
近年、メンズ脱毛の中でも人気なの部位が「うなじ脱毛」です。
清潔感あふれるうなじは、ビジネスシーンや私生活でも好印象を与える重要なポイントです。
しかし、自分では見えにくく手入れが難しいうなじは、適切なケアが行き届かないことも多いのが現実です。
本記事では、メンズうなじ脱毛に関する基本情報から、効果、痛み、料金相場まで徹底解説します。
初めて脱毛を検討する方も、すでに他の部位の脱毛経験がある方も、うなじ脱毛に関する疑問や不安を解消し、専門的な知識をわかりやすくお伝えします。
メンズうなじ脱毛の基本情報
メンズのうなじ脱毛の基本情報を解説いたします。
うなじ脱毛とは何か

うなじ脱毛とは、首の後ろ側(後頸部)に生えている毛を、レーザーや光脱毛などの技術を用いて減らしたり、永久的に除去したりする施術です。(写真は女性モデルになります)
メンズの場合、この部位は髪の毛の生え際から襟足にかけての範囲を指し、毛量や毛質には個人差があります。
うなじの毛は自己処理が難しく、放置すると不潔な印象を与えかねない部位です。
特に短髪スタイルの方や、ビジネスシーンで清潔感を重視する営業の方にとって、うなじの脱毛は身だしなみを整える上で大きな役割を果たします。
うなじ脱毛で得られるメリット
うなじ脱毛を行うことで、下記のようなメリットがあります。
1.清潔感の向上:うなじの毛が適切に処理されていると、全体的な印象が格段に清潔になります。
2.自己処理からの解放:見えにくく手が届きにくいうなじは、自己処理が非常に困難です。脱毛することで面倒な自己処理から解放されます。
3.襟足のスッキリ感:シャツやジャケットを着た際に、襟元からはみ出る毛がなくなり、スマートな印象になります。
4.汗や皮脂によるニオイの軽減:毛が少なくなることで、汗や皮脂が毛に付着することによるニオイが軽減されます。
5.ヘアスタイルの幅が広がる:うなじがきれいに整っていることで、ショートヘアやツーブロックなど、うなじが見えるヘアスタイルを自信を持って楽しめます。

自分では気づきにくい“後ろ姿”こそ、あなたの印象を大きく左右します。
うなじは自分ではなかなか見えませんが、実は周囲の人から意外と見られているパーツです。特に営業職など人と接する機会が多い方にとっては、うなじの清潔感が見た目の印象や、場合によっては匂いなどにも影響します。うなじ脱毛をすることで、後ろ姿まで自信を持てるようになり、より一層好印象を与えることができます。
医療脱毛とサロン脱毛の違い
うなじ脱毛を検討する際、医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)の二つの選択肢があります。
それぞれの特徴を理解して選びましょう。
医療脱毛の特徴
・医師による施術または医師の監督下での施術が行われる
・医療用レーザーを使用するため、高い効果が期待できる
・永久脱毛効果が得られる
・1回あたりの効果が高く、比較的少ない回数で効果を実感できる
・痛みが強い場合は麻酔を使用できる
・サロン脱毛に比べて1回あたりの料金は高め

お忙しい方には医療脱毛がおすすめです。
サロン脱毛では完了までに最短でも15回ほど通う必要がありますが、医療脱毛なら最短5回ほどで永久脱毛効果が期待できるのがポイントです。
サロン脱毛の特徴
・医療資格を持たないエステティシャンによる施術
・光脱毛(IPL)やSSC脱毛など、比較的痛みの少ない方法を採用
・永久脱毛ではなく減毛効果(効果は一時的で、時間が経つと再生する可能性がある)
・医療脱毛より多くの回数が必要だが、1回あたりの料金は安め
・痛みは医療脱毛より少ないが、効果も穏やか

痛みが気になる方や時間に余裕のある方には、1回あたりの料金が抑えられているため、まずは気軽に試してみたいという方にぴったりです。
うなじ脱毛の範囲とデザイン
一般的な施術範囲

うなじ脱毛の一般的な施術範囲は、上記画像のように髪の毛の生え際から首の付け根にかけての範囲です。
具体的には以下のエリアが含まれます。
1.襟足ライン:髪の生え際から首の後ろにかけてのライン
2.サイドライン:耳の後ろから首にかけての両サイド部分
3.首の後ろ全体:襟足から背中の上部にかけての範囲

施術を受ける前に、希望する範囲を明確に伝えることが重要です。
クリニックやサロンによっては、「うなじ」の定義が若干異なる場合があるので、事前のカウンセリングで必ず確認しましょう。
髪の毛との境界線について
うなじ脱毛を行う上で重要なのが、髪の毛との境界線の設定です。この境界線の決め方によって、仕上がりの印象が大きく変わります。
♦境界線を決める際のポイント
・現在のヘアスタイルだけでなく、将来変更する可能性も考慮する
・頭の形や首の長さなど、個人の骨格に合わせる
・自然な見た目になるよう、急激な変化を避ける
理想的な境界線は、髪を上げたときにも不自然に見えず、かつ髪を下ろしたときに脱毛部分が見えすぎないラインです。専門家のアドバイスを参考にしながら、自分に最適な境界線を決めましょう。
デザインのバリエーションと選び方
うなじ脱毛には、いくつかの定番デザインパターンがあります。
1.ナチュラルライン:自然な髪の生え際に沿って、不必要な毛だけを処理するスタイル。最も自然で違和感の少ないデザイン。
2.ストレートライン:襟足をまっすぐな直線でカットするスタイル。シャープでクリーンな印象を与えます。
3.ラウンドライン:襟足を緩やかなカーブを描くようにデザインするスタイル。やわらかい印象で、多くの男性に人気です。
4.スクエアライン:襟足の中央部分をやや下げて、角ばったデザインにするスタイル。個性的でモダンな印象を与えます。
5.グラデーションスタイル:境界線をあえて明確にせず、徐々に毛が薄くなるようにデザインするスタイル。非常に自然な仕上がりになります。
顔型に合わせたおすすめスタイル
顔型によって似合ううなじのデザインは異なります。以下は、顔型別のおすすめデザインです。
・丸顔の方:襟足をやや低めにし、サイドは短くすることで顔の縦のラインを強調するストレートラインがおすすめ。
・面長の方:襟足を高めに設定し、ラウンドラインで優しい印象に。縦のラインを強調しすぎないようにします。
・四角顔の方:角張った印象を和らげるために、襟足は緩やかなラウンドラインが調和します。
・ベース型(逆三角形)の方:下部が広がるようなデザインで、バランスを取るのがおすすめ。
あくまでも参考程度に考え、実際には担当のスタイリストや施術者と相談しながら、自分の骨格や好みに合ったデザインを選ぶことが大切です。
うなじ脱毛の効果と回数
ここまで、うなじ脱毛の基本情報やデザインについてご紹介してきましたが、ここからはうなじ脱毛の効果や必要な回数についてご説明いたします。
脱毛効果の現れ方
うなじ脱毛の効果は、一度の施術ですぐに完全に現れるわけではありません。毛周期に合わせて段階的に効果が現れていきます。
1.初回施術後(1〜2週間):施術直後は変化を感じにくいことが多いですが、1〜2週間経つと施術時に照射された毛が抜け落ち始めます。
2.2回~3回の施術後(2〜3ヶ月):毛が薄くなり始め、生えてくるスピードも遅くなってきたことを実感できます。
3.中間地点(4回目~):明らかな毛量の減少が見られ、自己処理の頻度が格段に減ります。
4.完了に近づいた段階(5回目~):ほとんど毛が生えてこなくなり、生えてきても非常に細く目立たない状態になります。
医療脱毛とサロン脱毛では効果の現れ方に差があり、医療脱毛の方が早く効果を実感できる傾向にあります。
必要な施術回数の目安
うなじ脱毛に必要な施術回数は、個人の毛質や濃さ、選択する脱毛方法によって異なります。
■医療脱毛の場合
・平均的な回数:5〜8回
・毛が濃い方:8〜10回
・理想的な脱毛効果を得るまでの期間:1年〜1年半
♦サロン脱毛の場合:平均的な回数:12〜18回
毛が濃い方:18〜24回
理想的な脱毛効果を得るまでの期間:1年半〜2年
施術の間隔は、医療脱毛の場合は2〜3ヶ月、サロン脱毛の場合は1〜2ヶ月が一般的です。
毛周期に合わせて施術を行うことで、効率よく脱毛効果を得ることができます。
関連記事:ヒゲ脱毛の間隔、どれくらい空けるべき?最適な期間と注意点を徹底解説!
産毛への効果について
うなじには、太い毛だけでなく細い産毛も生えています。これらの産毛に対する脱毛効果については、以下のポイントを理解しておく必要があります。
医療脱毛の場合:医療レーザーは黒い色素(メラニン)に反応するため、色の薄い産毛には効果が出にくい場合があります。しかし、最新のジェントルマックスプロプラスのような医療レーザーは産毛への効果も期待できます。
サロン脱毛の場合:光脱毛は医療レーザーより出力が低いため、産毛への効果はさらに限定的です。
産毛の脱毛には、複数の種類のレーザーを組み合わせた施術や、特に産毛に効果的な波長のレーザーを使用するクリニックを選ぶと良いでしょう。また、産毛は完全に除去するのではなく、自然な印象を残すために適度に残すという選択肢もあります。
うなじ脱毛の痛みと所要時間
続いて、患者さまからご質問の多い「うなじ脱毛の痛みや所要時間」についてご説明いたします。
痛みのレベルと感じ方の個人差
うなじ脱毛の痛みについては、個人差が大きいものの、一般的には下記のような特徴があります。
◆痛みの感じ方の目安:
輪ゴムではじかれたような痛み(医療脱毛の場合)
熱いお湯がかかったような熱さ(サロン脱毛の場合)

うなじは比較的皮膚が薄く、神経が通っている部位であるため、他の部位と比べて痛みを感じやすい傾向があります。特に下記の場合は痛みを強く感じる可能性があります。
・毛が濃く太い方
・色黒の肌の方
・痛みに敏感な方
・施術前日に飲酒をした方

痛みに不安がある場合は、事前に施術者に伝えておくと良いでしょう。医療脱毛では麻酔クリームを使用することで、痛みを軽減することができます。
医療脱毛とサロン脱毛の痛みの違い
医療脱毛とサロン脱毛では、使用する機器の違いから痛みのレベルにも違いがあります。
サロン脱毛の痛み:
・光脱毛など出力が抑えられているため、痛みは比較的マイルド
・じんわりとした熱さを感じる程度
・効果は穏やかだが、痛みも少ない
・麻酔は使用できない
医療脱毛の痛み:
・レーザーの出力が高いため、痛みを感じる方もいる
・一瞬の強い痛みを感じることが多い
・毛根に直接ダメージを与えるため、効果が高い分痛みも強い
・最新機器のジェントルマックスプロプラスなどは冷却ガスが照射時出るため痛みを抑えられる
・麻酔クリームの使用が可能
1回あたりの照射時間
うなじ脱毛の1回あたりの施術時間は、比較的短時間で終わることが多いです。
・うなじのみの脱毛:約5〜15分
・準備や説明を含めた総時間:約30分
ただし、下記の要因によって所要時間は変動します。
・施術範囲の広さ
・毛の濃さや量
・使用する脱毛機器の種類
・クリニックやサロンの混雑状況

初回は、カウンセリングや肌質チェックなどが加わるため、1時間半程度見ておくと安心です。
全体の通院期間
うなじ脱毛の完了までの通院期間は、選択する脱毛方法や個人の毛質によって異なります。
下記にまとめてみました。
脱毛方法 | 必要回数 | 施術完了までの期間 |
---|---|---|
医療脱毛 | 5〜8回 | 約1年〜1年半 |
サロン脱毛 | 12〜18回 | 約1年半〜2年 |
効率的に脱毛効果を得るためには、クリニックやサロンが推奨する適切な間隔で通院することが重要です。毛周期に合わせた施術を行うことで、最小限の回数で最大限の効果を得ることができます。
脱毛前の準備とアフターケア

これまで脱毛に必要な回数や期間についてご説明してきましたが、できるだけ少ない回数で、短期間で脱毛を終えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そこでここからは、より効率的に、少ない回数で脱毛を完了させるための方法をご紹介します。
事前の自己処理について
うなじ脱毛では、施術前にある程度の剃毛が必要ですが、自己処理の方法を誤ると脱毛効果が十分に得られない場合があります。そこで、効率よく脱毛を進めるための自己処理のポイントを解説します。
- 施術の1〜2日前に処理する:施術の1〜2日前に自己処理を行いましょう。直前に剃毛すると肌に傷ができる可能性があり、施術を受けられなくなる場合があります。前日までに処理しておくのがおすすめです。
- 施術方法:施術方法は「電子シェーバー」がおすすめ。お肌への負担を最小限にできます。
- 禁止事項:毛抜きや脱毛ワックスの使用は避けましょう。これらの方法は毛根まで取り除いてしまうため、脱毛施術の効果が十分に得られなくなる可能性があります。
施術後のケア方法
うなじ脱毛後の適切なアフターケアは、効果を最大化し、肌トラブルを防ぐために重要です。下記のポイントを実践することがおすすめです。
効果を最大化させるためのアフターケア
- 日焼けを避け、外出時は日焼け止めを使用する
- 施術後は刺激の強い化粧品や保湿剤の使用を避ける
- サウナやホットヨガなど、肌が熱くなる活動を控える
- うなじを清潔に保つ
- 施術後に異常が現れた場合はすぐにクリニックやサロンに相談する
肌荒れ防止のためのアフターケア
- 激しい運動や入浴を避け、シャワーのみにする
- 冷たいタオルなどで冷やし、肌の熱を取る
- アルコール摂取を控える
- こすったり擦ったりしない
- 刺激の少ない保湿剤でこまめに保湿する
- うなじは汗をかきやすいので、清潔に保つ

脱毛後にしっかりアフターケアを行うことで肌トラブルを防ぎ、次回の施術もスムーズに受けられます。
肌荒れが起きると照射できず期間が延びるため、ケアの徹底が効率的に少ない回数で脱毛完了につながります。
うなじは脱毛でなくセルフケアや理容院で処理してもらうだけでは難しいの?
うなじは自分では見えにくい部位のため、合わせ鏡を使っても剃り残しや剃りすぎ、形の失敗が起こりやすいです。プロでないと肌を傷つけたり、理想的な形に整えるのが難しいため、セルフケアはリスクが高いと言えます。
もちろん理容室などで整えてもらうことは可能ですが、髪の毛と同様に形が少しでも崩れると違和感が強くなるため、頻繁にメンテナンスが必要になる点もデメリットです。
浜松でうなじ脱毛を行うならハートライフにお任せ
1
肌質・毛質に合わせて使い分け
お一人おひとりに合わせた医療脱毛

うなじ脱毛の効果を最大限に引き出すには、毛質や体質に合わせて最適な脱毛機器を使い分ける必要があります。
当院では、この個人差に対応するため、医師や看護師が患者さまの毛質や脱毛部位に応じて複数の脱毛機器を使い分けています。
特に、当院で取り扱っている、最新の医療脱毛機器「ジェントルマックスプロプラス」は、浜松で導入しているクリニックは浜松市内でも4院しかなく、少ない回数で効果を発揮することが期待できます。
2
細かなデザインも可能
髪の毛ギリギリまでデザイン可能

従来のレーザー脱毛は照射口が広く細部が難しいですが、当院では浜松では数少ないニードル脱毛を導入しております。ニードル脱毛なら髪の毛ギリギリまで繊細なデザインが可能です。
産毛や複雑なラインも調整でき、繊細な仕上がりが実現できます。
(※ニードル脱毛は別料金となります)
3
肌症例64,000件以上
お肌のトラブルにも迅速に対応

当院は肌の治療実績が64,000件以上あり、万が一トラブルが発生しても迅速に対応可能です。
エステ脱毛で効果が得られなかったり肌トラブルを経験した方が、当院に切り替えて通院されるケースも多くなっています。
まずは無料カウンセリングを

うなじ脱毛には経験とセンスが求められますが、当院では開院19年以来、実績豊富な看護師が丁寧に対応しています。まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
まとめ
うなじ脱毛を効率的に進めるためには、適切な施術やケアが大事です。ここで紹介したポイントをおさらいしましょう。
- うなじ脱毛は自分では見えにくくセルフケアが難しいため、プロによる脱毛施術がおすすめです。
- 医療脱毛はサロン脱毛よりも少ない回数で高い効果が期待でき、トラブル時も医師が迅速に対応可能です。
- 施術範囲やデザインは個人の顔型や希望に合わせて調整でき、髪の毛との境界も自然に仕上げられます。
- 施術前後の正しいケアやアフターケアを徹底することで、肌トラブルを防ぎ、効率的に脱毛を完了できます。
男性のうなじ脱毛は清潔感を高める効果があります。気になる方は、まずはお気軽に無料カウンセリングへお越しください。
このページの監修医師

記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ポリフトXC認定医