中脱毛の施術後には、毛嚢炎などの一時的な肌トラブルが起こることがあります。
これらは多くの場合、数日から1週間程度で自然に治まりますが、まれに症状が強く出ることもあるため注意が必要です。詳しい症状や原因については次で説明します。

毛嚢炎の症状と原因

毛嚢炎の症状と原因

毛嚢炎は、毛穴の部分が赤く腫れ、小さな隆起や膿を伴う水疱ができる皮膚の炎症です。
主な原因は、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌といった皮膚の常在菌が、ムダ毛処理や摩擦などで傷ついた毛穴から侵入し、炎症を起こすことにあります。
背中は皮脂分泌が多く、毛穴が詰まりやすいため、毛嚢炎が起こりやすい部位です。

対処法と予防策

毛嚢炎ができた場合、医療脱毛クリニックでは医師の診察のうえ、炎症止めの軟膏や必要に応じて抗生剤を処方してもらえます。
多くは数日で自然に治りますが、症状が強い場合は早めの受診が安心です。予防策としては、施術後は肌を清潔に保ち、しっかり保湿や紫外線対策を行うことが大切です。また、自己処理を避け、刺激を与えないことも肌トラブルの予防につながります。

医師

背中脱毛には「効果を実感するまでの期間」「施術時の痛み」「硬毛化・増毛化のリスク」「毛嚢炎などの一時的な肌トラブル」といった4つのデメリットがありますが、これらの多くは適切なケアや医療機関での対応により十分に解消できます。リスクを正しく理解し、対策を取ることで、安心して背中脱毛を受けることが可能です。

背中脱毛の種類と選び方

エステ脱毛

これまで背中脱毛のメリットやデメリットについて解説してきましたが、実際に施術を選ぶ際には「サロン脱毛」と「医療脱毛」の2種類があることを知っておく必要があります。
それぞれ効果や痛み、費用など特徴が異なるため、ご自身の目的や希望に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。

サロン脱毛と医療脱毛の違い

サロン脱毛と医療脱毛には、施術回数や施術者、脱毛効果に明確な違いがあります。

医療脱毛医療脱毛は医療機関で医師や看護師が施術し、高出力レーザーで毛を作る組織を破壊するため、5~8回程度で永久脱毛効果が期待できます。
サロン脱毛サロン脱毛はエステティシャンが担当し、弱い光で毛根にダメージを与える方法です。毛を抑える効果にとどまり、12~18回ほど通う必要があります。

この差は、医療脱毛が毛根そのものを破壊する一方、サロン脱毛は毛の成長を一時的に抑えるだけで根本的な処理ができないためです。

ご自身の希望やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

医師

中村医師

背中脱毛に最適な脱毛方法

背中脱毛の最適な方法は、患者さまの目的や肌質によって異なりますが、総合的に見ると医療脱毛がおすすめです。

医療脱毛がおすすめな理由

医療脱毛は高出力レーザーを用いるため、少ない回数でしっかりとした効果が得られるからです。
また、医師や看護師が常駐しているため、硬毛化・増毛化や毛嚢炎などの肌トラブルが万が一起きても、すぐに適切な処置が受けられます
以前エステ脱毛を受けられた患者さまで要因に切り替えていただいた患者さまも多く「毛嚢炎を放置して悪化し、跡が残ってしまった」「硬毛化に気付かず自己処理を続けて肌が荒れた」といった方が多いです。
毛嚢炎などの肌トラブルは、専門的な対応が遅れると症状が長引いたり、色素沈着や傷跡が残るリスクもあります。こうしたトラブルを未然に防ぎ、安心して背中脱毛を受けるためにも、医療脱毛が最もおすすめです。

サロン脱毛の特徴と向いている人

サロン脱毛は、痛みが少なく肌への負担も軽いため、敏感肌の方や脱毛初心者に向いています。
また、1回あたりの費用が安く、予約の融通が利きやすいので、忙しい方や学生、パートタイマーなど自分のペースで通いたい方にもおすすめです。

医師

背中脱毛は基本的に医療脱毛がおすすめです。
医療脱毛は高出力レーザーを使うため、効率よく短期間で脱毛が完了し、医師のサポートのもと安心して施術を進められます。一方、サロン脱毛は費用を抑えたい方や、時間に余裕があり自分のペースで通いたい方には選択肢の一つです。ご自身の目的やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

セルフケアの限界

背中のセルフケアは一見手軽に思えますが、実際には限界があります。
理由として、背中は手が届きにくく、鏡でも見えづらいため剃り残しやムラが生じやすいことが挙げられます。

  • カミソリやシェーバーでの処理は、肩甲骨や背骨の凹凸でうまく剃れず、無理に行うとケガや肌荒れのリスクがあるため
  • 背中は皮膚の感覚が鈍いため、気づかないうちに深剃りしてしまい、乾燥や炎症につながることもあるため
  • 剃り残しや処理ムラが生じやすく、見た目が不自然になるため

このように、セルフケアには物理的・衛生的な限界があり、肌トラブルのリスクも高まるため、プロによる脱毛を検討する方が安心です。

背中脱毛の効果と必要な回数

医療脱毛は少ない回数で効果を実感しやすいのが特徴ですが、背中脱毛の場合も個人差があります。ここからは、背中脱毛に必要な回数やなぜ複数回の施術が必要なのかについて詳しく解説します。

脱毛完了までの目安回数

これまでにもご説明した通り、背中脱毛の施術回数には違いがあります。
医療脱毛の場合、完了までに5回~8回程度が目安です。一方、サロン脱毛では12回~18回程度必要になります。この回数の差が生じる理由については、次で詳しく解説します。

背中脱毛が複数回照射が必要な理由

背中脱毛は一度で完了するものではなく、複数回の施術が必要です。その理由は主に下記の2点あります。

毛質や毛量背中は産毛が多く、細い毛はレーザーの光が反応しにくいため、医療脱毛機器によっては他の部位よりも回数が多くなりがちです。
毛周期全ての毛が同時に成長しているわけではなく、成長期の毛は全体の10~20%ほどしかありません。そのため、1回の施術で全ての毛に効果を出すことはできず、毛周期に合わせて繰り返し照射する必要があるためです。

背中の状態による効果の違い

背中の脱毛効果や必要な回数は、お肌の状態によっても大きく左右されます。
たとえば、背中にニキビがある場合や、傷・ほくろが多い場合は、その部分を避けて照射する必要があるため、全体の仕上がりや回数に差が出ることがあります。

ニキビがある場合の効果

ニキビがある場合の効果

背中にニキビがある場合、脱毛時には炎症を起こしている赤ニキビや化膿したニキビ部分を避けて照射する必要があります。
このため、照射できない範囲が出てしまい、結果として脱毛完了までに通常より多くの回数がかかることがあります。

例えば、医療脱毛の場合でも通常5~8回が目安ですが、ニキビが多い方は10回以上かかるケースもあります。
一方、白ニキビや黒ニキビ、治りかけのニキビ跡であれば、そのまま照射できることが多いです。
ジェントルマックスプロプラスという最新医療脱毛機器は肌への刺激が少なく、炎症部位を避けることなく照射できるます。こうした機器を導入しているクリニックであれば、より効率的に脱毛を進められます。

傷やほくろがある場合の注意点

傷やほくろがある場合、脱毛レーザーは色素や炎症部分に強く反応するため、火傷や色素沈着のリスクを避ける目的で、その部分を避けて照射するのが一般的です。
そのため、傷やほくろが多いと照射できない範囲が増え、にきびと同様に全体の仕上がりにムラが出たり、満足いく効果を得るまでに通常より多くの回数が必要になることがあります。
ニキビと同様に、ジェントルマックスプロプラスなどの医療脱毛機器の場合、肌への負担を抑えつつ、色素沈着やほくろ部分にも配慮しながら施術ができます。基本的には医師の診察のもと、状態を見極めて安全に進めることが大切です。

背中脱毛の痛みと対策

背中脱毛の痛みと対策

先で医療脱毛では痛みを感じることがあるとお伝えしましたが、実際にはさまざまな対策で痛みを軽減できます。
ここからは、背中脱毛の痛みを和らげるための方法や、痛みを感じやすい方でも安心して施術を受けられる工夫について詳しくご説明します。

背中脱毛の痛みレベル

背中脱毛の痛みは、よく「輪ゴムで軽く弾かれる程度」と表現されますが、実際には個人差があり、背中は他の部位と比べて痛みが少ない傾向です。
毛が細く脂肪が多い部位は痛みを感じにくく、背中は「少しヒリヒリする程度」「ほぼ無痛」と感じる方が多いです。
ただし、毛量や肌状態によって感じ方は変わるため、不安な場合はスタッフに相談しながら進めると安心です。

痛みを軽減する方法

背中脱毛の痛み対策を、下記にタイプ別に分けてご紹介します。

1.痛みに弱い方・過去に強い痛みを感じた方

  • 麻酔クリームの利用
  • 蓄熱式脱毛機の選択
  • ジェントルマックスプロプラスなど冷却ジェルや冷却機能付き脱毛機の利用

2.敏感肌・乾燥しやすい方

  • 施術前後の十分な保湿ケア(後ほど詳しく解説いたします)
  • 肌に優しい蓄熱式脱毛機を選択
  • 体調が良いときに施術予約

3.日焼けしやすい・屋外での活動が多い方

  • 施術前後の徹底した日焼け対策(汗や水に強いタイプのSPF30以上の日焼け止めの使用)
  • 日焼け直後は施術を避ける

4.忙しくて体調管理が難しい方

  • 体調が安定している時期を選んで予約
  • 施術前の十分な睡眠・栄養補給
医師

ご自身のタイプに合わせてこれらの対策を組み合わせることで、背中脱毛の痛みをより効果的に軽減できます。

背中脱毛の準備とアフターケア

これまで痛みを軽減する方法についてお伝えしましたが、背中脱毛では施術前後の準備やアフターケアも非常に重要です。
敏感肌や乾燥しやすい方はもちろん、すべての方に保湿ケアが必要であり、これらのケアは脱毛効果を高めるだけでなく、肌トラブルの予防にもつながります。次に、具体的な準備とアフターケアのポイントについてご説明します。

施術後のケア方法

施術前の準備

まず施術前に重要な点は「保湿」です。
施術の1日前までに、化粧水や乳液、ボディクリームなどで背中全体をやさしく保湿しましょう。保湿剤は摩擦を避け、手のひらで包み込むように塗布します。施術当日は化粧水のみ軽く使い、クリームやオイルは避けてください。毛穴をふさぐとレーザー効果が下がるためです。
他、施術前には自己処理が必要ですが、処理方法やアルコール・薬の制限など注意点もあります。詳細は次で解説します。

自己処理についての注意点

自己処理は施術の1日前までに行うことが大切です。
直前に処理すると肌に微細な傷が残りやすく、施術時の刺激で赤みや炎症が起こるリスクが高まります。
また、カミソリよりも電気シェーバーを使うと肌への負担が少なくおすすめです。逆に、除毛クリームや毛抜きは肌トラブルや脱毛効果の低下につながるため避けてください。

アルコール摂取と薬の制限

アルコールは施術の12時間前から摂取を控える必要があります。これは、飲酒によって血行が良くなり、脱毛時や直後に赤みや炎症、かゆみなどの肌トラブルが起こりやすくなるためです。また、アルコールは体内の水分を奪い、脱毛後の乾燥やバリア機能の低下も招くため、施術前後の飲酒は避けてください。

薬については、抗生物質やステロイド、光過敏を起こす薬(抗菌薬、抗てんかん薬、抗うつ薬など)は、少なくとも施術の1週間前から使用を中止する必要があります。これらの薬はレーザーへの反応を強めたり、肌トラブルのリスクを高めたりするためです。服用中の薬がある場合は、必ず事前に医師へ相談し、指示を仰いでください。

施術後のケア方法

施術後の背中は、レーザーの熱や光の影響で水分が奪われ、乾燥しやすく敏感な状態になります。
そのため、施術直後から化粧水や乳液、クリームなどでしっかりと保湿することが大切です
赤みやヒリつきがある場合は、無香料・無着色など低刺激の保湿剤を選び、肌への負担を最小限に抑えましょう。また、衣類との摩擦による刺激を避けるため、肌触りの良い柔らかい素材の服を着るのも効果的です。
保湿を怠ると赤みやかゆみ、乾燥による炎症などの肌トラブルが起こりやすくなり、脱毛効果も下がる恐れがあります。
そのため、施術後数日間は特に念入りに保湿ケアを続け、肌のバリア機能を守ることが大切です

背中脱毛のサロン・クリニック選びのポイント

背中脱毛のサロン・クリニック選びのポイント

ここまで背中脱毛の効果やケア方法についてご紹介してきましたが、施術を受けるクリニックやサロン選びも非常に重要です。これからは、安心して通えるクリニックを選ぶためのポイントについて解説します。

背中脱毛に対応しているか確認

まず、希望するクリニックが背中脱毛に対応しているかを必ず確認しましょう。
全てのクリニックが背中脱毛を扱っているわけではなく、顔やVIO、全身脱毛のみを提供しているクリニックもあります。特に部分脱毛メニューがない場合や、男性専用・女性専用で対応部位が限定されていることもあるため注意が必要です。
調べる際は、公式サイトの施術メニューや料金表、口コミサイトなどで「背中脱毛」の記載があるかを確認しましょう。不明な場合は、電話やメールで直接問い合わせるのが確実です。

処理範囲の詳細をチェック

背中脱毛を検討する際は、処理範囲の詳細を必ず確認しましょう。
クリニックによっては「背中上部」「背中下部」「肩」など細かく範囲が分かれている場合があります。背中全体を広範囲に処理してくれるクリニックを選ぶことがおすすめです。

シェービングサービスの有無

背中脱毛を受ける際は、事前の自己処理が必要ですが、背中は自分で見えづらく、剃り残しや肌トラブルのリスクが高い部位です。
そのため、プロによるシェービングサービスを利用するのがおすすめです。
ただし、クリニックによってはスタッフによるシェービングに毎回1,000円~3,000円程度の追加料金がかかる場合が多く、5回施術すると5,000円~15,000円の負担になることもあります。(剃り残しがあった場合の料金がかかる場合もあります)

医師

一方で、背中やうなじなど手が届きにくい部位は無料でシェービングしてくれるクリニックもあるため、事前にシェービング代の有無を確認することが大切です。費用面や手間を考慮し、自分に合ったサービスを選びましょう。

スタッフの対応と技術力

スタッフの対応や技術力は、脱毛効果や安全性に直結します。
技術が不足していると照射漏れや肌トラブルのリスクが高まるため、経験豊富なスタッフが在籍するクリニックを選ぶことが重要です。
見分けるポイントとしては、開院数や症例実績の多さ、スタッフの研修制度、口コミでの評価などが参考になります。
また、カウンセリング時の説明の丁寧さや、施術時の配慮も信頼できるクリニックの判断材料となります。

医師

これら4つのポイントを抑えて自分に適したクリニックを選ぶことがおすすめです。

背中脱毛の料金相場

背中脱毛の料金相場

クリニック選びのポイントについて解説してきましたが、実際に背中脱毛を検討する際には料金も気になる方が多いでしょう。ここからは、医療脱毛とサロン脱毛それぞれの料金相場について詳しくご説明します。

医療脱毛の費用相場

医療脱毛クリニックで背中全体(首の付け根から腰骨まで)を施術する場合、おおよそ完了が期待できる5回コースでは、おおよそ5万円~10万円が一般的な相場です。クリニックによっては部位を「上部」「下部」に分けて料金設定している場合もあるため、全体を希望する場合はセットプランを選ぶと割安になることが多いです。

脱毛サロンの費用相場

脱毛サロンで背中全体(首の付け根から腰骨まで)の脱毛を受ける場合、。脱毛がある程度完了する12回~18回では、合計で約10万~15万円が一般的です。

コストパフォーマンスの良い選び方

コストパフォーマンスを重視するなら、まずは5~6回コースで契約し、効果を見てから追加を検討する方法が有効です。
キャンペーンや割引を活用する際は、シェービング代や麻酔代などのオプション費用を事前に確認し、総額で比較することも大切です。
また、医療脱毛は回数が少なく済むため、長期的にはサロンより費用を抑えられるケースが多いため、コストパフォーマンスだけで選ぶとなると医療脱毛がおすすめです。

浜松で背中脱毛するならハートライフクリニック

1

肌質・毛質に合わせて使い分け

お一人おひとりに合わせた医療脱毛

医療脱毛機器

背中脱毛の効果を最大限に引き出すには、毛質や体質に合わせて最適な脱毛機器を使い分ける必要があります。
当院では、この個人差に対応するため、医師や看護師が患者さまの毛質や脱毛部位に応じて複数の脱毛機器を使い分けています
特に、当院で取り扱っている、最新の医療脱毛機器「ジェントルマックスプロプラス」は、浜松で導入しているクリニックは浜松市内でも4院しかなく、少ない回数で効果を発揮することが期待できます。

2

剃毛料無料!

剃り残しやお手入れが難しい部位は看護師が剃毛

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背中など手の届きにくい部分や剃り残しは、当日スタッフが無料で丁寧にシェービングいたしますので、ご安心ください。
ただし、広範囲の剃り残しがある場合、シェービングに時間がかかり、予定のレーザー照射が完了できないことがあります。スムーズな施術のため、ご自身で届く範囲は事前に剃毛をお願いいたします。

3

開院19年と肌治療64,000件

口コミ評価4.6以上

口コミ評価4.36以上

当院では、開業から19年間にわたり医療脱毛を提供し、これまでに64,000件以上の肌治療実績を積み重ねてまいりました。その経験を活かし、患者さま一人ひとりの肌質や毛質を丁寧に診断し、最適な施術を行っています。また、多くの患者さまから高い評価をいただき、Googleの口コミ評価では2025年5月19日時点で4.36以上の評価をいただいております。

まずは無料カウンセリング

背中脱毛のサロン・クリニック選びのポイント

当院では、最新のジェントルマックスプロプラスを導入しており、浜松市内では導入院は4院のみです。痛みや肌への負担が少ない高性能な機器で、安心して施術を受けていただけます。まずはお気軽に無料カウンセリングへお越しください。

まとめ

背中脱毛は、清潔感や見た目の向上、背中ニキビや体臭・蒸れの予防、自己処理の手間軽減など多くのメリットがあります。一方で、効果実感までの期間や痛み、硬毛化・肌トラブルのリスクもあるため、正しい知識と準備・アフターケアが重要です。
医療脱毛は少ない回数で高い効果が期待でき、トラブル時も医師のサポートが受けられる点が魅力です。クリニック選びでは、施術範囲やシェービングサービス、スタッフの技術力、料金体系をしっかり確認しましょう。自分に合った方法と信頼できるクリニックを選ぶことで、安心して背中脱毛に取り組めます。
背中脱毛が気になる方はぜひ浜松のハートライフクリニックまで無料カウンセリングにお越しください。

このページの監修医師

ハートライフクリニック院長 渡邊雅人

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

記事医師監修

渡邊雅人

ハートライフクリニック院長

日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ポリフトXC認定医

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