1回でシミが取れる可能性のある治療としては、「Qスイッチヤグレーザー」を採用しております。

当院は、「ただレーザーを打つだけ」がシミ取りレーザー治療とは考えておりません。

前述の通り、シミの症状や濃さによって2〜3回の照射が必要になると判断した場合は、カウンセリング時点で正直にお伝えしております。

当院のカウンセリングは必ず看護師が行い、診察は日本形成外科学会専門医認定の医師により行い、治療を進めていきます。
最新の肌診断機「VISIA」を使用しながら、表面のシミの種類を分析、内に秘めているシミになりうるものを明確にしながら、長期的に患者さまが明るくなれる治療方法を的確にご提案させていただきます。

また、シミにより、レーザーの種類（高周波・弱周波）で使い分けを行います。
その為、レーザーのみの治療で健康なお肌へのダメージを最小限に抑えて行っていきます。

シミ取り治療の経過

老人性色素斑・ADMの治療経過をご紹介いたします。
全てシミ取りレーザー（Qスイッチヤグレーザー）での治療になります。

老人性色素斑

ADM

①治療前

一般的によく見られる老人性色素斑です。老人性色素斑は境界線がはっきりとしていることが特徴です。このような老人性色素斑は皮膚の浅い層に集中していることが多いので、532nmの光で取っていきます。
レーザーはメラニンに反応する仕組みなので、健康なお肌へのダメージは最小限に抑えながら治療することができます。

②照射2週間後

治療後のかさぶたも取れ、お肌も安定してきた状態です。
治療後は保護テープで外部からの刺激を守ります。
治療後の抗菌・紫外線対策等のケアを行わないと、再度シミの原因を作ってしまったり、皮膚形成ができなく、傷口や痕が残ってしまいます。
当院では、アフターケアのレクチャーや、抗菌効果のあるお薬（アフターケアセット）のご案内などを行い、ご自宅でのケアについても注力しています。

③治療から約5か月後（最終状態）

5か月ほど経過した最終形態です。
照射2週間後はまだほんのりとピンクみがかっていましたが、半年もなれば健康なお肌に馴染んだお肌の色になっています。
患者様のホームケアの努力の賜物です。
とはいってもレーザー照射をしているお肌ですので、半年ほど経つまでは強く擦ったり、日焼けをしないようお肌を労わって過ごすことを推奨しています。

①治療前

頬に左右対称に出現するADM。肝斑と見間違いしてしまうことも多いですが、当院では肌診断機「VISIA」を使用しているので、的確な治療を行うことができます。

②治療から約1か月後

まだほんのりピンクになっている部分もあるので、ホームケアが重要になっていきます。
今回はお鼻あたりにあるそばかすも取りました。
場合によっては一緒に取ることもできます。これもVISIAでお肌を分析しないと判断しにくいことなので、分析は非常に重要になっていきます。

番外編！ホクロもレーザーで1回で取れる！

ホクロも場合によってはシミ取りレーザーで取ることが可能です。
シミだと思っていたらホクロだったという患者様は意外と多いです！
ふくらみのあるホクロだと高周波メス（焼灼法）での治療になりますが、ふくらみがほぼなく平坦のほくろはレーザーでお肌へのダメージを最小限に抑えて治療することが可能です。

before
（治療前）

after
（治療から1週間後）

シミ取りレーザー（Qスイッチヤグレーザー）とライムライトには、それぞれ長所と短所がございます。
ご自身のご要望に合わせて、ぜひ納得のいくシミ治療をご検討ください。

機器	ライムライト	シミ取りレーザー （Qスイッチヤグレーザー）
複数のシミに同時照射	できる	できない
照射パワー	弱め	強め
照射回数（目安）	5回〜10回	1回〜3回
保護テープ	不要	必要
ADMへの効果	期待できない	期待できる
毛穴やニキビへの効果	期待できる	期待できない

当院では長年、ベテランの看護師が患者様と向き合い、継続的にフォローさせていただくことで、リピートしてご来院くださる患者様が非常に多いクリニックとなりました。

シミ治療においても、「VISIA」と呼ばれる肌診断機器を活用し、定期的に肌の診断をさせていただくことで、治療の効果を患者様にも目で見てご実感いただいております。

1回のシミ取りで短期的にお肌の改善を期待するよりも、今後のお肌のことも長期的に考えていきたいという方はぜひ、ハートライフクリニックに足をお運びください。